STU48瀬戸内PR部隊Season2、４年ぶりNMB48劇場で出張公演　石田千穂が大阪で瀬戸内グルメPR

　STU48の8枚目シングル『花は誰のもの？』発売時に開催されたファン投票によって選出された7人組ユニット「瀬戸内PR部隊 Season2」が11月5日、NMB48劇場で出張公演を昼夜2回開催！今回は昼公演の模様をレポートします。【取材・文・撮影＝ポッター平井】

各メンバーが「おすすめの瀬戸内のもの」を紹介！

　「瀬戸内PR部隊 Season2」のメンバーは1位から順に、石田千穂・沖侑果・福田朱里・尾崎世里花・中村舞・吉崎凜子・高雄さやか。ユニット名どおり、瀬戸内の魅力を全国に広めたい！瀬戸内から日本全国を盛り上げたい！というコンセプトのもと活動している。

　開演前の影アナで、石田千穂が「皆さん、こんにちは～！瀬戸内からやって来ました、STU48の石田千穂です！今日は楽しみましょう！」と観客を煽った後、初代の瀬戸内PR部隊のオリジナル曲『僕はこの海を眺めてる』で開幕！から公演がスタート！更に『暗闇』、『風を待つ』、『大好きな人』と、1～3枚目のシングル表題曲を続けて披露し、NMB48劇場を瀬戸内色に染めて（いろ）に染め上げていく。

　最初のMCの自己紹介では、瀬戸内PR部隊らしく、各メンバーが＜おすすめの瀬戸内のもの＞を紹介。

　高雄さやか：『イカ天 瀬戸内れもん味』（まるか食品）というお菓子があるんですけど、すごく美味しくて、テレビ観ている時とかでも気軽に食べられるので、おすすめです！

　中村舞：今日は緊張しています、知らんけど（笑）。さっきメイクさんに、「知らんけどって言っておけば大丈夫」って言われました、知らんけど（笑）。私がおすすめしたいのは、明石焼きです。たこ焼きはワイルドだと思うんですけど、明石焼きは優しい系なので、風邪をひいた時には明石焼きを食べて下さい（笑）

　福田朱里：NMB48さんの先輩にも有名な“うどん姫”（川上礼奈）さんがいらっしゃると思うんですけど、私も同じく香川県出身なので、やっぱり讃岐うどんです。でも、大阪に来て気になるものがあって、肉吸いっていう、うどんが入っていない肉うどんがあるらしいですけど、どういうこと？（笑）

　石田千穂：大阪出身の方って、どれくらいいらっしゃいますか？（と人数を確認してから）意を決して言うんですけど、私のおすすめは、広島のお好み焼きです！大阪だと麺の種類とか具材とか、そんなに選べないじゃないですか。広島だと麺はうどんも選べますし、牡蠣をトッピングすることも出来るので、広島のお好み焼きも美味しいぞ！とおすすめしたくて、言ってみました。

　吉崎凜子：私は広島の「ヒロツク」さんの『こもち昆布』がおすすめです。5歳からずっと食べているぐらい大好きなので、大阪の皆さんにも、ヒロツクさんのこもち昆布の良さをアピールして、（CMなどの）お仕事をゲットしたいと思います（笑）

　尾崎世里花：私のおすすめは、徳島の『鳴門うず芋』（栗尾商店）です。スライスした芋に砂糖をまぶしているスイーツのようなお菓子で、緑茶にも紅茶にもジュースにも合います。STU48の大食い女王の田中美帆ちゃんがおすすめしてくれて、ロケで兵庫県に行った時に、淡路島の道の駅で見つけて買ったので、この後そこに行って下さい（笑）

　沖侑果：私の出身地の岡山県に、鷲羽山ハイランドという遊園地があって、スカイサイクリングという乗り物があるんですけど、高さもあるから怖いし、ギコギコギコギコ、ホラー的な音がするんですよ。そのスリルが癖になるので、ぜひ乗ってみて下さい！

関西弁＆NMB48の好きな楽曲トークで盛り上げる！

　自己紹介の後、『無謀な夢は覚めることがない』、『思い出せる恋をしよう』、『独り言で語るくらいなら』、『ヘタレたちよ』と、4～7枚目のシングル表題曲を順にパフォーマンス。曲ごとにセンターに立つメンバーが替わり、それぞれのファンの満足感も充たせつつ、STU48の歩みをしっかりと見せていく。

　続くMCでは石田千穂、中村舞、尾崎世里花が前半パートを担当。石田いわく「関西弁に憧れがある」ということで…

　石田：関西弁縛りでいきたいと思います！（→観客拍手）

　中村：ええなぁ～

　尾崎：さっそく（笑）

　石田：これをやろうとおもて（＝思って）、メイクさんに教えてもらったんよな。

　中村：そうやねん（→イントネーションが違ったため観客爆笑）

　石田：発揮できてないなぁ（笑）

　尾崎：何か可愛い関西弁あるんかいな？（→観客笑）

　中村：ホンマしんどいわ～とか、可愛くないねんか？

　石田：皆さん、どうですか？（→観客拍手）

　中村：ネイティブですか？（→観客首を横に振る）

　石田：ネイティブではないみたい（笑）

　などと“エセ関西弁”でトーク。後半パート担当の福田朱里・沖侑果・高雄さやか・吉崎凜子はNMB48の好きな楽曲を発表！

　福田：私は『待ってました、新学期』です。NMB48さんのデビューシングル『絶滅黒髪少女』のCDを買ったんですけど、カップリングにその曲が入っていて、（特典映像の）MVもDVDで観て、「めっちゃ可愛い！」と思って憧れていたので、いつかここで歌いたいです！（→観客拍手）

