田中圭、騒動後初めて報道陣の前に　意味深発言で小池栄子から強烈ツッコミ「お前が悪い」

　三谷幸喜、田中圭、小池栄子、宮澤エマが18日、都内で行われたドラマＷ 三谷幸喜「おい、太宰」（29日午後10時からWOWOWで放送・配信）完成報告会に登壇した。田中圭が騒動後、報道陣の前でこうした会見に臨むのは初めて。やや緊張した面持ちで登壇し、深々と頭を下げて挨拶。トークも軽快に進んだが、本会見で騒動について語ることはなかった。

　本作は、三谷幸喜がオリジナル脚本と自ら監督を務める“完全ワンシーンワンカットドラマ”シリーズ、12年ぶりの新作となる。

　このシリーズのファンという田中はオファーを受けた経緯を、「三谷さんとプライベートで会う場所、特定な場所がありまして、そこで三谷さんにこのシリーズが好きですと、もし次やる機会があったら参加させてくださいという話をして、今までもその場所で会うときに…」と説明している途中で、三谷が「その場所は言わないほうがいいんですか？なんかいやらしい場所…」と割って入ると、小池が「やめなさい！」とツッコミ。これを受けて田中は「ジム、ジムです、ジム」と顔を赤らめながら慌てて回答。三谷が「なんで隠すの？」と意味深とも捉えかねない含みをもたせた言いように疑問を投げかけると、すかさず小池が田中に向かい「お前が悪いからな、今の！」と強烈ツッコミを入れ笑いを誘っていた。

　そんな本作の舞台は、海辺。昨年秋に撮影された、太宰治を敬愛する男が時代を超えて奮闘するタイムスリップコメディで、田中圭は小室健作役、小池栄子は矢部トミ子役、宮澤エマは小室美代子役を務める。田中はワンカット撮影で汗だくになりながら臨んだといい、「皆さんにお芝居で助けてもらったんですけど、汗ばかりは止まらなかったので、すみませんって思いながらやってました」と反省した。