松本潤

 松本潤が、2023年放送予定のNHK大河ドラマ『どうする家康』で主演を務める。NHK大河ドラマ62作目となる本作は、戦国の世に生まれ、多くのピンチを乗り越え、乱世を終わらせた徳川家康を、現代にも通じるリーダー像として描いていく。

 昨年11月にオファーをもらっていたというが、「嵐として2020年いっぱいまでは走り切りたいと思っていた僕は、これだけの大きな事を決める事はできないと思い、結論を待って頂きました」と語っているところは松本らしい。

 そして、脚本を担当するのは、古沢良太氏だ。古沢氏と言えば、『コンフィデンスマンJP』シリーズや、『リーガル・ハイ』シリーズなどのコミカルな作品から、『ALWAYS 三丁目の夕日』のような人間ドラマまで、幅広いジャンルを手がけてきた名作家。それだけに、本作がどのような作風になるのかは未知数。正統派な大河ドラマに仕上げるのか、あるいは随所にコメディ色が散りばめられるのだろうか。

 また、古沢氏は、松本について、「華やかさと親しみやすさを持ち合わせ、私の描きたい主人公像『ナイーブで頼りないプリンス』にまさにぴったり」と話している。松本のイメージだと、「強い」「クール」といった印象を持つ人も多くいることだろう。しかし、古沢氏は松本が持つ「ナイーブさ」にも着目している。天下を取った名将とも言われている家康だが、若い頃は恐怖のあまりに戦場でおののいた逸話もある。古沢氏が描く家康はそうしたところを踏まえたものになるのか期待される。

 数々の名作を生み出してきた古沢氏と、国民的アイドル・松本。2人のタッグで期待されるのは、若者へのアプローチだ。実際にSNS上では、「今まで観たことがなかったけど観てみようかな」との声が多く挙がっていた。物語のタッチはまだ分からないが、古沢氏の得意とするコメディ要素が多く含まれるとしたら、「大河ドラマ=難しそう」という先入観を壊せるはずだ。このタッグで挑む本作が、未だ大河ドラマを観たことのない世代へのアプローチになることを期待したい。

 盛り上がりを見せた『麒麟がくる』(主演・長谷川博己)が7日に最終回を迎え、14日からは、新一万円札の顔としても知られる“日本主義経済の父”渋沢栄一の生涯を描いた『青天を衝け』(主演・吉沢亮)がスタートした。そして、『どうする家康』の前に放送される『鎌倉殿の13人』では、小栗旬が主演を務めることが決まっており、2005年に放送されたドラマ『花より男子』(TBS系)で人気を博した道明寺司(演・松本潤)と花沢類(演・小栗旬)コンビによる花男リレーも面白い。コロナ禍の今だからこそ、さまざまな局面を乗り越えてきた偉人たちの生き様を見て、ヒントをもらうのはどうだろうか。【かなぴす】

筆者紹介

かなぴす メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動行っていた。エンタメとファッションが大好き。ツイッターは@kanawink

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