映画・ドラマ
山田涼介、ロケット背負っての“特務”で首ダメージ「あれ本当に重くて…」
『大怪獣のあとしまつ』公開初日舞台挨拶
山田涼介、土屋太鳳、濱田岳、西田敏行、三木聡監督が4日、都内で行われた映画『大怪獣のあとしまつ』公開初日舞台挨拶に登壇した。
誰もが知る巨大怪獣の、誰も知らない死んだ後の後始末に奮闘する者たちの姿を描く。この日は大変だった撮影を振り返った。
死体処理を命じられた特務隊員の帯刀アラタを演じた山田は、1本10キロはあろうロケットを2本背負って任務にあたった撮影が大変だったとし、「あれは本当に重くて…。軽くても良かったんじゃないかなって。でも質感や画で見た時のリアルさはこの重さが必要だったんだろうと納得してやっていました」と明かした。
これに三木監督は「この作品はリアリズムだから」とし「確かに負担はかかるだろうなと思っていました。でも重いものが揺れるのと、軽いものが揺れるのとでは画が違う。でも山田さんは、それをアクションに繋げていく身体能力の高さがすごい。20キロぐらいあるものを背負って走ったりジャンプしていたから」と絶賛。
ただ山田は「楽屋のソファーのひじ掛けのところに首をゴリゴリしてコリを取ってました」と首に負担がかかったと笑った。
この日は、劇中に現れる大怪獣の隆起物に見立てた巨大風船を、山田がランチャーで“狙撃”する企画も行われた。「これは軽い!」とランチャーを片手に笑顔を見せる山田は、いざ構え、発射。見事に命中させ風船を破裂させた。
山田は「大人が全力でふざけているシーンもあれば、大人が全力で真面目に怪獣の後始末を考えているシーンがあります。三木監督を筆頭に全力でこの映画を撮らせて頂きました。大人の全力の真剣さ、全力のおふざけを楽しんでほしい」と呼び掛けた。