　高雄：私は『僕らのユリイカ』です。STU48っぽいというか、海がテーマになっている曲なので、パフォーマンスしてみたいです！

　沖：ユリイカって、イカの種類だと思っていて…（→観客爆笑）、一度STU48で披露させていただいた時に、ユリイカの意味を調べてみたら、花の名前だった気がします。違う？失礼しました！後で調べます！
＊「ユリイカ」は、ギリシャ語で「発見」という意味です

　吉崎：私は『ドリアン少年』が好きなんですけど、さーやん（高雄）と沖さんが私に『ドリアン少年』が似合うって言ってきて、どういう意味ですか？イケメン好きってこと？（→観客笑）

　高雄：待って！歌詞の解釈を間違えてる！ちゃんと読んでみて！（→観客爆笑）

　などと思わぬ方向へトークを展開させて会場を盛り上げると、NMB48の『青春のラップタイム』をカバー！『サングラスデイズ』、『好きになれただけで幸せだ』で再びSTU48の楽曲の世界へ誘い、ロングヒット中の最新シングル『花は誰のもの？』と『国境のない時代』（坂道AKB）を続けて披露。世界平和を願うメッセージを届けた。

　本編ラストは、STU48のライブのキラーチューン『ペダルと車輪と来た道と』で会場のボルテージを最高潮にして、ステージを後にした。

4年ぶりにNMB48劇場のステージに立って…

　アンコールの幕開けは『オーマイガー！』（NMB48）。曲のイントロで、吉崎が「今日はこのステージに立つことが出来て本当に嬉しかったです。大阪のパワーを瀬戸内に持って帰って、これからも瀬戸内を盛り上げていくぞ～！」と、感謝の思いと抱負を伝えた。
続く『君のことが好きだから』では、最後のサビを♪君のことが好きじゃけえ♪と、広島弁バージョンで披露！瀬戸内の方言もPRした。

　最後のMCでは、メンバーを代表して沖侑果と石田千穂が公演の感想を語った。

　沖：私は2018年の出張公演以来のNMB48劇場なんですけど、あの時の私より成長したのかなぁって思います（→観客拍手）。メンバーみんなで大阪の美味しいものを食べて、逆に（ファンの）皆さんは瀬戸内の美味しいものを食べて、両者Win Winで、楽しい1日になれたらと思います（笑）

　石田：私も2018年の出張公演以来で、その時、楽屋も劇場の雰囲気もアットホームな感じがあって素敵だなぁと思っていたので、またNMB48劇場に来ることが出来て、本当に嬉しかったです！

　ちなみに福田朱里と中村舞も同じく4年ぶり、尾崎世里花・吉崎凜子・高雄さやかは初めてのNMB48劇場のステージでした。

　ラストは、STU48のライブには欠かせないアゲアゲのナンバー『夢力』を全力でパフォーマンス！約4年ぶりの出張公演を熱く締め括った。

　少人数ユニットのコーナーがなく、着替えのタイミング以外、7人が出ずっぱりで観客を魅了し続けた90分。もっともっと彼女たちのステージを観たい！そんな思いを抱いたのは私だけではないだろう。

STU48瀬戸内PR部隊Season2の出張公演と全国ツアーはまだ始まったばかり。彼女たちはこれからもSTU48と瀬戸内の魅力を発信し続けていく。

　終演後、石田千穂・福田朱里・沖侑果の3人に、今回の公演の振り返りコメントを動画で撮影させていただきました。そちらも是非チェックして下さい！

STU48 瀬戸内PR部隊 Season2 出張公演　セットリスト

2022年11月5日（土）14時開演　NMB48劇場
overture
M1　僕はこの海を眺めてる
M2　暗闇
M3　風を待つ
M4　大好きな人
～MC（自己紹介＆おすすめの瀬戸内のもの）
M5　無謀な夢は覚めることがない
M6　思い出せる恋をしよう
M7　独り言で語るくらいなら
M8　ヘタレたちよ
～MC（関西弁縛りトーク＆NMB48の好きな曲）
M9　青春のラップタイム
M10　サングラスデイズ
M11　好きになれただけで幸せだ
～ショートMC（曲ふり）
M12　花は誰のもの？
M13　国境のない時代
～ショートMC（曲ふり）
M14　ペダルと車輪と来た道と
アンコール
EN1（M15）　オーマイガー！
EN2（M16）　君のことが好きだから
～MC（感想など）
EN3（M17）　夢力