当時を思い起こし笑う横浜、広瀬、松坂

 広瀬すず・松坂桃李・横浜流星・多部未華子・内田也哉子・李相日監督登壇が13日、都内で映画『流浪の月』公開初日舞台あいさつに臨んだ。

 凪良ゆう氏の小説が原作。10歳の時に誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗を広瀬が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文を松坂が演じる。

 横浜は事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮を演じる。撮影現場で誕生日を迎えた横浜。監督から急きょワンシーンの追加を言われ喜んだという。その演出が2人に向けてごみ箱を投げるもの。「けっこう攻めるなって思った」

 いざゴミ箱のふたをあけるとそこには誕生日プレゼント。「嬉しかった」ものの「ワンシーンの追加ないんだ」という両方の気持ちにおそわれ複雑だったという。

 当時の様子を回顧する広瀬と松坂。「激高して入ってこないといけないから怒りから喜びに行くまでのストロークがすさまじかった」と松坂。広瀬は「聞いたことがないような声だった」とし「ツボにハマってしまいました」と笑った。

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