STU48連載企画
〜こんな時代こそ、アイドルが必要だ。〜

今村美月


記者:木村武雄

掲載:21年01月28日

読了時間:約9分

 STU48が2月17日に6thシングル「独り言で語るくらいなら」を発売する。穏やかな大海原を爽やかな風を帆に受け、ゆっくりと進んできた彼女たち。更なる活躍が期待される今年は日本武道館公演も実現させ、いよいよ彼女たちが先頭を切る大航海時代の幕開けを感じさせる。その最初のシングルで示すのはこれまでの雰囲気とは異なる楽曲だ。選抜メンバー16人はどのような思いで臨んだのか。16人全員のインタビューを16日間連載する。

日本武道館のステージに立つ今村美月

◆今村美月
 優しく見守る温かみのある笑顔が印象的だ。大らかな人柄でグループでは「瀬戸内の聖母」と親しまれている。

 昨年1月、岡田奈々からキャプテンを引き継いだ。しかし、その矢先にコロナ禍が社会を襲った。定期公演や握手会だけでなく、シングルの発売も延期になった。就任1年目で難しい舵取りを強いられた。

 「キャプテンらしいことができていないんじゃないかと思う部分もありました。全うしたという実感もありませんでした」

 そうした状況下でもキャプテンとして得たものはあった。「物事を俯瞰的に考えるようになり、メンバー一人一人の個性ある魅力に気付くことができました」

 コロナ禍では、当たり前だと思っていたものがそうではなくなった。そのなかで改めて実感した「日常だと思っていたものの有難み」。そして、「応援してくださる皆さんの大切さ」

 「もっと自分の周りの全ての物、人々を大切にしていこうと思いました」もともと持っていた思いだ。しかしこの一年でより強くなった。「厳しい状況でも一緒に頑張って行こうと思って下さる方々や周りの方々に支えられていると強く実感した一年でした」

 彼女の背中を押したのはファンだけではない。共に歩むメンバーからも力をもらった。「メンバーの頑張りを見て、自分も頑張らないといけないと思いました。今年はもっと日本武道館や、STU48号とのお別れなど、グループとして大きな出来事があります。しっかり引っ張っていきたい」

 キャプテンとしてしっかり地に足を付ける今村だが、個人となると控えめだ。「あまり秀でたものがなくて、器用貧乏って言われます。ダンスもみんな上手だから自信を持っているとは言えません」

 STU48にはダンスに長けているメンバーが多い。だが今村はアクターズスクール広島の出身。昨年1月開催のTDCホールでのコンサート「STU48選抜メンバーコンサート」ではソロコーナーでダンスを披露。躍動感と繊細さで会場を沸かせた。さかのぼれば、2018年11月放送の讀賣テレビ『ベストヒット歌謡祭2018』では「緊急ダンスオーディション」で選抜入りを果たしている。

 それでも控えめなところは彼女の良さでもある。

 そんな今村は「ステージ上と普段や握手会のギャップがあると言われます」と笑う。そのギャップもまた魅力的な要素だ。そして「聖母」とも形容される優しさも秀でたものの一つと言える。

 「海の星の聖母」は聖母マリアの古来の呼び方。瀬戸内を拠点とするSTU48。その聖母としてグループの“船首”に立つ。

こんな時代だからこそ「アイドル」としてできることは何か。

 応援してくださる皆さんへの感謝を忘れずキラキラと輝くことです。笑顔や元気を与えられるようになるにはまずは自分が輝いていなきゃいけないと思いますし、そのために何事にも真剣に取り組むこと、笑顔でいること、あとは、自分を認めるというか…自分を信じることが大事だと思います。

写真のエピソード

アウトレットにて(今村美月・提供写真)

 私は普段、寝正月なんですよ(笑)。でも今年は家族が行きたいと言って元旦にアウトレットにお買い物に行きました!セールしていたのでオンラインお話し会用の服をたくさん買いました。10着ぐらいは買ったと思います。でもアウトレットなのでかなり抑えられました(笑)。ぜひ、どんな服を買ったのか楽しみにしてほしいです!

6thシングル「独り言で語るくらいなら」インタビュー

――表題曲の印象と、それをどう捉え臨みましたか。あるいは自身と重ねた点がありましたら教えて下さい。

メロディを聴いた時は、凄く壮大な楽曲だと思いました!自分と重ねるというよりかは、センターの石田千穂ちゃんと重ねていました。千穂ちゃん自身が行動を起こして、チャンスを自分から作って行く子。千穂ちゃんの姿勢が歌詞になっているんじゃないかと思ったぐらいで、2番の歌詞のように行動で示すタイプだと思います。私自身は、ダイエットするといって、一週間も続かないタイプで(笑)。口だけじゃなくてもっと行動に移して達成できるようにしたいです。

――成人式で髪を切ると宣言していましたね。

 17歳から髪を切りたいと言っていたんですけど、下蒲刈島のポスター(STU48とハローキティがコラボしたJR6社ポスター)が掲出されているから切っちゃそれまでは…とスタッフさんとも相談しまして。20歳で切るというのが目標だったのでタイミングを逃してしましました。オーディションでつけていたナンバーの22にかけて22歳で切るかと悩んでいます。

――印象に残っている歌詞は?

