(C)迫稔雄/集英社 (C)2022映画「嘘喰い」製作委員会

 横浜流星が主演映画『嘘喰い』(2月11日公開)で、美しい銀髪を4時間かけて染め上げ、天才ギャンブラーの斑目貘を熱演している。相手の嘘をすべて喰い尽くす斑目貘に迫るキャラクター動画がこのほど、公開された。

 賞金20億円。嘘を見破れなければ、即死──。天才ギャンブラー“嘘喰い”こと斑目貘が、日本の政財界そして裏社会をも支配する会員制の闇ギャンブル倶楽部“賭郎”で、イカサマも、殺し合いも、なんでもありの超危険なデス・ゲームに挑む姿を描く。

 どんなイカサマも悪魔的IQで見破り、“嘘喰い”という異名を誇る天才ギャンブラー、斑目貘(横浜流星)。国家をも凌ぐ支配力を誇る、闇ギャンブル倶楽部“賭郎”の頂点を決する一世一代の大勝負で、お屋形様・切間創一(櫻井海音)に敗れ、“賭郎”の会員権を剥奪されてしまった貘。それから数年後…自らの命と梶隆臣(佐野勇斗)という秘策をひっさげ、欲望にまみれた超一流のイカサマ師たちが仕掛ける超危険なデス・ゲームに再び挑む。

 解禁されたキャラクター動画では、原作ではお馴染みの“勝利宣言”ともいえるカリカリ梅をかじるシーンから始まる。闇金からの借金苦で人生負け組・日雇いフリーターの梶に手を差し伸べ、共にギャンブルでの勝利の喜びを分かち合い、時には梶を思いやるような優しい笑顔を見せたと思いきや、一方では悪魔的IQで相手の嘘、イカサマを見破り、ニヤリと笑みを浮かべる貘の姿が次々と映し出されていく。

 果たして、究極の頭脳心理戦の行方は?そして、すべてが謎に満ちた斑目貘という男の正体とは…?ラストには梶にちょっかいを出すお茶目なシーンも収録されており、必見の映像となっている。

横浜流星が最初から最後まで全編一挙手一投足、貘を熱演

 『嘘喰い』映画化に当たって、魅力的な主人公・斑目貘の存在が最も重要だった。貘を演じるのは横浜流星。エグゼクティブプロデューサーを務める濱名一哉は横浜について、「目力と佇まい。横浜さんの演技力はもちろんですが、あの奇抜な格好をしても偉そうにならない、独特な世界観の中で生死を賭けた戦いに挑む姿は、貘そのもの。カッコ良くて色っぽくてスリリングみたいな要素を兼ね備えている若手の俳優は、もう彼しか居なかったと」と振り返る。

 さらに「横浜さんがエネルギーを吹き込んだ貘に躍動感を感じてもらえたら、作り手側としては嬉しいです。最初から最後まで、全編一挙手一投足、魅力的な貘を演じきってくれたと胸張って言えます」とコメント。

 今回、原作を忠実に再現するため、貘のトレードマークの銀髪を追求し、理想の銀色にたどり着いた制作チーム。横浜本人のたっての希望で、4時間以上かけて地毛を美しい銀髪に染め上げ、撮影現場中も、貘の銀髪をキープするため、何度も染め直したというエピソードも。貘の雄姿は必見だ。

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