ドラマ「ひとりでしにたい」第2話場面カット

佐野勇斗が出演中のNHK土曜ドラマ「ひとりでしにたい」(NHK総合 毎週土曜22時~)の第2回が6月28日に放送された。(ネタバレあり)

本作は、人類普遍かつ永遠のテーマをトコトン突き詰めた前代未聞の社会派「終活」コメディ。30代後半独身の主人公が、時に世間の常識に傷つきながら、時に誰かと比べてしまい落ち込み、時に居て当たり前に思っていた周囲の人々に感謝しながら、よりよく死ぬためによりよく生きる方法を、這(は)いつくばって模索する物語。

 佐野勇斗が演じる那須田優弥は、鳴海(綾瀬はるか)の同僚で都庁から出向組のエリート。孤独死を恐れて急に婚活を始めた鳴海に対し「40歳手前で無料婚活アプリ登録しても男来なくないですか?」と煽(あお)るが、実は鳴海に好意をよせている「こじらせ男子」。終活事情や孤独死になぜか詳しく、それには彼の生い立ちが影響していた…。

 第2話放送終了後、SNSで「#ひとりでしにたい」がトレンド入りし、佐野勇斗演じる“那須田優弥”についても「キモくてズレたセリフが面白い」「那須田くんいつも目が死んでる」「走り方が微妙にダサくてキラキラしてないところがいい」「那須田の言葉、グサッとくる」など反響を集めた。

<第2回:6月28日放送>

眼鏡からコンタクトへ、アイドル風の髪型になり雰囲気が変わっている那須田優弥(佐野勇斗)。職場で新しい推しが出来たと盛り上がっている山口鳴海(綾瀬はるか)を怪訝な顔で見つめている。人生に楽しみなんて必要かと疑問に思っていた那須田だが、毎日楽しそうな鳴海に興味を抱き始め、鳴海のことが気になって仕方がない様子。

全力で年上との結婚を辞めるように煽ったり、孤独死についての本を手にとっている鳴海に話しかけ、共通の話題も見つける。極めつけには、アイドル好きな鳴海の好みに近づけるために、髪を切りに行った。昼休憩で鳴海に声を掛けるも、すぐに避けられてしまう。もっと鳴海のことが知りたいと思った那須田は、「す、好きなんです!」といきなり言い、「あ・・・アイドルが。男の」と咄嗟にウソをつく。

あまりにも苦しまぎれな嘘だったが、次の瞬間、キラキラした目で鳴海が誰担当か聞いてくる。
鳴海の態度が180°変わり、2人はその後、カフェへ。
推しへの話が止まらない鳴海に対し、推し活に絡めながら、孤独死についての話を進めていく那須田。
話に食いつきがあったものの、行動がのろい鳴海を気づけばまた煽っていた。
煽りに煽った結果、話の途中で鳴海に逃げられてしまう。
鳴海のもとに、推しの会員証を渡しに不格好な走り方をした那須田がやってきた。
そこで、鳴海に「叔母の話、詳しく知りたい?」と聞かれる。
知りたいと那須田が答えると、「だったら・・・直にうちの父に聞いてみる?」と鳴海。
那須田が断るはずもなく、まさかの鳴海の実家に行くことに。

鳴海の実家に行き、鳴海の父・山口和夫(國村隼)と鳴海の母・山口雅子(松坂慶子)と対面する。
そこで那須田は和夫に鳴海の叔母の孤独死についての話を聞く。鳴海は雅子に終活について話し、和夫と2人で老後について話してみたらと提案したが、お父さんに余計なことを吹きこまないでと言われる。
何か嫌な予感が・・・

まさか雅子が熟年離婚を企んでいる!?

第3話へ続く。

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