審査員を務めた星乃あんなとグランプリの村田樹里さん

 歌うことが好きな中高生を応援する「SUKI-1 GRAND PRIX 第1回『夢は終わらない』うたバトル」の最終審査会と決勝戦が3月29日、都内で行われ、高校1年生の村田樹里さんがグランプリに輝いた。審査員として参加した星乃あんなは「優しさと力強さがありました」と称えた。

 「うたバトル」は、学校法人立志舎のTVCMソング「夢は終わらない」を課題曲として歌唱力を競った。総勢23組が挑んだ最終審査会を、5組が通過し決勝戦に臨んだ。

 グランプリの村田さんは決勝戦ではトップバッターとしてステージに登場。大好きというaikoの「花火」を歌い、続けて課題曲「夢は終わらない」をアカペラで歌い上げた。

 グランプリ受賞者は5月から放送される立志舎CMソングのヴォーカルに抜擢される。

 今後について村田さんは「あいみょんさんの影響を受けてギターをがんばっています。今年、弾き語りができるようになったらいいなと思っています」と意気込んだ。

 最終審査会と決勝戦には審査員として、2024年から立志舎TVCMに出演するモデルの星乃あんなと立志舎TVCMソング初代ボーカルで歌手・ヴォイストレーナーの武内千佳も参加。

 審査員を担当した星乃は、村田さんの受賞理由を「優しいけど力強さも明るさもあって、立志舎CMソングの雰囲気にピッタリだなと思い選ばせて頂きました」とコメント。

 星乃は審査員を務めたのは今回が初。「私が審査員をやっていいのかなと不安に思っていたのですが、23組のみなさんの応援ソングを聞いて私も審査員をがんばろうと思いました」と述懐。星乃の話を横で聞いていた武内は「素晴らしい審査でした」と絶賛した。

 武内は「若さとパワーで、細かいことやルールを気にせずに、粗削りでも情熱で音楽を楽しんで頂いて歌に乗せて思いを発散し、その発散したものが誰かに届けばその方が元気になるかもしれません。そんなことを思いながら歌を歌って頂きたいと思います」と“歌好き”の中高生たちにメッセージを送った。

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