北川亜矢子氏、寺本莉緒、秋谷百音、植田雅、八重樫風雅氏

 寺本莉緒、秋谷百音、植田雅が18日、東京・浅草の浅草九劇で映画『別に、友達とかじゃない』舞台挨拶に臨んだ。劇中で着用した制服姿。トリプル主演を務め、3人は一様に「本当に嬉しい」と喜んだ。この日は監督を務めた八重樫風雅氏、脚本を手掛けた北川亜矢子氏も出席し、撮影秘話を明かした。

 群馬県を舞台に、高校卒業を迎えた同級生3人の微妙な関係性を描く。ウェブ番組『モクベン』で演技を学ぶコーナーから派生した企画で、担当していた寺本、秋谷、植田の3人が主演を務めた。

 劇中で着用した制服姿で登壇。恵麻を演じた寺本は初の映画出演作。「演じている時はどうなるだろうと思ったけど、沢山の方に協力して頂き、完成したものを観てほっこりしました」。自身の演技は辛口の40点。「伸びしろを入れて低めに採点しました。今後頑張りたい」。

 涼子を演じた秋谷は「まさかこの3人で映画を作ると思ってもいなくて。3人ともそれぞれの道のようなものを歩んできたから一つの映画、しかも3人が主演を務めるのは、どんな映画になるんだろうとドキドキして、緊張もありました。この3人だからこそ作れた作品。身に余る光栄」と喜んだ。

 睦を演じた植田は「自分の演技をまじまじと見るのは初めて。お芝居の経験が短いので現場では2人に助けられました」と感謝した。撮影は田園風景が広がる田舎で行った。大分から上京したばかりの時にこの撮影に挑み「地元が恋しくなっていた時期だったので、地元の雰囲気を味わえて安心しました。時間の流れがゆっくりで居心地が良かったです」

 脚本は3人にインタビューした上で当て書きした。北川氏は「当て書きと言ってもその人の印象で書くというわけではなくて、この人がこういう役をやったら跳ねる、魅力的になるということを前提に書きました」と説明。

 役どころがギャル風の寺本には「初めてお会いした時の印象、求められることを求めるタイプということを想像して書いて。男の子が放っておかないだろうと。それでギャルっぽくやったらはまった」

 内気な役柄の秋谷は、青春期の自身と重なる部分があるとし、北川氏も「ふわふわとした印象があるけど、キレる陰キャはめちゃくちゃ面白いだろうと。やっぱりめちゃくちゃ面白かった」

 我が道を行く役柄の植田には普段から不思議さがあるとし、北川氏は配役を決める前に行ったエチュードを回顧。「チームワークでやるもので、2人が流れを作ろうとしているのに、テンションが動かない。それにあたふたしている2人が面白かった。稀有なタイプ」。結果、3人ともハマったと絶賛した。

 改めて3人は公開を迎えた喜びを言葉にし、観客に向けて更に広めてほしいとの思いを伝えた。

 なお、本作の衣装スタイリングは元“ドラ2”メンバーでモデルの碓井玲菜が務め、主題歌は“モクベンうた3”の大矢梨華子、村田寛奈、佐野舞香が書き下ろした。

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