キャストの撮影エピソードを聞いて楽しむ渡辺翔太

 渡辺翔太(Snow Man)、畑芽育、吉田鋼太郎、原作者の松原タニシ氏、中田秀夫監督が24日、都内で行われた『映画『事故物件ゾク 恐い間取り』公開前夜祭イベント』に登壇。撮影現場でのエピソードやキャストの意外な一面で盛り上がった。

 【写真】公開前夜祭イベントで様々な表情を見せる渡辺翔太

 邦画ホラー史上最大級の大ヒットとなる興行収入 23.4億円を記録し、社会現象になった『事故物件 恐い間取り』。その大ヒットホラーシリーズの最新作、『事故物件ゾク 恐い間取り』が7月25日に全国公開される。(配給:松竹)渡辺翔太は主人公「事故物件住みますタレント」桑田ヤヒロを演じ、ホラー映画に初挑戦する。ヤヒロと惹かれ合うヒロイン・春原花鈴役には畑芽育、ヤヒロが所属する芸能事務所社長の藤吉清役を吉田鋼太郎が務める。

 全国公開を前日に控えたこの日、主演の渡辺翔太をはじめ、畑芽育、吉田鋼太郎、原作者の松原タニシ氏、中田秀夫監督が登壇した公開前夜祭イベントでは、事前に一般募集された「家で起こった恐い話」が披露されたほか、原作者の松原タニシ氏から「暑い夏にちょっとゾクっとするプレゼント」と題して、実際の事故物件心霊映像がスクリーンに投影される一幕も。会場は恐怖と興奮が入り混じる独特の雰囲気に包まれた。

 映画単独初主演となる渡辺翔太は、今回演じたヤヒロの人物像について「多分、普段の僕そのものに近いかなって印象を受けました。自分で言うのもなんですけど、ピュアで優しい。そんなヤヒロと僕自身が本当にリンクしてる」と熱弁。 しかし、この発言には会場からまさかの笑い声が。渡辺は「なぜか笑われているのか不思議?」と首をかしげ、天然ぶりを発揮した。

 ここで撮影でのエピソードを語るコーナーへ。

 畑芽育は渡辺の意外な一面について、「おぼっちゃまっぽい行動を見た」と告白。なんと、渡辺がスタッフにみかんを剥いてもらっている現場を目撃したという。この暴露話に渡辺は「ちょっと待って、急に汗が出る!」と大焦り。「僕、今まで一度もみかんの皮を自分で剥いたことがない」とまさかの告白をすると、会場はどよめきに包まれた。「手もあれだし...やってくださる人がいるのであれば甘えます」と手を気遣ってのことだという。渡辺は「好感度が地の果て、もう畑芽育が怖い!」と苦笑い。

 最後に渡辺は「この映画公開とともに僕も夏が始まったなという実感になると思うので、ここからヒットするように頑張って盛り上がっていけたら」と公開への抱負を語り、「後で畑芽育さんにちょっとみかんの皮をむいてもらおうかなと思っています」とユーモアを交えて挨拶。これに対し畑は「断固拒否します(笑)」と返し、会場は再び笑いに包まれた。

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