本木雅弘が絶賛、Kōki,はパパ似の責任感 本読み前にセリフ暗記「パパスタイルなんだね」
映画『TOUCH/タッチ』公開記念舞台挨拶
Kōki,、本木雅弘、中村雅俊が25日、都内で行われた映画『TOUCH/タッチ』公開記念舞台挨拶に登壇した。
本作で親子役を演じたKōki,と本木雅弘。本木はKōki,の印象を「小さい頃からイギリス系の学校に通っていたのでブリティッシュイングリッシュはばっちりだし、本当に選ばれし役が届いたんだなと」と語った。
また「最初ロンドンに行って初めての本読みを急に言われて、その時にKōki,さんはセリフを全部暗記していてそれに驚いて、ああパパスタイルなんだねと。お父様も本読みの時から完璧に入れていると聞いているので、そういうことかと」と父譲りの強い責任感を称えた。
その言葉に照れ笑いを浮かべるKōki,は、本木との共演に「光栄に思いました。ものすごく尊敬する方の演技を間近で見られて幸せでした。たくさん学ばせて頂きました」とすると、本木に「でもね、パパに電話していると言ってましたよ」と返され笑った。
本作は、多くの受賞歴を持つアイスランドの映画監督・バルタザール・コルマウクル(『ザ・ディープ』(2012)、『エベレスト』(2015)、『ビースト』(2022)の最新作。2024年5月にアイスランド、7月に北米などで公開され世界中で高い評価を得ている、第97回アカデミー賞国際長編映画賞のアイスランド代表作としてショートリストに選ばれている。
初期の認知症であることが判明した主人公のクリストファーが、人生でやり残したこと……50 年前に愛した大切な人が突然姿を消してしまった謎を解き明かすことを決意。2020年コロナの世界的流行で国境が封鎖され始める中、アイスランドを出発し、ロンドン・日本を旅しながら彼女を探す、時と海を越えた壮大なラブストーリー。原作は 2020 年にアイスランドで発表されベストセラーになったオラフ・オラフソン著の『Snerting(※原題)』。
2020年のクリストファーを演じたのはアイスランドの俳優でシンガーであるエギル・オラフソン、対して若き日のクリストファーはオーディションを経てコルマウクル監督の息子であるパルミ・コルマウクルが演じた。そして、クリストファーが学生時代を過ごす1969年のロンドンで出会う最愛の人・ミコ役にKōki,。ミコの父でありクリストファーが働く日本料理店を営む高橋には本木雅弘。さらに、2020年の日本でクリストファーが出会い酒を酌み交わす久多良木(クタラギ)役を中村雅俊が務める。
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