14日、映画『たぶん』公開記念舞台挨拶を実施し、木原瑠生、小野莉奈、寄川歌太、吉田美月喜、めがね、糸川耀士郎、YOASOBIが登壇した。

 全国16館の劇場とオンラインでつないで開催された公開記念舞台挨拶に、沢山の観客が詰めかけて、会場の熱気は最高潮。イベント開始時刻を迎えると、本作に出演する木原瑠生、小野莉奈、寄川歌太、吉田美月喜、めがね、糸川耀士郎、さらに主題歌「たぶん」を歌うYOASOBIのAYaseとikuraが登場すると全国の配信劇場からは大きな拍手が送られていた。

 【ササノとカノン】の大学生カップルパートでササノ役を演じた木原は、「本日はお集りいただき誠にありがとうございます。無事に本作が公開出来て嬉しいです」と挨拶。続けてカノン役を務めた小野は、「カノン役を演じました小野莉奈です。この仕事が決まり、完成した作品を届けることが出来ることを楽しみにしていました」とコメント。

 続けて【川野と江口】で高校サッカー部員・川野役を務めた寄川は、「本日は短い時間ですが、楽しみたいと思います」と語り、サッカー部のマネージャー・江口を演じた吉田は、「本日は大変お忙しい中、劇場にお越しいただきありがとうございます。今日は撮影のエピソードなどを、お話出来たら良いなと思っています」と初々しさ溢れる二人の言葉で挨拶をした。

 【クロとナリ】で、ナリ役を務めたYouTuberのめがねは、「“みんなの心が丸見え! めがねです!”。本日はみなさんと沢山話せたら良いなと思います」と、めがねらしい挨拶を披露。クロ役を務めた糸川は「本日はお集りいただきありがとうございます。今日だからこそ話せるお話をいっぱい出来たら良いなと思っています」とコメント。

 本作の主題歌を務めるYOASOBI・Ayaseは、「今日、凄く楽しみしていました」、ボーカルのikuraは「今日はずっと楽しみしていたので、どうぞよろしくお願いします」と語ると本日撮影の為参加できなかったYuki Saito監督の手紙が代読され、キャスト陣は感慨深げに聞き入っていた。

 その後は撮影時のエピソードを披露。実は中学時代から“大親友”の間柄だという小野とikura。【ササノとカノン】パートの撮影現場に、ikuraが見学した時のエピソードを語った。「実はikuraちゃん来ないで欲しい~(笑)と思っていました。朝からずっと緊張していて、登場した時に“本当にこのシーンを演じられるかな”と思ってしまう程緊張してしまいました。感覚的には、授業参観の様な感じでした。でも緊張と同時に安心感もありました」と、微笑ましい間柄を見せつけていた。

 【川野と江口】パートでは、全編西伊豆でのロケ撮影。ラストシーンに映し出される夕陽のシーンについて問われた吉田は、「“夕陽が落ちてしまってはいけない”という現場の緊張感と、淡い恋の緊張感に私自身もドキドキしました。なのでこの夕陽のシーンは、二人の心情を描くのにぴったりなシュチュエーションだと感じました。本当に素敵な景色だったので、夕陽に助けられたなと感じています」と語った。

 【クロとナリ】パートでは、台本になかったシーンが付け加えられといい、そのエピソードについてめがねは、「実は台本と違う結末になったんです。突然監督が“クロ(糸川)に電話しよう”と言いだして、私の意見を聞いてくださり撮影をしました。“えっ台詞は”と監督に伺ったら、“ナリが思う事を言って良いから”となり、映画の現場ってすごいなと感じました」と饒舌に語ってくれた。糸川は「監督とめがねさんと一緒に作り上げた作品だと思っています。クロとナリのリアルな感情、表情を大切してくれたので、ステキな作品に仕上がりました」と、ドキドキの現場をレポートしてくれた。

 3組の男女の“最も切ない別れ”と“新しい一歩”の物語を彩る主題歌「たぶん」について、YOASOBI・Ayaseが「原作の小説が“別れ”のエピソードなので、全体的にどこか静かで浮遊感があるような作品だったんです。その中に登場するカップルたちの別れを切り取る事で、逆に繋がりを感じ、別れを経ても日々が続いていくという、あたりまえで大衆的な出来事を、良い切なさで描けたらという思いで楽曲を作りました。映画を見ると、よりそこの部分が分かり易く表現されていました。良い曲作ったなと思いました(笑)」と熱い想いを明かしてくれた。

 ここで本作のタイトルにもなっている「たぶん」というワードから連想するエピソードを披露していく事に。木原は「“たぶん影響されやすい人”だと思います。好きな事にどっぷりはまってしまうタイプで、好きなアーティストが身に着けていたものを収集したりと、影響されやすいんです」。

 小野は「“たぶん、慎重派だ”です。洋服を選ぶ時も、何回もお店に通ってから選んだりするので、すごく迷うタイプです」と意外なエピソードを披露。

 寄川は「“たぶん、大人しく見られがち”だと思われています。緊張してしまい中々上手くコミュニケーション取れないですが、関西出身なので会話の合間にギャグを言ったりするんです。なので最初にお会いした時に、そういう風に見られない様に直したいです」と照れくさそうに語ると、相手役を務めた吉田が「ギャクをよく言ってましたよ!(笑) 現場で仲良くなれました」とフォロー。

 続けて吉田は「“私はたぶん、緊張するとテンションが上がるタイプです。撮影時に”緊張していないよね?“と言われますが、ガチガチに緊張しているんです。テンションが上がって余計な話をしちゃっているのかもしれません」。

 めがねは、「“たぶん私の前世は虫だな“と思っています。周りの全てが気になってしまうタイプなのですが、虫も視界が全方向見えるんですよね、だから前世虫だなと思っています」と明るく語った。

 糸川は「“たぶん、負けず嫌いだ”です。役者と言う職業柄もありますが、負けず嫌いをこじらせすぎていて、駅の階段を追い抜かれるのも嫌なんです。エスカレーターで追い込されても悔しい気持ちになってしまいます」と日常的に意識している意外な一面を披露した。

 YOASOBI・Ayaseは「“たぶん、一人じゃ生きていけない”だなと思っています。7月まで妹と暮らしていたのですが、一人で生活するようになってから生活感がなくなっていきました。まともな生活は一人で送れないんだなと実感しました」と披露。

 YOASOBI・ikuraは、「“たぶん私の体は空気を読めない”です。実は今お腹がすごい鳴ってしまいまして、本当に体が空気を読んでくれないんです。大事なレコーディングの日にも鼻血を出してしまい、“何で空気を読めないんだろう”と思ってしまいました」とコメントすると、Ayaseが「そのレコーディング中にも、お腹が鳴っていて、スタジオに鳴いていました」とチクリとして、笑いが起きていた。

 また小野が、「実は私の母と、ikuraちゃんのお母さんが、今ライブビューイング見ているんですよ! こういう出来事も起きるんだなぁと思いました」と言い放つと、カメラ越しに手を振り「バイバーイ」と明るく挨拶。最後にYOASOBI・Ayaseが、「この映画を見てから聞く楽曲「たぶん」は、きっと違う感覚を味わえると思います。これは映画を見た人しか感じられないはずです。映画・小説・楽曲共々是非よろしくお願いします」と締めて、大盛況の内にイベントが終了した。

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