渋谷すばる主演映画「味園ユニバース」公開2日で4万人超動員、グッズはほぼ完売
関ジャニ∞渋谷すばる(33)が主演を務めた音楽映画『味園ユニバース』が公開2日間(14日・15日)で4万3334人を動員、興行収入5522万円を上げた。全国65スクリーンに絞った公開規模ながらも、9大都市全国興行収入ランキングでは10位にランクイン。スクリーンアベレージは約85万円と高稼働で3億円越えを目指せる位置に付けている。
なかでも、オールロケを行った大阪では、全国の動員の中でもトップのシェアを叩き出しており、渋谷すばるファンとはまた異なった客層の、映画の舞台となった“味園”をよく知るようなシニア世代の男女や、若い男性1人客などの姿も多くみられたようだ。
全国的な客層としても、男女比3対7で、10~40代くらいの渋谷すばるファンの女性以外に、20~30代のデートカップルや40~50代の夫婦、さらに映画ファンと見られるシニア、小中学生を連れた親子など、幅広い層も劇場を訪れた。
また、初日に劇場で実施されたぴあの満足度調査ランキングでは、93.5%という高評価を得て満足度第1位を獲得。
劇場で販売されているグッズ全7アイテムは、初日だけで消化率96%とほぼ完売(TOHOシネマズ劇場実績より)と、どこの劇場も、グッズ売り場に行列ができ、あっという間に品物がなくなってしまうという状況となった。
さらに、渋谷すばるのソロデビューシングルで、本作の主題歌「記憶/ココロオドレバ」が、初週で10万1000枚を売り上げ、2月23日付のオリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得。男女通じソロアーティストによるシングル首位は、8カ月ぶりとなり、今年では初。
各種映画サイトのレビューには、「アイドル映画ではない 圧倒的な歌」「ひとりのアーティストの映画として素晴らしい」「声・歌に説得力、満足感・緊迫感ある映画」「ディープ大阪に響くソウルフルな歌声」といった音楽映画としての高評価も多数あがり、注目を集めている。
この勢いは日本にとどまらず、ロッテルダム国際映画祭を皮切りに、すでにドイツ・イタリア・中国・台湾などの映画祭からも招待を受けており、世界各地での上映が決まってきている。