石橋貴明のプライド、やってきた笑いの“スタイル”は「絶対変えないし、変えるつもりもない」
おっとっと40周年ヒストリー(メイキング&インタビュー)
石橋貴明が出演する森永製菓のスナック菓子「おっとっと」のウェブ動画『おっとっと 40 周年ヒストリーwith 石橋貴明篇』が18日に公開された。同商品シリーズの発売40周年を記念して制作。初CMとなる1982年から14年間、CMキャラクターを務めた石橋が約26年ぶりにCMに出演する。合わせてメイキング映像とインタビュー映像が公開された。この中で石橋は自身が大事にしていることを明かし「みんなが求めていることをちゃんと、きっちり守っていくということは非常に大事だと思います。だから、とんねるずでやってきた笑いだとか、石橋貴明のやってきた笑いだとかっていう味は絶対変えないし、変えるつもりもないので、それはウン十年やってきた僕のプライドみたいなものかもしれません」と明かした。
――「おっとっと」40周年動画に出演された感想をお聞かせください。
1982年に新商品として発売する時、CMに出させていただいて、それからとにかくすごい数のCMをやってると思うんですけど、40年経って、また僕を使ってくれるんだって、森永さんに非常に感謝しています。だから、(森永製菓本社ビル所在地の)田町に足向けて寝たことないです。
――「おっとっと」の巨大パッケージのシーンはいかがでしたか?
最初いきなり一発目で、箱をぶち破ってやろうと思ったんですよ。でも、もう1個用意してあるのを確認していたので、それをやるとスタジオがすごーく嫌な雰囲気になるんだろうな、関係者の士気が下がるなと思って、あ、やめておこうと。それが自分が大人になったところです。
――実は「おっとっと」のCM出演前、石橋さんは「森永チョコスナックドーナッチョ(※)」のCMにご出演されていましたが、当時のエピソードなどがありましたらお聞かせください。
当時はまだ素人で事務所も入ってなくて、プロでやっていけるかとか、そんなこともよくわからず、中古の車の頭金になるんじゃないかと思って。CM出演をきっかけに、19歳の右も左も分からぬ若者は芸能界に舵を切っていくんですけど、それがなかったら会社を辞めてなかったし、サラリーマンをやっていたと思います。さすが森永さん、先見の明がありますよね(笑)。
※1980年~1988年に発売された森永製菓のチョコレート菓子
――この40年で変わったこと、変わらなかったことは何ですか?
同じことを何度もやっても面白くないですし、みんなが思っていることを超えていきたいというか。予定調和は絶対やらないということを肝に銘じて生きてきました。「おっとっと」もそうだと思うんですけど、変わらぬ味というか、みんなが求めていることをちゃんと、きっちり守っていくということは非常に大事だと思います。だから、とんねるずでやってきた笑いだとか、石橋貴明のやってきた笑いだとかっていう味は絶対変えないし、変えるつもりもないので、それはウン十年やってきた僕のプライドみたいなものかもしれません。
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