大九明子監督とのん

 『第33回東京国際映画祭』クロージングセレモニーが9日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、観客賞に『私をくいとめて』が決まった。

 【写真】笑顔で受賞スピーチするのん(全7枚)

 新型コロナウイルスの影響で、同映画祭唯一の賞となった観客賞は、32の対象作品から観客の投票によって選ばれる。

 受賞した『私をくいとめて』は、矢りささん原作の作品を大九明子氏が監督・脚本で映画化。31歳の女性が年下男性に恋する物語で、のんと林遣都が主演を務める。

 授賞式には大九明子監督とのんが登壇し、授与した。

 大九明子監督にとっては『勝手にふるえてろ』に続く2度目の受賞となる。

 「大変うれしく思います」と喜びを伝え「3年前とは世界、映画祭は全く違うものになりました。お客様をお入れして、同じ場所で同じ時間で、一緒にスクリーンに向かって観るという体験を実現させたことは本当に素晴らしい」と思いを明かした。

 そのうえで「まだまだ出歩くことが安心できない不安のなかでチケットを取って頂き、劇場まで足を運んで頂いて映画をご覧頂いて、且つ点数を入れて下さったそうしたお一人お一人の貴重な一票が私共にこの賞を下さったのと感慨もひとしおです」と喜んだ。

 のんは「素敵な賞を頂き有難うございます。唯一の賞、観客の皆さまにお入れ頂いた賞で嬉しく思います。この作品で何年振りかの主演映画で監督に呼んで頂き、この映画に参加させて頂き、本当に本当に心から喜びでいっぱいです。スタッフとキャストを代表して監督と二人で感謝の思いを伝えたい」と感謝を伝えた。

 更に「映画というのは観客の皆さんに観て頂いて完成するものだと思います。この賞を大切に受け止めたいです。この作品が沢山の方に観て頂けるように頑張っていきたい」と気持ちを新たにした。

 また、共演の林遣都、橋本愛はメッセージを寄せ、MCの中井美穂フリーアナウンサーが代読した。

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