 2番のサビがすべて印象に残りました!口だけにはならず不言実行の精神を感じました。

――レコーディングの秘話、自身が担当した歌唱パートはいかがでしたか。

 レコーディングでは何回もアドバイスを頂き、細かな言葉の強弱まで意識をしながら歌いました!特に2番の頭は三拍子から四拍子に戻るため、入りが難しかったです。

――振付はどうでしたか。

 ユニゾンの振りが多かったので、その分全体での迫力が出たのではないかなと思います!

――合わせるのは大変そうですね。

 MV撮影では、振付して下さった辻本先生のアシスタントの方が声をかけて下しました。今までもそうですが、振付ごとに名前をつけているんですよ。「フランキー」とか、「魔法」、「ジャンプ」とか。なので覚えやすかったです。掛け声も大きいので活気あり、気持ちも乗れて頑張れました。

――そのMVの撮影はどうでしたか。

 これまでのMVは野外で撮影していましたが、グループとしては初めてのスタジオの中での撮影でした。世界観を作り上げるために沢山の振り付けを踊ったのですが、そのイメージ映像を撮影中に作ってくださってその対応の速さにびっくりしました!

――この楽曲に、MVに、歌詞にこれまでのSTU48にないものがあるとしたら?

 これまでのSTU48のなかで、一番壮大で神秘的なものになっていると思います。

――ご自身にとってこの曲はどういうものになりそうですか。

 自分が動くことで世界は変わっていくということを、この楽曲を聴くたびに思い出させてくれる自発ソングになると思います!

――自分が動くことで変わったという経験は?

 2018年の『ベストヒット歌謡祭2018』です。「緊急ダンスオーディション」で選抜入りさせて頂きました。もし立候補していなかったらチャンスもなかったと思います。行動することでチャンスが広がる。それを掴んだら新しい未来が待っているということを実感しました。まずは自分が動くことが大事と思いました。

――グループとして最後に一言。

 結成して5年目になります。船上劇場を拠点に活動するアイドルというのが私たちの代名詞だったと思います。そのシンボルだったSTU48号での定期公演がなくなったあと、それに代わる何か大きな魅力を見つけて大きくしていきたいと思います。

日本武道館のステージに立つ今村美月

 2021年1月15日、STU48初の日本武道館コンサートが行われた。憧れのステージでアンコールを含め全22曲を披露した。夢舞台に立ったのは1期生・ドラフト3期生。そして、6thシングルの選抜に入った2期研修生、原田清花、高雄さやかが一部参加した。

――日本武道館コンサートを振り返っていかがですか。

 時が過ぎるのが早くて、体感では10分くらいに感じました(笑)。久しぶりに大きな会場で皆さんと楽しい時間を共有することができて幸せでした。熱気というかなんというか、声が出せなくてもうちわやペンライトで応援してくれる皆さんを見て、「ああ、やっぱこれだな」って気持ちになりました。あとは配信を見てくださっている画面の向こうのファンの方にも届けられるように力を出しました。配信が終わった後、「画面越しだったけど感動した」っていう言葉もたくさんいただけたので嬉しかったです!

 緊張は…私は、開演前に動線の確認で客席に行った時と、円陣の声かけで2回も泣いていたので、それであまり緊張をしなくなったというか…。ステージを客席から見た時と今からみんなでライブをするぞっていう時に出た嬉しい涙だったのでワクワクで気持ちは高まっていました。

 最近はコロナウイルス感染拡大の影響で、少人数の課外活動ユニットでの活動が多かったので久しぶりにメンバーがそろった状態でのコンサートでした。武道館だからっていうのはあまりなくて、気持ちはいつもどおりというか、武道館への気持ちよりライブをできる喜びが勝っていたので、いい意味でいつもどおりでいられたかなって思います!

 なかでも印象に残っているのは、最初の曲の「出航」の歌い出しを一人で歌わせていただいたので、その時の印象というか風景が今でも思い出せる程深く刻まれました!「Overture」で登場してペンライトの多さに驚いたのと、歌い出してから後ろを振り返った時のメンバーの顔を見た時の安心感がすごかったです。

 課外活動ユニットでもパフォーマンスしました。私は「STUDIO」というダンスに力を入れているユニットに所属しているんですが、パネルを使ってすごくかっこよくできたんじゃないかなと思います! それと初披露の「独り言で語るくらいなら」はすごく幻想的で壮大な楽曲なのでその世界観に引き込められるようにという意識を持ちながらパフォーマンスをしました。そして、まさかの新曲披露で撮影OKタイムだったのでドキドキでした(笑)。また早く皆さんの前で披露したいです。

 武道館でのコンサートは、キャプテンになって一年になるタイミングでの大きな舞台で不安などもありましたが、この武道館を見てくださった方々にキャプテンらしくなったねって言っていただけることが多くて、自分自身変われていたのかなと気が付いたきっかけになりました。改めて、応援してくださる方や周りの方々、メンバーの大切さやありがたみを感じたし、今まで以上にグループに対する気持ちが強くなりました。一つ大きな舞台を経験できたおかげで、また上を目指して行こうと思えました!

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