Awich、ニューヨークのタイムズスクエアに登場
Awich
Spotify EQUAL JAPAN今月のArtist Of The MonthであるAwichを起用した広告がニューヨークのタイムズスクエアに登場した。
Spotifyが新たにローンチしたグローバルプログラム“EQUAL”。その“EQUAL”プログラムのひとつ、EQUALプレイリストは女性クリエイターのコンテンツをフィーチャーする場所として国際女性デーにローンチされ、オーディオ分野における女性の地位向上を推進している。
そのSpotify EQUAL JAPANの今月のArtist Of The MonthであるAwichを起用した広告がニューヨークのタイムズスクエアに登場した。Awichは、卓越したスキルと美しい姿から放たれる強烈なパンチラインでその地位を確固たるものに築き上げてきた、2021年最も注目されているフィメールラッパー。
Awichは本名の漢字の直訳であるAsia Wish Childを略した造語。1986年、沖縄県那覇市生まれ。幼い頃は夜が怖く、沖縄のことや宇宙のこと、愛や恋に想像を巡らし、ずっと詞を書いていた。日本語ラップを聴いてラップを書き始め、レンタルショップで出会った2パックでヒップホップに開眼。米軍基地内の英会話教室に通いつつ、海外のヒップホップから生きた英語を学ぶ。14歳のときに沖縄産ヒップホップのコンピレーションアルバム『Orion Beat』に客演で参加。2006年にEP『Inner Research』でデビュー。
同時期にビジネスを学ぶため米国アトランタに渡る。サザンラップが隆盛を極めていた現地でストリートライフに身を置きながらファーストフルアルバム『Asia Wish Child』を制作し、2007年にリリース。翌年、アメリカ人の男性と結婚し、長女を出産。3年後、インディアナポリス大学で起業学とマーケティング学の学士号を取得。家族で日本に戻り暮らすことを決めていた矢先、夫が他界する。
その後、娘と共に沖縄に帰郷。永遠に続くような自問自答の末に、本当に生きることや愛すること、本当に赦すことを見出し、本格的な音楽活動を再開。2017年8月、Chaki Zuluの全面プロデュースによる10年ぶりのフルアルバム『8』(読み:エイト)をリリース。その反響は海を越え、Red Bullと88risingの共同製作による長編ドキュメンタリー『Asia Rising: The Next Generation of Hip Hop』において、Rich Brianらと並び、大きく取り上げられた。2020年にアルバム『孔雀』をリリースしロングヒットを記録する。
同年7月にユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。8月にメジャー第1弾EP『Paritition』をリリース。AIの作品に参加した「Not So Different Remix feat. Awich」のパフォーマンスが話題となる。「GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR」を配信中。




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