Snow Man目黒蓮

 目黒蓮(Snow Man)と佐野勇斗が10日、西武新宿ペペ前広場で開催された劇場版『トリリオンゲーム』公開直前イベントに登壇。公の場で最後の熱量“1兆(トリリオン)”%のPRを行った。約1800人の観客の前でトークセッションを行い、楽しませた。

 【写真】目黒蓮&佐野勇斗、劇場版『トリリオンゲーム』公開直前イベントの模様

 2023年夏の注目作として大きな話題となった連続ドラマ「トリリオンゲーム」。ドラマから引き続き、原作・稲垣理一郎監修のもと、劇場版は完全オリジナルストーリー。最強バディのハルとガクが次に挑む新事業は、「日本初のカジノリゾート」開発。世界の大富豪たちが集い、一夜にして大金が動く、ロマンと欲望が入り混じる魅惑のカジノリゾートを舞台に、これまで以上に難解な強敵に立ち向かう。

 主人公【ハル】こと天王寺陽(てんのうじ・はる)役の目黒蓮、【ガク】こと平学(たいら・まなぶ)役の佐野勇斗が西武新宿ペペ前広場のバルコニーに登場。4日後に迫った映画の公開に向け、公の場で最後の熱量“1兆(トリリオン)”%のPRを行った。目黒と佐野の二人が、ドラマから劇場版、 公開前最後のイベントの場で、熱い思いをぶつけた。

 開演時刻になり、2人がバルコニー登場すると大きな歓声が新宿に響き渡った。

 目黒は、「今日は皆さんに『トリリオンゲーム』の良さを伝えられるように、いい時間にできたらなと思っているので、よろしくお願いします」と挨拶。

 佐野は、「ドラマから続いて僕らにとって大切な宝物のような作品なので、あと公開まで数日と迫ってることにすごく嬉しく思います。早く全国の皆さんに見てほしい気持ちでいっぱいです。今日はみんなでたくさん宣伝するぞー!」と意気込みを伝えた。

 ここでお互いの見どころを話すコーナーへ。

 目黒は佐野が演じるガクの見どころに「アドリブの天才」と発表。そのエピソードとして「ドラマのときも結構アドリブはやっていたんですけど、劇場版で更にパワーアップしたなと。ガクはハルにすごく振り回されて、振り回された後のガクの余韻のアドリブが、僕は大好きで面白くて、そこら辺も佐野くんはすごく計算をしてやられていると思う。ドラマ期間を経て、コンビネーションも劇場版でさらに良くなって、アドリブのシーンもやれたりしたのかなと思います。佐野くんが演じるからこそのガクになっていました」と述べた。

 続いて、劇場で大音量で聞いてほしいセリフについて目黒は、「俺らのわがままは世界一だ!」と叫ぶと観客から拍手が送られた。

 そして、そのセリフにちなんで「いま一番叶えたいわがままは?」という問いに目黒は、「この作品を一人でも多くの人に届けたいです。それに尽きます。チーム一丸となって一生懸命作ったんです。その気持ちが届けばいいなと心から思っています」と思いを伝えた。

 また、原作者の稲垣理一郎氏と作画を担当する池上遼一氏、2人からのメッセージが届けられた。

 稲垣氏は、「ハルくんのアクションはシンプルにかっこよかった。目黒蓮さんは改めて魔法使いのようなイケメンだなと。それでいてワイルドなところも見せてくれるし、役の幅がとても広い方なんだなと思います。ガクがある種、誇張された凡人なんですが、見る人を飽きさせないのが佐野さんのガクくんですね」。

 池上氏は「目黒蓮さんの演技は僕が描くハルを超えてしまった印象すらありました。きっと今お2人は時代の真ん中にいる、その旬が映画全体にこの輝きを与えているのだと思います。そんな時代に愛される映画を観ることができて、心から感謝しています。稲垣先生と2人で育てたハルとガクに新しい輝きを与えてくれてありがとう」とメッセージが寄せられた。

 このメッセージに目黒は、「お二方がいなければ、僕たちは『トリリオンゲーム』という作品にも出会えてないですし、こうしてドラマから映画まで撮影することができてないので、何より感謝をしたいですし、ドラマからずっと思っていたのですが、『トリリオンゲーム』を作っていくにあたって、お二人が喜んでもらえるものを作りたい。そういう気持ちでやっていたので、コメントをいただけて嬉しいです」と喜びもひとしおの様子。

 最後に目黒は、「公開まであと4日ということで、僕たちもすごくドキドキワクワクしているのですが、僕自身『トリリオンゲーム』という作品につらい時に支えてもらった一人で、すごく勇気をくれる作品だと思います。皆さんが持っている夢や目標だったり、それはどんなことでもよくて、そこに大きさなんか関係ないと思います。『トリリオンゲーム』は一歩踏み出す勇気、明日からまた頑張ろうと思ってもらえるようなエンターテインメント作品になっていると思います。皆さんぜひ劇場でご覧になっていただけたら嬉しいです」とイベントを締め括った。

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