INTERVIEW

小宮山莉渚

ガチガチでした。
綾野剛の娘役でスクリーンデビュー


記者:鴇田 崇

写真:鴇田崇

掲載:21年02月03日

読了時間:約6分

 主演の綾野剛を筆頭に、舘ひろし、尾野真千子、北村有起哉、市原隼人、磯村勇斗、寺島しのぶという、今の日本映画界を代表する演技派たちが集まっている映画『ヤクザと家族 The Family』が公開中だ。ヤクザという生き方を選択した男が辿る、3つの時代を壮大なスケ―ルで描くヒューマンストーリーで、家族や愛というテーマが胸に迫るエンタメ巨編である。

 その本作に綾野の娘役で、新進女優の小宮山莉渚が出演した。ソフトバンクの「ドラえもん」CMシリーズのしずか役などで注目を集め、今回はスクリーンデビューで本格的な演技に挑戦。ベテラン勢を相手に中学生とは思えないほど、堂々たる存在感を披露した。普段はRADWIMPSのファンという彼女に、映画初挑戦のことなどを聞いた。【取材・撮影=鴇田崇】

 ※インタビューは公開前に実施。

スクリーンデビュー

――映画で描くヤクザの世界はなじみがないと思いますが、物語の感想はいかがでしたか?

 今回、この映画に出会う前まで、ヤクザ映画を人生であまり観たことがなかったんです。普通、ヤクザと聞くと、怖いって思うじゃないですか。でもこの映画には、家族の物語も入っていたので、観ると家族の優しさ、温かみを感じることができました。血がつながっていなくても家族、そういうテーマも素敵だなって思いました。

――共演者の方々や監督などと、そのテーマについて話はしましたか?

 そうですね。藤井道人監督に質問しました。ヤクザの映画ではあるけれど、ヤクザの映画だけじゃないようにしよう、というお話をされていました。家族のドラマがしっかりとあるので、普通のヤクザ映画とは違うヤクザの映画を作ろうとおっしゃっていました。

――時代を超えて、世界観も壮大でした。

 その昔から2019年までを描いていて、そこも見どころかなと思いました。その間、いろいろと制限されていて、いろいろ変化しているんだって、今を生きる中学生として思いました。

――撮影初日のことは覚えていますか?

 覚えています。本当にガチガチで「お願いします!」という感じで現場に入ったのですが、「よろしくねー!」という感じでみなさん話しかけてくれて、綾野剛さんも尾野真千子さんも明るく話しかけてくれて、徐々に緊張が解けていきました。車のシーンでは家族みたいに話すことができて、そこが一番、緊張が解けた瞬間かなと思いますね。

――演じた工藤彩という女の子は、どういう子だと受け止めて演じたのですか?

 彩ちゃんは、お母さんと母子家庭で、ふたりで狭いアパートに暮らしているのですが、お母さんとふたりだと自分の気持ちを抑えて、我慢して、心に影ができてしまっているような子です。14歳という年齢で、剛さん演じる山本さんに出会って、大きく心が変化していく。そのなかで女の子だけれど、影の中で前向きさをずっと持ち続けているので、そこが彼女のいいところだと思います。

――藤井監督は、どういうリクエストをしたのですか?

 演じているようではなく、普通に、自然体でいてほしいと言われました。最初、演技がどういうものかもわからなかったので、この状態でそれを言われたことは、実はすごくありがたかったです。演技がまったくの初めてだったので、助かりました。演じるってどういうことだろうから始まっているので、そこを考えなくてよくなったので安心しました。それからの撮影はあっという間で、最後まで楽しかったです。

――共演者の方と雑談する時間はありましたか?

 剛さんがほかの現場でのエピソードを話してくださって、それを聞いている時間が楽しかったですね。当時はまだ中学二年生だったので、芸能界のことをいろいろ聞けたことがうれしかったです。

鴇田崇

小宮山莉渚

音楽の存在

――millennium paradeの主題歌「FAMILIA」の印象はいかがでしたか?

 映画の最後に流れてきて、物語とつながっているところが多くて、曲なのにすごく温かみを感じるし、誰かを守ろうという強さとか、優しさとか、家族のかたちとか、そういうものですよね。本当にいろいろなものを感じました。何度も何度も聴きたい素敵な曲でした。

――音楽は好きですか?

 RADWIMPSさんの曲が好きです。一番好きな曲は「告白」という曲で、好きという言葉にすごく愛を感じるような素敵な曲で、歌詞が素敵でいつも聴いています。

――ところで、地元を離れて東京に出て来るそうですが、どういう生活を送りたいですか?

 高校生がどういうことかまだわからないので、高校生の役を演じる時に高校生にはどういう人がいるのか知らなきゃいけないので、観察したいなと思っています。もともと人間観察は好きなんです。

――何をしている時が楽しいですか?

 今は本当に食べていることが好きです。中学生の頃は食事制限をしなきゃいけない時もあったんですけど、適度に運動しながら自分の好きなものを食べて、自分の体にストレスを与えないように心がけています。

――今、興味あることは何ですか?

 弟の影響で「鬼滅の刃」を読み、「少年ジャンプ」を自分でも買うようになりましたね。マンガやアニメが好きなので、そういうことに関われたらいいなと思っています。実写化にも挑戦してみたいです!

――さて、いよいよ出演映画が公開ですが、心境はいかがですか?

 身近な友だちや親にはまだ観てもらっていないので、映画を観てもらった時に、どういう反応になるのか、すごく楽しみです(笑)。

――それは普段の自分とはかけ離れている役柄だからですか?

 そうですね。わたしが演じる工藤彩は大人しい女の子ですが、わたし普段は学校でははしゃいでいるタイプなので、友だちや親はどう感じるのかなって(笑)。全然違うので、びっくりするかも知れません。

――たくさんの人に自分のことが知られるのは、どういう気分ですか?

 すごくわくわくしますね。どんな感じか、想像もつかないです!

鴇田崇

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