なにわ男子

<「ダイヤモンドスマイル」が吹かせた関西の新たな風>
 現在放送中のドラマ『メンズ校』(テレビ東京)で、グループ単独初主演を務める関西ジャニーズJr.の7人組グループ・なにわ男子。朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)で、初の冠コーナー『なにわ男子のなんでやねん!』も担当し、ジャニーズJr.の枠を超えて活躍の幅を広げている。ここでは、人気上昇中の彼らの代表曲「ダイヤモンドスマイル」に着目し、グループのカラーを読み解いていく。

 なにわ男子は、2018年に結成された関西ジャニーズJr.による7人組グループ。CDデビュー前にも関わらず、総動員数12万5000人の全国ツアーを開催するほどに人気を誇っている。

 関西出身ジャニーズの代表曲といえば、関ジャニ∞の「浪花いろは節」や、ジャニーズWESTの「ええじゃないか」など関西弁を取り入れている楽曲のイメージが強い。

 そのため、初のオリジナル曲である「なにわ Lucky Boy!!」に続き、「ダイヤモンドスマイル」が披露された時には、衝撃を受けた。繊細なダイヤモンドをイメージしたような、キラキラと輝く青の衣装に身を包み、<プラチナのジェットにのって/気まぐれな奇跡に酔って/瞬きが終わる頃/僕だけの君でいてね>と笑顔を浮かべる。

 Hey! Say! JUMPの「White Love」や、King & Princeの「シンデレラガール」を彷彿とさせるような王道のキラキラソングは、関西から吹いた新しい風を感じた。

 また同曲は、恋愛の歌のように見えるが、<今以上の君が確かに見えるよ>など自己肯定感を上げるような歌詞も登場する。<また「私なんて」ってセリフ 君には似合わないよ>や、<キラいな自分 好きな自分 素直に言えたらいイイね>というフレーズを、“大丈夫だよ”と微笑みかけるように歌う彼ら。聴けば聴くほど、深みを増していく楽曲だ。

 そんな王道のアイドル力を見せる彼らだが、コンサートではお笑いコントを披露するなど、関西ならではのノリの良さも併せ持っている。このバランスの良さこそが、ファンの心を惹きつけて離さない魅力なのかもしれない。

 そして、最も彼らのアイドル力を感じたのが、東京ドームで行ったジャニーズJr.のコンサート『ジャニーズJr.8.8祭〜東京ドームから始まる〜』でのステージだ。出演者にも知らされていないサプライズで、Snow ManとSixTONESのデビュー発表が行われた同コンサート。そんな2組の発表直後にステージに立ったのが、なにわ男子だった。そして、いつもより力むでもなく、悔しい表情を見せるのではなく、“いつも通り”の弾ける笑顔でパフォーマンスをした彼ら。このステージで、彼らが持つエンターテイナーとしての強さと、並外れたアイドル力を見た。

 関西が生み出した“正統派アイドル”なにわ男子が巻き起こす、新たな風に期待が募る。【かなぴす】

筆者紹介

かなぴす メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動行っていた。エンタメとファッションが大好き。ツイッターは@kanawink

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