【写真】左から新羅慎二(若旦那)、剛力彩芽、哀川翔、柳沢慎吾、勝俣州和

 剛力彩芽が23日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷でヒロイン役で出演する映画『新 デコトラシュウ 鷲』(香月秀之監督、19日公開)の舞台挨拶に登壇。舞台挨拶には主演の哀川翔、新羅慎二(若旦那)、勝俣州和、柳沢慎吾が登壇した。「コメディは観るのも演じるのも好き」と言う、剛力は撮影を楽しそうに振り返った。

 『新 デコトラシュウ 鷲』は、平成15年から平成20年までに5作品が公開され人気を集めたシリーズの12年振りとなる最新作。デコレーショントラックの運転手の義理と人情を描いた映画『トラック野郎』を彷彿とさせる、昭和のおやじ像を託した哀川演じる主人公・鷲一郎がデコトラのイベント会場で剛力演じる演歌歌手のすずめと出会う。幼い頃に別れた父親を探しているすずめの為に鷲一郎はデコトラの仲間たちの応援を受けながら父親探しの旅に出る物語。

 哀川は昨年7月におこなわれたという撮影を振り返り「みんな健康で、12年というブランクも感じさせないくらい、明るく和気あいあいとした雰囲気での撮影でした」と満面の笑みで報告。

 剛力は「コメディは観るのも演じるのも好き。真面目に演じるのが逆に面白い。みなさんの笑いを交えながら演じる姿は勉強になりました。笑いが堪えられない時も何度もありましたが、とても楽しい撮影でした」と振り返った。

剛力彩芽

 第1作目から哀川とゴールデンコンビを組んでいる柳沢は「あの頃はお互い40歳くらいで、今は60歳手前だよ! 翔ちゃん、初対面時の俺の第一声覚えてる? 『タメだよね?』がきっかけだったよね?」と急に昔話モードに突入。相変わらずの饒舌ぶりに爆笑の哀川は「楽屋で本番以上に喋るけど、一度だけくたばった姿を見たことがる。喋りすぎて体力を使い果たして素に戻った姿を見た時は笑い転げた」と柳沢の意外なオフの姿を暴露。

 柳沢は「普段は誰にも見せないの! 翔ちゃんには見せられた!」と照れながら、思わぬ本音を吐露。

 ゲイの警察官を演じた新羅は「監督から心配されるくらい、オネエに成り切りました。そんな姿に一番驚いたのは自分です。自分の中にこんなキャラクターがいたのかと…。結構素でやっていました。いまだに役が抜けません」と新しい扉を開いた様子。

 哀川が「初日からそんな迫力で来るか!? と驚いた」と役への成り切りぶりに目を丸くすると、新羅は「剛力さんと話す時も『ねえ! きいて~!』となる。もはや女子会ができる」と語った。

剛力彩芽

 一方、哀川との深い仲で知られる勝俣は、意外なことに俳優としては本作が初顔合わせだという。出会いから35年になる哀川が「そういえばないね!」と初共演に驚くと、勝俣は「翔さんは僕が出ていたようなトレンディードラマには出ず、人を殺す作品ばかりに出ていたのであまり接点がなかった」と毒舌。それに哀川は「悪かったなっ!」と大笑いだった。

 また映画の内容にちなんで登壇者は「人助けエピソード」を披露。哀川は「熊本の白川水源に行ったら、俺の横にいた一人の子供が水面に落ちた。水面から上がってきた瞬間に手を掴んだら、ひょいっと軽く上がった。周りにその子供の母親もいなかったので、俺がいなかったら大事故になっていたはず」と回想。哀川の人命救助エピソードに柳沢は「それ命の恩人だよ!」と驚いた表情を見せた。

 そんな柳沢は「僕は報道関係者の皆さんに助けられています。感謝してます」と神妙な面持ちも「俺今いいことを言ったよね!? 今のコメント、ワープロで書いて!」と集まった報道陣に好感度アップのおねだり。

 剛力は「タクシーに同乗したマネジャーさんが車内に携帯電話を忘れた。私がすぐに電話をしたら運転手さんも気づいてくれて、無事に戻ってきました。電話をかけることができてよかった」とエピソードを明かした。

 新羅は共演者の水野のために曲を書いたそうで「この映画が縁でボイメンに曲を作れた!」と嬉しそう。勝俣は「トイプードル4頭を散歩させているおばあちゃんが転倒して、逃げ出した犬全部のリードを僕が捕まえて戻してあげました」と語った。

 最後に哀川は「5作目から12年経ち、新たな作品が完成して嬉しい。みなさんに元気な笑いを届けられるような作品になりました」と胸を張り、息の長いヒットに期待をかけていた。

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