STU48連載企画
〜こんな時代こそ、アイドルが必要だ。〜

原田清花


記者:木村武雄

掲載:21年01月24日

読了時間:約8分

 STU48が2月17日に6thシングル「独り言で語るくらいなら」を発売する。穏やかな大海原を爽やかな風を帆に受け、ゆっくりと進んできた彼女たち。更なる活躍が期待される今年は日本武道館公演も実現させ、いよいよ彼女たちが先頭を切る大航海時代の幕開けを感じさせる。その最初のシングルで示すのはこれまでの雰囲気とは異なる楽曲だ。選抜メンバー16人はどのような思いで臨んだのか。16人全員のインタビューを16日間連載する。

日本武道館のステージに立つ原田清花

◆原田清花
 「未熟者ですが、オーディションの時に『だれかの光になれるようなアイドルになりたい』と言いましたので、それになれるまでは途中でへこんだり、折れたりすることはあっても、やり抜こうと思っています。それが心の支えです」

 憧れているのは「誰かを笑顔にできるアイドル」。そうなれる可能性がほんの少しでもあるなら挑戦したい、自分の存在意義を見つけたい、自身を変えたい、と2期研究生オーディションを受けた。

 積極的なタイプではない。目立つ事もあまり好きではない。そんな彼女が勇気を振り絞り門戸を叩いた。

 加入当初は毎日泣いていた。ダンスは苦手だ。「今でもここにいちゃいけないと思うことが多いです。もともとネガティブで深く考え込んでしまいます。なんで出来ないだろうって。何度か折れちゃいそうになりました」。自問自答の日々。

 それでも歩き続ける。オーディションの時に公言した誓い。そして、ファンの声援。「こんな私でも応援してくれる方、信じて下さる方のために頑張ろうと。たくさんの方に支えられてなんとかやってこられた1年でした」

 個性は「二面性」。その意味を聞けば「アイドルはきらきらした光の部分が多いですが、闇の部分もあるなと思います。そういった部分での二面性です」。ネガティブな要素は成長するために必要な“気づき”ともとれる。

 2期研究生はデビュー1年目をコロナという未曽有の危機に飲み込まれた。

 「誰も想像してなかった状況ですし、これからどうなってしまうのだろうという不安も大きかったですが、オンラインで離れていても応援してくださる方の言葉や存在にわたしは沢山励まされたので、わたし自身もきっと何か出来る事があると思って、出来る事を探しながら過ごしました」

 状況がやや落ち着いてきた昨年10月に行われた『TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020』は印象深く思い出に残っている。

 「先輩方や、他のアイドルさんに沢山刺激を受けて、わたしももっとちゃんとアイドルになりたいと思わされました。初めて先輩方とまざって2期研究生は3人で先輩方と踊った。そういう経験も初めてにちかいです。横で踊っていてもパワーが全然違いました。2期研究生同士で話して、足を引っ張らないように頑張ろうと話し合いました」

 同期の存在も大きい。今回のシングルに2期研究生からは高雄さやかと選抜入り。「心強いです。お互い悩みを言い合って支え合っている仲間です」

 原田には憧れているアイドルがいる。石田千穂だ。今回のシングルではセンター。後ろから見た石田千穂の背中は「今回の曲や雰囲気、振りが石田さんに合っていて美しいなど思いました」

 そんな石田からは励ましの連絡が時折寄せられている。「支えられていて嬉しいです」

 憧れの的・石田千穂は有言実行の人だ。自分では一歩前に行けない原田があえて言葉にするのは、石田千穂と同じように実行に移そうと課しているようにも思える。

 今年の目標を「貪欲」。おっとりとした口調からは想像が出来ない言葉だが、「昨年は目の前の事だけで必死だったので、それを脱却して何事も貪欲にチャンスを掴んでいきたいです」と意気込む。

 そしてこうも語る。「抱負にでもしなければ前に行けないので…言葉には力があると思っています。初めは無理だと思ってもできるだけポジティブなことや夢は言った方がいいと思っています」

 言葉は、彼女の勇気になり、エネルギーになっている。

こんな時代だからこそ「アイドル」としてできることは何か。

 直接会うことは難しい状況にはなってしまいましたが、私自身がアイドルという存在から画面越しにたくさん元気をもらってきたように、私もファンに元気を送れるアイドルになりたいと思っています。そのために、1つ1つの公演やオンラインお話し会など、ファンの皆さんと共有できる時間を大切にして向き合っていきたいです。自慢の推しメンと言っていただけるアイドルになれるよう全力で頑張ります!

