1度目のデスバレーボムをくらい里村明衣子に鋭い眼光を向ける荒井優希

 東京女子プロレス「GRAND PRINCESS '25」が16日、東京・大田区総合体育館で行われ、3月末でSKE48を卒業する荒井優希と、4月に引退を控える「女子プロレス界の横綱」里村明衣子が激戦を繰り広げた。

 序盤から里村が猛攻をかけホールを奪おうとするも、荒井も意地を見せカウント1で返すと、隙を見てビッグブーツをクリーンヒットさせ、その後も蹴り技や、トップロープからのドロップキックなどを繰り広げ、果敢に攻めていった。

 だが、かかと落としを狙ったそのタイミングで里村に足を取られSTFに。悶絶する荒井だったが、逆エビ固めに切り返して応戦。しかし、パワーと技術に勝る里村が、スコーピオライジングで首に強烈なダメージを与えると、2度のデスバレーボムで荒井をマットに沈めた。

 その後の会見で、荒井は「悔しかった」と涙を滲ませながらも「里村選手と戦えたことは財産になると思います」と胸に刻んだ。

 一方の里村は「かなり驚いてます。こんないい選手がいたんだって。引退前に出会えて良かった。間違いなく女子プロレス界の未来を背負って立つ選手」と荒井の実力を認め称えた。

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