北村匠海

 森山未來、北村匠海、勝地涼、武正晴監督が28日、都内で、映画『アンダードッグ』公開記念舞台挨拶に臨んだ。映画の終盤で森山未來と激闘を繰り広げた北村匠海は、その後に森山と食べたカキフライが忘れられないと語った。

 過去のささやかな栄光が忘れられず“かませ犬”、すなわちアンダードッグになった今もボクシングにしがみつく事しかできない主人公を中心に、人生から見放された3人の男たちの再起を賭けて戦う姿を描く。監督は武正晴氏、脚本は足立紳氏が手掛けた。

 一度掴みかけたチャンピオンの道からはずれ、無様な“かませ犬”としてリングに立ち続けているどん底ボクサー・末永晃の森山未來と、才能を期待されながらも過去に秘密を抱える若きボクサー・大村龍太の北村匠海は、ボクシングの聖地・後楽園ホールで激闘を繰り広げる。

 体づくりのために10キロ減量した北村。野菜を中心にした生活で「他の仕事にも支障が出た」というほど追い込んだ。森山もスパーリングやツアー先の台湾にもトレーナーを呼ぶほど徹底したと明かした。そうしたプロボクサー並みにトレーニングして迎えた対戦。

 「最後の死闘は2日間みっちりと撮りました」と語る北村は、その後に森山と食べたカキフライが忘れられなかったという。しかし、森山は「あのお店無くなっちゃった」とボソッと明かすと「えっ!」と驚きの表情。

 「悲しい」と気を落としながらも、「そうだとしたら、その時に食べたカキフライとビールはより忘れられない」と感慨。更に「全てを出し尽くした後の美味しさや感動は、僕にとって良い経験。自分たちがストイック、向き合った生き様は映っていると思う」と胸をはった。

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