INTERVIEW

石田千穂(STU48)

これまでにない感覚。
充実のソロ初写真集『檸檬の季節』


記者:木村武雄

写真:提供写真

掲載:20年12月03日

読了時間:約4分

◆石田千穂ソロ写真集『檸檬の季節』インタビュー<前編>

 「めっちゃ嬉しかったです!」爽やかな笑顔で写真集への想いを語った。STU48のメンバーとしては初めてのソロ写真集。しかも清純派という印象が強いグループにあって初の水着カットに挑戦した。

 「まさかSTU48で最初に写真集を出させて頂けるなんて思ってもいませんでしたし、水着を解禁するとも全然思っていなかったので、めっちゃ嬉しかったです! プレッシャーというよりかは、楽しもうという気持ちで挑みました!」

 驚いたのは本人だけではない。写真集発売が発表されたとき、メンバーからはLINEで祝福とともに、驚きのメッセージが届いた。「『あ! 水着だ!』って連絡が入りました(笑)」

 “秘密裡”に進められた企画だが、ユニットを組む薮下楓と、グループの初代キャプテンで精神的支柱の岡田奈々には事前に伝えていた。

 「楓ちゃんには一緒にダイエットを頑張ろうと話して、岡田さんには先に写真集を出されているのでアドバイスを聞こうと思ってお話しました」

 そんな岡田からは「撮影期間のご飯は気にせず楽しく食べたらいいよ」というメッセージを受けた。

 「初日の方が水着での撮影でいっぱいだったので、食べるのをちょっと我慢したんですけど、水着の撮影がないと分かってからは食べました。広島の後に沖縄に行ったんですけど、沖縄料理を山盛り食べました!」

 屈託のない笑顔で語る。

『檸檬の季節』撮影/YOROKOBI(講談社)

広島でみせる「素」の表情、念願の制服でプール

 撮影は夏、地元広島と沖縄本島で行った。過去と現在の2つの顔を描いた写真集で、過去パートにあたる広島では、学生時代を回想。幼馴染と過ごした青春時代を想起させるかのような甘酸っぱい制服姿や、どこか照れくさそうな仕草を見せる。

 「プールに制服を着たまま飛び込む撮影があったんですけど、人生で一度はしたいと思っていた密かな目標の一つだったので、嬉しかったです! 広島は学生時代の様子を表していて、制服で駅に行って撮ったりしました」

 地元にいる安心感からか、自然と素が出た。しかし、水着での撮影はちょっぴり大人な表情も見せている。

 「セクシーな大人な写真の時は、表情を意識して頑張りました。水着のグラビアは初めてだけど、何百回もやっている人の気持ちになって撮りました!」

 写真集初めての水着撮影は家族との思い出の地からスタートした。緊張もあったが、懐かしい記憶が心をほぐしてくれた。

 「江田島の海で撮影したんですけど、幼稚園の時、おばあちゃん達と一緒に行ったことがある場所でしたし、アイドルになってからもお仕事でも行った場所だったので懐かしくもあり、不思議な気持ちになりました」

 広島ではプールとは別の初体験があった。

 「生のイチジクを初めて食べました! 撮影のためにお家を貸して下さった家主さんが差し入れをして下さって、すごく美味しくてそれからハマってます!」

『檸檬の季節』撮影/YOROKOBI(講談社)

沖縄では見せたことがない表情を

 慣れ親しんだ土地で見せる素の表情とは対照的に、現在パートにあたる沖縄では、ちょっぴり大人になった石田千穂との2人きりの小旅行を描いている。

 青く広がる空と輝くビーチ。そこに佇む水着姿の石田千穂。水上アスレチックやビーチバレーに楽しむ姿も切り取った。一方、大通りや街中ではデートしているかのような気分にさせてくれるカットもある。そのなかで、初めて見せた表情があった。引き出したのは沖縄の雨。

 「予報では、撮影期間の大半が悪い天気だったんですけど、撮影中は晴れに恵まれて。でも1回だけ雨が降ったんです。それもお家みたいなところの屋内で撮影している時で、逆にその雨を使って撮影したり、しっとりした感じで撮って頂きました。初めて見せる表情だったのでいい雨でした!」

 撮影地によって雰囲気が異なる。

 広島は「あどけなさ」、沖縄では「大人っぽい洋服を着たり、森みたいな所ではさわやかな感じだったり。場所ごとに色んな衣装を着させて頂きました」

『檸檬の季節』撮影/YOROKOBI(講談社)

これまでにない感覚

 写真集の撮影はこれまでにない感覚だった。

 「ライブももちろん楽しいけど、今回は何日間も旅行みたいな感じで、色々な所をまわりながら美味しい物も食べて撮影したので、すごく楽しかったです!」

 この体験を「次に繋げたい」と意気込む。未来について思うことは。

 「綺麗な海を見て、また来たいと思いました。海みたいにキラキラと輝ける人になりたい」

 ずばり、自己評価は「99点」。

 「残りの1点は伸びしろです…いや、伸びしろが1点だと少ないから、200点満点で99点です!」

 無邪気さは変わらない。

 SNSで公開したオフショットが反響を集めている。神がかり的に差し込む光や、風のいたずらによって舞う衣装。

 「マネージャーさんが撮って下さったオフショットがどれも写真集になるぐらいのものばっかりで、2冊目が出来そうです!」

 オフショットにも“千穂マジック”がかかるほど、ソロ初写真集は充実したものになったと言えるだろう。

 ※インタビュー後編はこの1年間を振り返ります。

【取材=木村武雄】

写真集『檸檬の季節』

撮影:YOROKOBI
出版:講談社
仕様:B5サイズ144ページ
発売日:2020年12月2日
価格:2000円+税
特別付録:ポストカード全5種類中1枚封入

この記事の写真
写真集表紙/YOROKOBI(講談社)
提供写真

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