佐藤浩市が演じる朝比奈仁(C)2020 Silent Tokyo Film Partners

 世界中で歌い継がれる名曲「HappyX-mas(War Is Over)」にインスパイアされた小説「サイレント・トーキョーAnd so this is Xmas」(河出文庫刊)。「アンフェア」シリーズの秦建日子が、クリスマスの東京を突如襲った≪連続爆破テロ≫に翻弄される国家と人々の姿を克明に紡いだクライムサスペンスを、「SP」シリーズの監督・波多野貴文が、緻密なリアリティーと圧倒的スケールのエンターテインメント超大作として映画化。事件の行方を握る登場人物たちには、佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊をはじめ、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼らオールスターキャストが集結。クリスマスの名曲に彩られたサスペンス・エンターテイメント超大作として2020年冬、世に放つ。

 本作の舞台となるのは12月24日、クリスマス・イブの東京。突如勃発した連続爆破テロ事件を現実と紙一重に描いたスリリングな物語は、事件を起こす者、事件に翻弄される者、事件を追う者、それぞれの視点が99分ノンストップで切り替わり展開されていく。“聖夜の東京を絶望が襲う”―東京が爆弾で破壊されるという壮大でセンセーショナルな設定の上で、オールスターキャストが扮するのは“群衆の一人”。観客の視点ともなる重要人物たちを演じる、石田、西島、中村、広瀬、井之脇、勝地ら映画界を背負うトップランナーと若手実力派たちの中心に立つのは、今年俳優生活40周年を迎えた佐藤浩市だ。

 佐藤が演じる“朝比奈仁”は、主人公にして事件の容疑者。群衆に紛れ、事件現場にたびたび姿を現す朝比奈が、静かに零す言葉はどれも意味ありげなものばかりだ。朝比奈が登場するだけで、クリスマスを楽しむ人たちの幸せそうな姿、喜々とした街並みが急に狂気をまとい始める。クリスマスの煌びやかな世界観に似つかわしくないオーラをまとった朝比奈の姿は、連続爆破テロ事件がもたらす得体のしれない恐怖を感じさせ、観る者の脳裏に深い印象を残す。

 佐藤は、現場で監督と話し合いを重ね、細かくセリフや動きを検討しながら、人生が見えるような朝比奈仁を作りあげていったという。撮影中、「出ずっぱりではないからこそ逆に、各場面、どれくらいの重さで、主役としてどうやって成立させようか。なにより、お客さんの心の中にどういうふうに残ると理想的か......」と語った佐藤は、その言葉通りの朝比奈を体現させた。本作でアニバーサリーイヤーを締めくくる佐藤の名演技を、是非劇場で堪能して頂きたい。

(C)2020 Silent Tokyo Film Partners

 誰もが幸せな時を過ごすクリスマスの東京<トーキョー>に、一瞬にして訪れる静寂<サイレント>。豪華キャスト&豪華スタッフが贈る史上空前のXmasプレゼント映画『サイレント・トーキョー』は12月4日(金)より全国ロードショーとなる。

この記事の写真

記事タグ

コメントを書く(ユーザー登録不要)