過去一静かだった橋本環奈、初共演の横浜流星も「違う一面が見れた」

　佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、山口智子、瀬々敬久監督が19日、都内で行われた映画『春に散る』（８月25日公開）完成披露試写会に登壇した。

　【動画】初共演を振り返る横浜流星、橋本環奈。互いの印象を語った

　沢木耕太郎氏の同名小説が原作。不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一（佐藤浩市）と、偶然飲み屋で出会い同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾（横浜流星）。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて２人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。

　橋本環奈が演じたのは、翔吾の恋人で仁一の姪・佳菜子。そのキャラクターは橋本自身も「話し方も含めて今までにない雰囲気」の役柄という。初共演となった横浜は、そんな橋本の印象を聞かれ「現場で佳菜子として真摯に向き合っていました。自分の勝手なイメージですが最初は、明るい現場でも明るくいらっしゃるのかなと思いましたが、静かに、常に役と向き合っている姿が見られたので、また違った一面が見れて良かった。もっとこういう役を見たいと思いました」

　この言葉に「嬉しい」と喜ぶ橋本。現場を振り返り「役柄もあって今までの現場のなかで一番静かにしていたと思います」とし、オフの時はどう過ごしていたかと聞かれ、考えた末に「日向ぼっこ」。「おうちのシーンの撮影は待ち時間も多くて何もしていなかったというのが正解です」と笑った。

橋本環奈と横浜流星