ディズニープラス「スター」で8月5日より独占配信が開始された『プレデターザ・プレイ』。本作のキャスト/スタッフが、長きにわたり世界から支持をされるシリーズの魅力について明かした。 

 1987年公開の記念すべき第1作目から、クロスオーバー作品も含め全6作品、世界中でカルト的人気を誇る伝説的シリ ーズ「プレデター」。高度な科学技術を駆使した武器を持つ宇宙で最も危険な戦士プレデターと、人類の攻防を描き、世界的な人気を誇るシリーズの最新作『プレデターザ・プレイ』が、ディズニープラス「スター」にて8月5日より独占配信。本作のキャスト/スタッフが、長きにわたり世界から支持をされるシリーズの魅力について明かした。

 本作は、先日アメリカで開催されたサンディエゴ・コミコンにて、一足先に本作の先行 試写会が実施された。その反響はすさまじく、海外の批評家からは「この映画はファン がずっと求めていたもの!」「これまでのシリーズを優に超えるほどの傑作!」「映画史に 残る作品!史上最高のアクションスリラー映画!」と絶賛の声が数多くあがっている。同 イベントの試写会では、本編の上映を終えエンドロールが流れきる前に、スタンディング オベーションが起こり、会場はただならぬ熱気に包まれていた。

 しかし、なぜプレデターはこんなにも人気なのか?

 その理由に関して、本作の監督を 務めたダン・トラクテンバーグは、「このシリーズの人気の秘密は、やはりプレデターのデザインが大きく関係していると思う。あのデザインには何か特別なものがある。あのヘルメットにドレッドヘアという様相は、それだけで最高だよ。その奥には全く違う顔が存在して、グロさと格好よさが同居しているんだ。この姿は、もはやポップカルチャーの一部になってしまった。ある時、8歳の女の子とそのお父さんからメッセージをもらったのだけど、その女の子はプレデターのコスプレをしていて、『まだ見ることを許されないけど、プレデターは私が一番好きな映画です』と言っていた。その理由はプレデターのデザインがカッコいいからだそうだよ」とファンからもらったメッセージを引き合いに出しながら語った。

 屈強な体に、メタリックなマスクとそこから伸びるドレッドヘア、そしてそのマスクを取った 時に現れる衝撃の素顔...。シュワルツェネッガー主演の1作目の『プレデター』で初めて世に出たプレデターは、それまでのどの地球外生命体とも似つかず、強烈な個性を放っていた。以降、様々なタイプのプレデターが登場するが、やはり一目でそれと分かるビジュアルは踏襲されている。

 そして本作に登場するプレデターは300年前のタイプとなり、外見が少し変化している。メタリックな印象は薄くなり、全体的に少しスリムになった。だが、身にまとう恐怖は倍増。素顔を隠す白いマスクは何らかの頭骨をイメージさせ、武装がない分生物らしい生々しさが際立つ。そのインパクトは絶大で、新しくデザインされた元祖プレデターを初めてみたアンバー・ミッドサンダー(ナル役)は、「初めてあのプレデターに出会ったとき、私は凝視することが出来なかった。そして森の中から出てくる彼に向って歩いて行ったとき、私の中で何かが起こったの。あの姿にすっかり捕らわれてしまったのよ」と、とても衝撃を受けたと明かしている。

 更に監督も「プレデターのスーツを間近で見た時、お化け屋敷に入ろうとしている子供のような気持になったよ。あの時はすごく怖かったよ」と思わず童心に返ってしまったことを語る。

 主演女優の目をくぎ付けにし、8歳の女の子にすらカッコいいと言わしめる、プレデターの秀逸なデザイン。そこには“恐怖”のイメージとは裏腹に、人を惹きつけてやまない大きな魅力があった。これまで誰も見たことのないプレデターが見れるのはもう直ぐだ。

 【生きる為に狩をするもの】と、【狩りをする為に生きるもの】の誇りを賭けた戦い。これまで語れることのなかった、人類とプレデターとの戦いを描いた『プレデターザ・プレイ』は、8月5日より、ディズニープラス「スター」で独占配信開始。

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