竹内涼真「一番大事なのは自分」困難乗り切る秘訣
映画『アキラとあきら』公開直前イベント
横浜流星と竹内涼真が18日、都内・スペース汐留FSでW主演する映画『アキラとあきら』(三木孝浩監督、26日全国公開)の公開直前イベント「超難問でもあきらめない!?『アキラとあきら』会社員試写会」に登壇。試写会に訪れた会社員のつらいことを乗り切る方法についての質問に竹内は「一番大事なのは自分」と語った。
『アキラとあきら』は、池井戸潤による同名作(集英社文庫)を映画化。対照的な宿命を背負った二人の若者が、情熱と信念を武器に現代に立ち向かう感動巨編。竹内が過酷な運命に翻弄される山崎瑛(アキラ)を、大企業の御曹司でありながら次期社長の椅子を拒み続ける階堂彬(あきら)を横浜が演じる。
竹内は「銀行の方が付きっきりで書類のどこを見たらいいかとか、教えてくれたので銀行員の方に認めてもらえたら嬉しい」と撮影を振り返り、更に「スーツの絞りとか、こだわっています。流星くんは高い時計つけたり、僕のはホームセンターで買った感じのやつをつけてます(笑)」と衣装にもこだわったことを明かした。
この日は会社員歴1年目~10年の観客が集まった。
竹内は「来年で10年経つ。振り返ると一年目と今では全然違うし。求めるものもどんどん高くなりますし。ストレスとか感じることもあります。ここから10年、20年続けていくにはどうしたらいいんだろう?と考えますね。好きな仕事をしているので、どんどん上に行きたいし、いいものをつくりたい。でも、一人じゃできないので、仲間と話したりして高め合っていくのが楽しいですね。難しくもあるんですけど。そこの精度をあげるために日々頑張っています」と芸能生活を振り返った。
そんな竹内、印象に残ってるシーンにについて聞かれると、「握手するシーンですかね。撮影していく中で形が変わっていって。監督と話して、二人でもいろいろ熱くなっていくシーンで」
更に撮影中のエピソードについて聞かれると、「びしょ濡れになるシーンがあって、あの日に話し込んで仲良くなったんだよね。言えないような話もたくさんしてね」と撮影を通して仲良くなったことを明かす。
また、つらいことを乗り越える秘訣についての質問に、竹内は「きついことはどこでも感じる。一番大事なのは自分だと思う。上司のためでも周りのためではなくて、やっぱり自分だと思うんですね。その中でどう利用していくか、が大事だと思います。僕は自分が好きなことを仕事にしているので、そこで感じる壁はいいことだと思うんです」。
最後に、竹内は「リアルタイムで見てくれた感想を聞けるのは財産。本当に感謝したい。日頃の苦しいこと、日ごろの活力になれば」と呼びかけた。(取材・撮影=松尾模糊)