wacci「会えなくても音楽で繋がる」配信ライブを通して感じたこととは
INTERVIEW

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wacci「会えなくても音楽で繋がる」配信ライブを通して感じたこととは


記者:編集部

撮影:

掲載:21年02月19日

読了時間:約6分

 5人組ポップロックバンドwacciの音楽ライブ『wacci Special Live -Love Song Selection-』が、2月22日(23:30~25:00)にCS223 映画・チャンネルNECOで放送される。このライブは、1月24日に映画・チャンネルNECO契約者限定で開催された生配信ライブを収録したもので、彼らのオリジナル楽曲はもちろんの事、幅広い音楽性を持つwacciが、ORIGINAL LOVEの「接吻 -kiss- 」や福山雅治の「恋人」などラブソングの名曲も独自のアレンジでカバー。“ラブソング”にこだわったスペシャル音楽ライブとなっている。このライブ終了後にインタビューを実施。配信ライブでどのような気づきがあったのか、その醍醐味など5人に話しを聞いた。
 

wacciの魅力をカバーを通して伝えられたら

――このライブ『wacci Special Live -Love Song Selection-』の企画が決まった時、どのようなライブにしたいと思いましたか。

橋口洋平 wacciの魅力をカバーを通して伝えられたらいいなと思いました。 5人組の良さや、オリジナルとのアレンジの違いや音のバリエーションというのも感じて、楽しんでもらえたら嬉しいです。去年は配信ライブをたくさんやったので、その良さというものもわかってきて、画面の向こう側を意識して歌いました。

――今は配信ライブも一つの見せ方になったと思うのですが、生とは違う良さ、配信ライブならではの良さというのはどこにあると思いますか。

村中慧慈 通常のライブだと後ろの席にいる方達は見えづらい部分もあると思いますが、配信ではカメラがあるからよく見えると思います。

横山祐介 ライブはその場の雰囲気を楽しむというのもあると思うんですけど、配信ライブはスピーカーだったりイヤホンだったり、それぞれの環境で聴くと思います。環境が違うからこそ、こちらから発信する時はより丁寧に、でも硬くならずにやらなきゃいけないところが難しいのですが、それが逆に楽しいところでもあるんです。今回は自分たちの曲ではなくて、カバーだったということもあり、めちゃくちゃ緊張しました。 

――楽器の音が鮮明に聞こえるというのも配信の魅力かもしれないですね。

橋口洋平 特にベースの小野は配信ライブも気に入っていたようですね 

小野裕基 通常のライブ会場よりもよく聞こえる部分もありますし、自分たちが意図したものを丁寧に届ければちゃんと伝わるという環境、自分の信じられるものをちゃんと届けられるというのは、配信ならではの魅力なんじゃないかなと思います。 

因幡始 あと、それぞれがリラックスできる環境でライブが観れるというのは、会場に足を運んでいただいて観るライブではなかなかできないことだと思うので、これはライブの新しい形だなと思っています。

――配信ライブを観るにあたって、おすすめのスタイルはありますか。

因幡始  今だとスピーカーを持ってない人もいらっしゃると思うんです。でも少しでも良い環境で聴いていただきたいという思いはありますけど、僕としてのおすすめはスマートフォンをお風呂場に持ち込んで天然のリバーブの中で聴くのがすごくいいなと思います。それは自分もよくやっていて、ライブ映像などを観てホールにいるような気持ちになってます(笑)。

――配信ライブが終わってからトークの場があって、このライブをすぐにファンの方と共有できるというのもいいですね。

橋口洋平 僕らは普段のツアーでも何カ所かなんですけど、ライブが終わったらお客さんに一旦外に出ていただいて、また入ってもらうアフターパーティみたいなことをやっているので、こういったことは得意なことです(笑)。それが今日もできて良かったです。

横山祐介 それによって僕らの人となりもより分かってもらいやすくなるんだろうな、というのはあります。 

――メンバーそれぞれが今回披露されたラブソングを出し合っていくと、知らなかったメンバー同士の一面みたいなものもあったんじゃないかなと思います。

橋口洋平 ありました。こういった機会でもないとメンバーとラブソングについての話はしなかったと思うので良かったです。 今回の『Love Song Selection』の話がなかったら知らなかったメンバーの話もありましたから。 

より応援してくれる人の存在の大きさを感じた

――配信だからこそ、ファンの方と今までとは違った絆を感じた瞬間もありましたか。

橋口洋平 一昨年まで配信ライブにお金を払って観る、という文化がそんなに多くなかったと思うんです。去年は僕らにとっても初めてでしたけど、お客さんにとっても初めてだったことがたくさんあったと思います。その中でもwacciを応援したい、という気持ちとか、配信という形でもwacciの音楽に触れたい、と思ってくれる方がたくさんいて、良いライブをやって、その気持ちに応えていくことで生まれるコミュニケーションというのは、会えなくても音楽で繋がるコミュニケーションだなと。より応援してくれる人の存在の大きさを感じた一年でした。

 有観客で人数を絞ってキャパシティを狭めた時も、みんなと会えた喜びを直接歌で届けられるという幸せを改めて感じましたし、昨年は無観客で日本武道館をやらせていただいたんですけど、その時に「次は絶対に有観客でやりたい!」と僕らも強く思いましたし、配信で応援してくれる人たちも「次は絶対同じ空間を共有したい」、と思ってくれた人もいたので、夢を一緒に追えるというところでも、繋がれた瞬間があったなと思います。

――メジャーデビューから変わったこと変わらないこと、というのはどんな所にありますか。

村中慧慈 メンバー同士の距離感というのは変わっていなくて、仲が悪くなるという事はないんです。なので付き合い方というのは変わってない部分なのかなと思います。 

横山祐介 デビューした時は「想食系ワンルームミュージック」というキャッチコピーでさわやかな感じでした。その中で自分たちをどう見せよう、という話もあったと思うんですけど、いま自分たちの中で落ち着いているのは等身大で良い、ということなんです。自分たちをそのまま見せることで喜んでくれる方達もいて、自分たちらしく演奏して、自分たちらしく歌う、ということでいいんだというのが、最近みんなでよく話していることで、変わった部分かも知れないです。

――ところで、皆さん何か新しく始めたことってありましたか。

小野裕基 僕はお菓子を作るようになりました。僕はお菓子が大好きなんですけど、それを買いに行くことすら憚れる感じだったので、それなら「じゃあ作るか」となって。家にホットケーキミックスがあったので、これでいろんなものが作れるんだって。

因幡始 新しく始めたことではないんですけど去年の夏ぐらいから漫画やアニメを見始めました。まとまった時間ができた時に見始めてしまったために止まらなくなってしまって…。最近流行っている作品も見つつ、昔の作品も見直したりとかそれが楽しいんです。去年の後半はありがたいことに忙しくさせていただいていたにも関わらず、止まらなくて困っています(笑)。

橋口洋平 僕は曲作りのやり方を変えました。あと、Play Station4を1日1時間やっていたんですけど、今は全然やってなくて何か新しいことを見つけたいなとは思っていますね。

―― 今回の配信を通して新たにやりたいことはありますか。

橋口洋平 皆さんが今回の『Love Song Selection』をどう受け取ったのか、その反応も気になるところではありますけど、僕らとしてはすごく楽しかったですし、またやりたいなと思えたライブでした。さらに新しいコンテンツというのもやりたいと思っていて、ただツアーをやって行くだけではなく、こういう期間だからこそ、バンド単位で色んなことに挑戦していきたいという思いはあります。その第一歩が今回のようなカバー企画で本当に良かったなと思っています。 

(おわり)

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