仲村トオル

 仲村トオルが28日、東京・丸の内 TOEIで行われた『ビー・バップ・ハイスクール』上映後舞台挨拶に登壇した。映画館「丸の内 TOEI」が東映会館の再開発に伴い7月27日に閉館することを受け開催中の「さよなら 丸の内 TOEI」プロジェクトの一環に上映された。

 主人公の一人である中間徹役を演じた仲村トオルは、『ビー・バップ・ハイスクール』は俳優デビュー作。この役で日本アカデミー賞新人俳優賞も獲得している。主題歌「BE-BOP-HIGHSCHOOL」を歌った中山美穂さんは本作のヒロイン。仲村は中山さんとの思い出をこう明かした。

 「当時、美穂ちゃんは15歳で僕は20歳。すごく年下に見えていたことや既にトップクラスのアイドルで近寄りがたいみたいなものがあり、そんなに現場で話をした記憶はないのですが、今日(映画を)観て、思い出したことがありました。夜の撮影で真っ暗な畳の部屋で一緒に出番を待っていた時、美穂ちゃんの目が凄い光って見えてて『なんかこんなところで見ると猫みたいだね』と言ったら『そうだよ。そう簡単に尻尾は振らないし、こびないし』と答えていました。今思うと当時 15歳の女の子にしてはずいぶん大人っぽい答えだったな」とほほえましいエピソードを明かした。

Photos

記事タグ