(C)引地信彦

 結木滉星、吉田美月喜らが出演する、今江大地主演舞台『エゴ・サーチ』が10日、東京・紀伊國屋ホールで幕を開けた。鴻上尚史氏が作・演出を手掛ける舞台。2010年の初演、2013年の再演を経て、3度目の上演となる。

 インターネット上で、自分の本名やハンドルネームで検索する「エゴ・サーチ」をきっかけに、失われた記憶と、届かなかった想い、もがき苦悩し、それぞれの思惑が絡み合い、バラバラに見えたパズルが集まった時に見える真実を描き出す「謎」と「想い」が織り重なる物語。

 プロカメラマン志望の広瀬隆生を演じる結木は「カンパニー全員で、本当に大切にこの作品を創ってきました。一人一人が意識を高く持ち、皆様にお届けできる水準まで持ってこられたと思っています。そしてやっと、皆様の前でお芝居できること、凄く楽しみで仕方ありません」と初日を迎え喜びもひとしお。

 演じる広瀬は巧みに女心に入り込む姿とは別の裏の顔を持ち、終盤にかけて物語を動かす重要な役どころだ。「このキャストだから表現できる舞台『エゴ・サーチ』の世界観がここにあります。是非『エゴ・サーチ』の世界に浸ってほしいと思っています。最後まで全員で全力で駆け抜けたいと思います。お待ちしております」と呼び掛けた。

(C)引地信彦

 一方の主人公・一色(演・今江大地)の恋人・小田切美保を演じる吉田は本作が初舞台。「かなり緊張もあったのですが、稽古で何度も練習していく中で少しずつ緊張もほぐれて、毎日楽しく沢山のことを学びながら演技させていただいています」

 美保は、一色の恋人であるが、想いさえも恋人にも気づいてもらえない、ある秘密を抱える謎めいた女性だ。「美保が経験する困難や壁に一緒に向き合っていると、大変で辛く思うことも多いですが、キャスト、スタッフの皆さん、そして鴻上さんの言葉にとても助けられているなと感じています」とも。

 更に「出てくるキャラクター1人1人全員が負けない強い思いや力を持っていると私は思います。それが作品全体を通して、とても大きなエネルギーとなっている舞台です。皆さんに楽しんで頂けるように、全身全霊を尽くして美保を演じたいと思います。是非劇場でお待ちしております!」と伝えた。

(C)引地信彦

 東京公演は4月24日まで紀伊國屋ホールで、大阪公演は4月30日から5月1日までサンケイホールブリーゼでそれぞれ上演される。

Photos

記事タグ

コメントを書く(ユーザー登録不要)