動画
木村文乃、憧れ吉永小百合の娘役に喜び 仕事がない時代に救われた“恩人”「とても感動」
『てっぺんの向こうにあなたがいる』 完成報告会見
吉永小百合、のん、木村文乃、若葉竜也、工藤阿須加、茅島みずき、天海祐希、佐藤浩市、阪本順治監督が13日、都内で行われた映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』(10月31日公開) 完成報告会見に出席した。
日本を代表する偉大な女性登山家・田部井淳子さんの実話をもとに、エベレスト女性初登頂から、晩年の闘病、余命宣告を受けながらも亡くなる直前まで山に登り続けたその勇壮な生涯を壮大なスケールで描く。
主演の吉永小百合が演じる、生涯挑戦し続けた日本を代表する女性登山家・多部純子。その多部家の長女で母を陰ながら支え、応援する教恵(のりえ)を演じたのが木村。
17歳で芸能界入りを決めたきっかけを作ったのが阪本監督の作品といい、さらに仕事の縁に恵まれず芝居で悩んでいた20代、「事務所のスタッフの方に吉永小百合さんの作品を見なさいと背中を教えてもらい、そして今ここにいるので、私の人生にとってターニングポイントといえるお二人と一緒の場にいられることにとても感動しています」と目を輝かせた。
撮影現場では「緊張して現場に入ったら両親がすごくかわいくて。この両親を見て育ったら娘もそうなるよね、というくらいチャーミング。将来、私もこんな夫婦になりたい、と思ったくらいかわいい夫婦でした。夫婦役のお二方とご一緒した時間は短いですが、本当の家族になれたような気がします」と田部井家の絆が現場でもリアルになった思い出を振り返った。
- 1
- 2