写真のエピソード

原田清花が提供した写真

 袴を着て書初めしました。「貪欲」と「ポジかりん」「信じる」と書きました。

6thシングル「独り言で語るくらいなら」インタビュー

――選抜入りを聞いてどう思いましたか?

 聞いた時は嬉しかったです。でも不安の方が大きくて。私にできるのか、認めてもらえるのかとかいろいろ考えてしまいました。

――想像と違っていたものはありますか?

 私が思っている以上に大変なことだなと。ミュージックビデオ撮影もスケジュールがタイトだったり、ダンスを覚える期間が短くて。撮影中もいっぱい撮って、知らないことばかりでビックリしました。

――改めて先輩やアイドルはすごいと?

 これまで、キラキラした部分しか見えませんでしたが、アイドルとして活動してから見える部分があります。裏ではすごく頑張っていますし、辛い思いもしています。涙も流しています。そういうところを間近でみてやっぱりすごいなって。

――新曲「独り言で語るくらいなら」の印象と、それをどう捉え、臨みましたか。または自身と重ねた点があるとしたら?

 まず、これまでのSTU48の楽曲にない感じの曲で驚きました。でも、聞いていたら心が透明になるような、冷たい澄んだ空気が頬に触れるような?感じの曲で聴いてすぐ、あ、好きだなって思いました。

――そのなかで印象に残っている歌詞は?

 曲の出だしの「いつもとは違う反対のホームから ガラガラの電車に衝動的に乗った」です。似たような事をした事があるので…。

――レコーディングの秘話、自身が担当した歌唱パートはいかがでしたか。

 かなり難しい曲で、沢山練習してきて!と何度も言われていたので、レコーディングまでにいっぱい聴き込んで練習しましたが、やっぱり不安で、高雄さやかちゃんと行きの新幹線で2期研究生の私たちが足を引っ張っちゃったらどうしようって怯えていました。レコーディングが終わった後にスタッフさんから、いっぱい練習してきたねって褒めて頂けて嬉しかったです…!

――振付はどうでしたか。

 ダンスが苦手で振り覚えも悪いので…かなり苦戦しました!でも大きく動いたり、感情を込めて踊ったりする振りも多いので、踊っていて楽しいなと思いました!

――先ほど大変だったと話していましたが、改めてMVの撮影はどうでしたか?

 MV撮影ってこんなに大変なんだな…というのが正直な感想です…!今回はサビの振りが5種類あった事もあって、沢山踊りました…!何回も踊って終わった後は足が痛くて歩けなくなっちゃいました…。でもMV撮影に参加させて頂けてるのが本当に有難い事ですし、沢山の方が動いてくださっていて…わたしも少しでも返せる様に頑張りました!

――この楽曲に、MVに、歌詞に、これまでのSTU48にないものがあるとしたら?

 「決意」です。これまでの曲は、爽やかなもの、自然的なものが多かったと思いますが、この曲は新しいSTU48を見せる決意を感じました。

――ご自身にとってこの曲はどういうものになりそうですか?

 自分を奮い立たせてくれる曲になると思います。曲の中でも主人公の心情が変わっていっていて、初めは逃げ出したい気持ちでしたが頑張らないといけないと変化しています。私も自分が逃げそうになった時に聞いて奮い立たせたいです。

 ◇

日本武道館のステージに立つ原田清花

 2021年1月15日、STU48初の日本武道館コンサートが行われた。憧れのステージでアンコールを含め全22曲を披露した。夢舞台に立ったのは1期生・ドラフト3期生。そして、6thシングルの選抜に入った2期研究生、高雄さやか、原田清花が一部参加した。

――日本武道館コンサートを振り返っていかがですか。

 今でも武道館のステージに自分がアイドルとして立たせて頂けたという事が信じられないです。それくらい夢みたいで幸せな時間でした! 緊張感と熱量…2期研究生の出演は2人だけだったので、今回も先輩方の引っ張らないようにと思ってずっと緊張していました。これまでで1番の緊張でした。3日前くらいから緊張で眠れなかったです!

 「独り言で語るくらいなら」では大きなミスもなく、無事に披露できてよかったです。頭が真っ白にならないか心配していましたが、大丈夫でした! 印象に残っているのは4周年コンサート開催の発表の時、ファンの皆さんの前で発表できたことが嬉しくて印象に残っています。

 日本武道館コンサートでは、ステージ上での先輩方は本当にキラキラしていたので、少しでも追いつけるように頑張りたいという思いが強くなりました。

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【応募期間】
・2月14日〜2月22日23時59分まで。

当選された方には、TwitterのDMでご連絡をさせていただきます。

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