STU48連載企画
〜こんな時代こそ、アイドルが必要だ。〜

石田千穂


記者:木村武雄

掲載:21年01月16日

読了時間:約8分

 STU48が2月17日に6thシングル「独り言で語るくらいなら」を発売する。穏やかな大海原を爽やかな風を帆に受け、ゆっくりと進んできた彼女たち。更なる活躍が期待される今年は日本武道館公演も実現させ、いよいよ彼女たちが先頭を切る大航海時代の幕開けを感じさせる。その最初のシングルで示すのはこれまでの雰囲気とは異なる楽曲だ。選抜メンバー16人はどのような思いで臨んだのか。16人全員のインタビューを16日間連載する。

日本武道館の舞台に立つ石田千穂

◆石田千穂
 周囲に聞いて返ってくる答えの多くは「頑張り屋で、言ったことを実行する人」。これまでに叶えた夢はたくさんある。その陰には並々ならぬ努力があったはずだ。しかし本人はおっとりとした調子で「ぽけーっとしている立ち回りです」「行動に移せないと思うこともあるんですよ!」と素振りも見せない。

 「センターに立ちたい」

 そうはっきり口にするようになったのは、AKB48選抜総選挙でランクインしたこともきっかけの一つだった。

 デビュー当時は個性を見つけられず自信もなくポジションも後ろの方だった。なかなか前に行けず、そんな自分を「嫌だ」と思っていた。だが背中を押してくれたのはファンの声援。総選挙などを通して少しずつ自信がついていき、そして握手会が「そんな私」を変えた。

 STU48だけでなく、AKB48 56thシングル「サステナブル」でも選抜入りし、瀧野由美子とともにNHK紅白歌合戦にも出場した。Huluでの冠番組『STU48石田千穂のはたらく石田千穂』にも挑戦。『STU48 石田千穂ソロコンサート~いえっ!に帰るまでがちほコンです。~』も実現させ、昨年12月にはSTU48としては初のソロ写真集『檸檬の季節』も発売した。

 経験は新たな目標を芽生えさせる。

 「AKB48の選抜に選んでいただいてから、STU48でも色んな歌番組に出られるように頑張りたい、沢山の方に知ってもらいたいという気持ちが強くなりました。紅白歌合戦などいろんな歌番組に出たいです」

 デビュー当時は見つけられなかった個性。今、聞けば「踊り方です。アイドルっぽい踊り方を研究しています。頑張ります」と答える。理想のアイドル像は「ステージで歌ったり踊ったりして、パッと目がいくキラキラしている人です。なので常に自分磨きは大事にしています」

 セトウチ・ライブラリーでは「ちほのアイドル倶楽部」が始まる。「色んな時代のアイドルさんを学びたいと思っています。松田聖子さんなど80年代のアイドルの踊り方やそぶり、手ぶりをファンの皆さんと一緒に学んでいきたい」

 これまでの歩みを「どれも最高です」と振り返る。

 「色んなイベントとか思い出があるけど、全部最高の思い出です。振り返れば、戻りたいとか、もう少しこうしておけば良かったと思うこともあるけど、過去があるから今があると思っていて、今はすごく楽しいので、充実しています」

 自身を変えるきっかけになった握手会、そしてファンの存在。しかし、コロナ禍で直接会う機会を失った。改めて感じた当たり前だと思っていた握手会、ライブの有難さ。「もっとファンの方と楽しい思い出を作りたいです。そして、STU48をたくさんの方に知って好きになってもらいたいです」

 そして、迎えるセンター。「まだ、ファンの皆さんの前で披露していないから実感がなくて。でも逆に自信がなくなりそう(笑)」。いつもの照れ隠しのように控えめ。だが、「更に成長したい」という言葉に強い思いが表れている。

こんな時代だからこそ「アイドル」としてできることは何か。

 なかなか会えていませんが、会えなくなってから始まったオンラインお話し会やオンラインチェキサイン会、そしてライブ配信もそう、画面越しでも笑顔を届けられるように頑張りたいです。

写真のエピソード

石田千穂提供写真

 初詣に行きました。吉でした。

6thシングル「独り言で語るくらいなら」インタビュー

――シングル表題曲初のセンターに選ばれたときの心境は?

 ドックンドックンして、何も考えられない状態だったんですけど、すごく嬉しくて。ずっと4年間、ゆみりん(瀧野由美子)がセンターを務めていた場所、且つ活動していたなかで、責任感が必要な場所だと思っていました。

――目標にしていた場所に立ってどうですか?

