田中麗奈、遠藤雄弥&外山監督の告白に「赤くなっちゃう」
『東京予報―映画監督外山文治短編作品集―』公開記念舞台挨拶
田中麗奈・遠藤雄弥・星乃あんな・河村ここあ・内海誠子・イトウハルヒ・宇野愛海・外山文治監督が17日、東京・シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』で行われた『東京予報―映画監督外山文治短編作品集―』公開記念舞台挨拶に登壇。本作の撮影の裏側やエピソードトークを展開した。
外山文治監督が8年ぶりに発表する短編映画3本を収めた本作は、「2025年の東京の“かたすみのひかり”」をテーマに描かれた作品集。『名前、呼んでほしい』『forget-me-not』、そして、『はるうらら』の3作が収録。
田中麗奈と遠藤雄弥が出演する 『名前、呼んでほしい』は、「ソワレ」「茶飲友達」の外山文治が監督・脚本を手がけ、不倫関係を解消するべく最後に1日だけ夫婦として過ごす男女の姿をつづった短編映画。
沙穂を演じた田中は、「撮影、すごく楽しかったです。遠藤さんのことはずっと映画で拝見していて、いつかご一緒できたらなと思っていたので、実際にご一緒できて、すごく嬉しかったです」と語った。
デートシーンの撮影はセリフなど綿密には決めずに、出たとこ勝負だったという。
田中は、「2人で歩きながら、あのお店に行こうとか自由にやっていて、閉じ込めていた心情と言いますか、なかなか自分の思いをはっきりと、表情でも表現できるような役ではなかったので、あの日、あの時間、あの場所で、自分が開放的になれたというか、素直な気持ちで一緒に入れたひとときが本当に夢のようで、とても楽しかったです」と当時を振り返った。
共演した涼太役の遠藤雄弥は、「僕の方が夢のひとときでした」と語る。それは遠藤自身が10代の時の理想の女性のタイプが「田中麗奈」だったとのことで、それを聞いた田中は、「赤くなっちゃう。嬉しい」と照れる場面も。
実は外山監督も遠藤と同じく田中が理想のタイプだったとのことで、撮影の日も遠藤と監督で、「どちらが田中さんへの愛が強いか」という話で盛り上がっていたという。田中は内容こそわからなかったが、2人で熱く語っているところを目撃しており、気になっていたという。
また、遠藤は本作の見どころを聞かれると、「田中さんはたくさんの傑作を生み出している俳優さんなのですが、僕はいちファンとして田中麗奈さんのベストアクト」と絶賛した。