吉岡里帆、休業の「A-team」退社「あまりに突然で正直戸惑いと不安と喪失感」

　吉岡里帆が６日、自身のインスタグラムを更新。所属事務所「A-team」を退社したことを報告した。

　【写真】吉岡里帆の長文による報告文。雲海や気球、自身の写真を添えた

　吉岡は冒頭「この度、私吉岡里帆は所属事務所マネージメント業務休止により、芸能事務所エーチームを退社する運びとなりました」と報告。寄せられた温かいメッセージが励みになったと伝えた。

　会社からの業務休止の報告を伝えられた時は「あまりに突然で正直戸惑いと不安と喪失感でいっぱいでした」。今年は芸能生活10周年の節目だが「これからどんな風に活動していこうかと前向きに打ち合わせをしようという時期でもあり急に色々な感覚が止まってしまうような虚しい何とも言えない気持ちでした」と戸惑いが隠し切れない状況だったという。

　その上で「育てて頂いた恩もあり慕っていた先代の社長が亡くなった時も感じた、人生には始まりがあれば必ず終わりがあるということを今回も改めて実感しました」とも綴った。

　支え合ってきたスタッフや残った役者陣で存続できなか考えてきたものの「動き出すと止まらない歯車もあるんだなとこの4ヶ月無力さを痛感しました」。そうした状況のなかファンのメッセージやマネージャー、友人や仲間、家族の支え、そして今ある仕事への感謝が次のステージに動く原動力になったとも。

　これからは「良いことも悪いこともどちらも自分の人生として愛しながら、携わる作品の糧にし、より一層見て下さる方へ届くような言葉や想い表現をしていけたらなと思っています」と思いをしたためた。

　文中では、大好きという椎名林檎の「人生は夢だらけ」の歌詞も引用し「思ってもみないことが起こり続ける自分の人生ですが鱈腹味わおうと思います」とも。その上で「育てて下さった事務所とこれまでの仕事に関わる関係各所の皆様に改めてお礼を言わせて頂きます。心よりありがとうございました。これからも応援して頂けたら幸いです」と結んだ。

　A-teamは今月１日に新規の芸能関係業務を休業することを発表。所属タレントが相次ぎ退所あるいは移籍するなかで吉岡の去就が注目されていた。