連載
STU48「花は誰のもの?」歌い続けた1年

石田みなみ

画面越しでも元気やパワーは届けられる


石田みなみ

STU

掲載:22年12月16日

読了時間:約2分

 アイドルが呼び掛ける平和へのメッセージソングとして国内のみならず海外からも共感と感動を呼んでいるSTU48の「花は誰のもの?」。これまで様々な壁が現れても決して諦めず立ち向かってきた彼女たち。約1年を通して歌い続けてきた同曲をどう捉えているのか。選抜メンバー一人一人の思いを届ける連載。第2回は石田みなみ。

石田みなみ(1期生、兵庫県出身)

――「花は誰のもの?」を歌い続けてきて楽曲に対する捉え方に変化は?

 「花は誰のもの?」をいただいた時に歌詞をみて、とても難しい曲だと思いました。だからこそしっかり意味を理解して歌わないと、この曲に込められた願いや想いが届かないと思い、しっかり歌詞を考えて、噛み締めて毎回歌わせていただいています。

――自分自身の気持ちに変化は?

 この曲をきっかけにSTU48を好きになってくださった方や公式YouTubeのダンスリリックビデオのコメント欄を見ると、「花は誰のもの?」を聞いて涙が出たという方も多く、音楽を沢山の方に届けることができたことや、音楽の力の強さに改めて驚かされたと共に嬉しい気持ちでいっぱいでした。

――平和への想いについては?

 長崎に祖母が住んでおり毎年訪れていたり、修学旅行などで今住んでいる広島でも平和学習をしていたりしたので、いま自分が瀬戸内を拠点に活動するアイドルとして広島に住んで平和を願う楽曲を届けることができるのをありがたく思います。

――平和やコロナ禍など、このような状況下でアイドルの存在価値、存在理由は何だと思いますか?

 人と簡単に会うことができない、ご時世だからこそ、画面越しにでも元気やパワーを届けることができるのがアイドルだと思っています。だからこそ公演やライブなど配信がある時は配信の向こうにいる方を想像した上でパフォーマンスさせていただいています。

――この1年はご自身にとってどういうものでしたか?新たに芽生えた目標、決意があったら教えてください。

 グループとしても、それぞれのメンバーの個人仕事としても、新しい挑戦をたくさんさせていただいた1年だと思います。

 同じ日に沢山の場所でSTU48が活動している時もあり、その各々の場所に来てくださった方や見てくださっている方に元気やパワーを届けているんだと思うとアイドルとして、とても誇らしい部分でもありました。

 2023年は、2022年以上に沢山のファンの方に会えたらいいなと思います。ありがたいことに「花は誰のもの?」が様々な場所で流れていて、楽曲だけを知ってくださっている方にSTU48を知っていただけるような活動ができたらいいなと思います。

――コロナや5周年コンサート中止(その後実現)など様々な壁に当たりそれでも乗り越えてきた皆さん。壁を乗り越えるために必要なことはありますか?また壁は乗り越えられると思いますか?

 応援してくださるファンの皆さんやSTU48というグループを信じて、いただいたお仕事を当たり前だと思わず全力で頑張ることが大事だと思います。

 石田みなみ

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