池田エライザ、高校生役で“すっぴん!?”「これ以上引けるものがない」
映画『リライト』舞台挨拶付き完成披露試写会
池田エライザ、阿達慶、橋本愛、松居大悟監督、脚本を手掛けた上田誠氏が19日、都内で行われた映画『リライト』(6月13日公開)舞台挨拶付き完成披露試写会に登壇した。
【写真】池田エライザ、映画『リライト』舞台挨拶付き完成披露試写会の模様
本作は300年後の未来からやってきた高校生と、彼に恋した少女が織りなす、時を超えた“物語”の行方。尾道の夏を舞台に、タイムリープが引き起こす青春と謎が交錯する物語だ。小説が導いた運命と、“書かれるはずの物語”の真実とは? 松居大悟監督と上田誠が初タッグで描く、史上最悪のパラドックス青春ミステリ。
10年前、高3の夏に未来人の保彦と出会い恋に落ち、タイムリープを経験する主人公・石田美雪を演じる池田エライザ。脚本をもらったときから、口コミ、感想、考察がすごく気になっていたという池田。「何も知らないまっさらな状態の皆様はどういう感情になるんだろうかと、本当に心待ちにしていました」と心境を語った。
広島県・尾道市でロケを行った本作について、池田は「目の前に海が広がり、振り向くと山があって長い一本道があったりして、摩訶不思議なことが起きても、なんだか頷けてしまうような空気がありました。そんな場所でロケができたので、スッと世界に馴染むことができたような気がします」と撮影を振り返った。
自身が演じた役について聞かれると、池田は「今まであらゆる特殊な役をやってきたんだけど、今回高校生を演じるということで、お化粧とか足すことができない。とにかく引き算していって、気づけばこれはすっぴんなのでは? という状態で」と語る。続けて、「事務所の人にも『いつから私はすっぴんで出ていいことになったんですか? これで出ちゃいますよ?』と聞いて、これ以上引けるものがないという状態でした」という「役作りへのエピソードも明かした。
イベント後半では、映画のタイトルにちなんで、「学生時代でやりたかったこと、やりなおしたい(リライト)こと」を、学生時代の写真とともにそれぞれが回答した。池田はギターを持った写真を披露し、「当時“カリスマJK”みたいな感じで取り上げてもらうこともあったんだけど、実は土手でギターを弾くような少女でもありまして」と写真を説明した。
そして、リライトしたいことについて、「喧嘩をするほど仲の良い親友との時間を過ごしてみたかった」と回答。「ずっとギターを背負って高校時代を過ごしていたんだけど、仕事で会えないときもあるから、あまり距離を詰める勇気がなかったんです。友達と喧嘩しちゃうぐらい仲良くなって、土手でギターを弾いていないで、遊んだりしてみたかった」と学生時代を振り返った。
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