 まだ、(取材当時)ファンの皆さんの前で披露していないので実感はなくて、でもこれからプレッシャーは出てくると思います。全員で支え合いながら活動して、STU48を知っていただける機会になればいいなと思っています。

――新曲の印象と、それをどう捉え、臨みましたか。または自身と重ねた点があるとしたら?

 サビが三拍子で、新しい感じだなって思いました。自分と重ねた点は、ちょっと反抗的な歌詞だったので反抗期を思い出しました。反抗期は2年ぐらい前にちょっとだけあったんですよ(笑)。SHOWROOMのタイムテーブルの設定をよく忘れてしまって、毎日「入れていないよ!」と言われて、「もう嫌だ!」って(笑)。今も言われるけど、なんとも思わなくなりました(笑)。

――そのなかで印象に残っている歌詞は?

 1サビの「独り言で語るくらいならば 黙ったまま何かしよう」です。まず行動してみようって思うし、背中を押してもらえるなって思いました。

――行動に移すタイプだと思ったのですが、そうではないんですね。

 自分の目標は口にするようにしていて、口にしたらファンの皆さんも応援してくれますし、自分に対しても、言ったからやらないと圧をかけられて行動しようと思うんです。行動に移せないと思うときもあって、そうならないように口にしています。

――レコーディングの秘話、自身が担当した歌唱パートはいかがでしたか。

 歌い始めの瞬間が難しくて、沢山聴いて頭の中で数えながら歌いました。

――振付はどうでしたか。

 ダンスの先生が振り入れしてくださる時に覚えやすいように言ってくれるフレーズが面白くて、メンバー内で流行りました。サビごとに全部違う振りで色んな種類があったのでそこが大変でした。今までにないような振り付けで大好きです。

――そのなかで印象に残っている振りは?

 たくさんありますが、そのなかでも印象に残っているのは、指でくるくる回す、ピーターパンと呼んでいた振りです。それと指で口元を押さえて「シー」して、ハッとしてまた「シー」とするところも可愛くてお気に入りです!

――MVの撮影はどうでしたか?

 STU48の表題曲でははじめて屋内での撮影だったので、寒くなくて風がないことに感動しました。瀬戸内での撮影の日もあって、その日は沢山走るシーンだったので持久走をしている感覚でした。

――表情も印象的です。

 自分の解釈で、悲しくも優しい表情を意識しました!

――この楽曲に、MVに、歌詞に、これまでのSTU48にないものがあるとしたら?

 三拍子と屋内での撮影が新しいです…(笑)。

――ご自身にとってこの曲はどういうものになりそうですか?

 とっても大切な曲になりそうです。歌詞も好きで、悩んでクヨクヨしているときに聴きたいと思います。

――改めてセンターの夢を叶え、この経験は今後にどのような影響を与えそうですか。

 まだ、分からないんですけど、「Charming Trip」(女子旅ユニット)のリーダーを半年前になったことで、今までよりもSTU48がこうなりたい、こうしたいという思いが強くなりました。ユニットに限らず、STU48には個性が強いメンバーや可愛いメンバーが多いので、センターになったらもっと広めていきたいと思っていたので、それをやっていきたいです。

 ◇

 2021年1月15日、STU48初の日本武道館コンサートが行われた。憧れのステージでアンコールを含め全22曲を披露した。夢舞台に立ったのは1期生・ドラフト3期生の22人。そして、6thシングルの選抜に入った2期研究生、高雄さやか、原田清花が一部参加した。

日本武道館の舞台に立つ石田千穂

――日本武道館コンサートを振り返っていかがですか。

 大勢のメンバーとファンの皆さんの前でパフォーマンスするのが久しぶりでしたので、すごく楽しかったです!最高――っ! 緊張は…リハーサルでステージに立っても実感がなくて緊張もしていなくて。でも「overture」が流れ始めてから、皆で背中を叩き合う姿を見たときに「始まるんだ!」と心臓がバックンバックンしました。でも、ステージに立った瞬間ファンの皆さんの顔が見えて「久し振り!」って。そこで緊張は解けて。最後に(岡田)奈々さんと挨拶しましたが、はけようと思っていた時に奈々さんが「おいで」と声をかけてくれて、新鮮でした(笑)。新曲も発表しましたが、コロナ禍でコンサート自体が配信のみになるかもしれないと思っていたので、ファンの皆さんの前で披露ができて良かったです。センターという実感も湧いてきました。今は、これからの新曲の活動が楽しみな気持ちと、背中をシャキッとしないといけないという両方の気持ちがあります。

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