劇場版「JAZZ NOT ONLY JAZZ」の全国劇場公開が決定した。9月19日より全国で公開される。

 昨年6月、一夜限りで開催されたライブイベント「JAZZ NOT ONLY JAZZ」。“日本で最も多忙なドラマー”と称される若き天才・石若駿は、この日のために実力派バンド「The Shun Ishiwaka Septet」(Dr. 石若駿、Gt. 西田修大、Gt. 細井徳太郎、Ba. マーティ・ホロベック、Sax. 松丸契、Tp. 山田丈造、P. 渡辺翔太)を結成。そこに、アイナ・ジ・エンド、上原ひろみ、大橋トリオ、田島貴男(Original Love)、PUNPEE、堀込泰行といった豪華ゲストが加わり、ジャンルも世代も越えた多様なセッションが繰り広げられた。

 チケットは即日完売。観る人すべてに鮮烈な印象を残し、“音楽史に名を刻む伝説の一夜”と称された。なお、2025年9月18日には、第二弾「JAZZ NOT ONLY JAZZ II」の開催が決定している。この限られた人しか体験できなかった一夜が、スクリーンで甦る。

 劇場版「JAZZ NOT ONLY JAZZ」として、9月19日より全国公開。イベントの熱を引き継ぐかのように、「JAZZ NOT ONLY JAZZ II」の開催翌日から上映がスタートする。本作は、JAZZを軸に、SOUL、HIP HOP、POPSなど多彩なジャンルを自在に横断しながら、予測不能な“生の音楽”が紡がれていくセッションの連続を収録。異なる個性がぶつかり合い、火花を散らしたあの夜を、「もう一度体感できる形で残したい」という想いから、映画化へとつながった。

 そしていま、あの時の熱がスクリーンで甦る。これは、記録映像ではない。Dolby Atmosが圧倒的な臨場感と没入感を生み、演出されたカメラワークが、会場の座席からは見ることのできなかった新たな表情を映し出す。あの夜を知る人でさえ、スクリーンの中に“まったく新しい景色”を見るだろう。ただの映像ではない。“生”を超える体験が、ここにある。

 また、石若駿をはじめ、豪華ゲスト6人からコメントも到着。

 一夜限りだった公演が、スクリーンで再演されることへの喜びや熱い想いが寄せられた。そして、全国公開に先がけて、ムビチケ前売り券(オンライン)も販売中。ここでしか手に入らない鑑賞特典付きとなっている。

■石若駿コメント

 この日のために結成したバンド「The Shun Ishiwaka Septet」が、普段ご一緒する機会の少ない豪華ゲストの方々と、一夜限りのセッションを作り上げられたことは、本当に特別な経験でした。たとえば上原ひろみさんとは、ライブとしては今回が初めての共演。子どもの頃から聴いてきた憧れの存在だったので、一緒に思い出の曲を演奏できたことは大きな喜びでした。さまざまなアーティストとジャズのバックグラウンドを持つバンドがコラボし、自分自身の新しい扉が開いたような感覚もありました。そんな思い入れのある公演が、劇場で再び体験できるのが本当に嬉しいです。ぜひ“あの夜”をスクリーンで体感してください。

■アイナ・ジ・エンド コメント

 アイナ・ジ・エンドです。「JAZZ NOT ONLY JAZZ」がまさかの映画化!…とても驚きました。去年の「JAZZ NOT ONLY JAZZ」は石若駿君を筆頭に、素晴らしい方々が集まり、とてつもない化学反応が巻き起こった夜でした。客観的にみていても、あんなに吸引力があるステージは中々見られない気がします。そんな日に携わらせてもらえて幸せでした。今年(「JAZZ NOT ONLY JAZZ II」)もどうなるのか、まだわかりませんが、私なりに精一杯音楽に飛び込んでみようと思います!

■上原ひろみコメント

石若駿君が繋ぐご縁で、ライブという一瞬を、たくさんのミュージシャンと共に生きることができました。ライブというのは一瞬で、切なく儚い。けど、その瞬間は確実に存在していて、リアルである。その瞬間を、映画館という音への集中力が高まる場所で上映していただけるのは、嬉しいです。

■大橋トリオ コメント

 会場では完全に新しいサウンドが鳴っていたことでしょう。今まで聞いたことのない音、チャレンジングでクリエイティブなフレーズがバンドメンバーから飛んできて、様々な化学反応をおこしながらも、とても楽しくセッションさせていただきました。それでこそジャズなのでしょう。そんな刺激的な一夜をぜひ映画館でご覧ください。

■田島貴男(Original Love)コメント

 石若くん率いるメンバーの演奏、共演したアーティストたちがみんな素晴らしくてとても充実した夜でした。ぜひ映画館で、この夜だけのパフォーマンスを体感して下さい!

■PUNPEEコメント

 映画化おめでとうございます!!結構前のことなのですがあのヒリヒリした感覚を思い出しました。そういうヒリヒリがありました。生でRawならではのドライヴ感が映画館ではどう伝わるか楽しみです。ありがとうございます!P

■堀込泰行コメント

 「JAZZ NOT ONLY JAZZ」あの夜は素晴らしいミュージシャンとの出会いがあり、今でも出演できたこ
とを嬉しく思っています。アーティストの皆さんはもちろんのこと、バンドのメンバーとも繋がりを持つことができ、その後も交流を続けられていることは僕の音楽人生にとってひとつの宝物のようなものです。あらためて感謝!最高の夜をぜひご堪能ください!!

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