INTERVIEW

内田理央

ありのままに、歩み続ける。


記者:木村武雄

撮影:木村武雄

掲載:20年10月15日

読了時間:約6分

 女優・内田理央(29)が、15日放送のスペシャルドラマ『はぐれ刑事三世』(テレビ朝日)にヒロインとして出演する。今年、芸能活動10周年を迎えた内田は「目の前にあるものを楽しくやってきました。充実しています」と振り返り、将来は「特に何も考えていなくて、幸せだったらいい」と自然体。ありのままに歩む内田理央の現在地は。【取材・撮影=木村武雄】

目の前のことに必死に、楽しく

木村武雄

内田理央

 「目標とかあまり考えないようにしています。幸せだったらいいですね」

 ありのまま――。

 “だーりお”の相性で親しまれる。飾ることもなければ、大きく見せることもしない。等身大で、自然体だ。

 今年開設したYouTubeチャンネル「だーりおCHANNEL」では、すっぴんから、サーフィンを楽しむ姿、足つぼマッサージで悶絶する姿など、飾らない「素」を見せている。

 記者が「ありのままのナチュラルな印象があります」と伝えると「その通りだと思います」と笑う。

 2010年に芸能界入り。この歩みを「当時では考えられなかった」としつつも「目の前にあるものを必死に、楽しくやってきました。とても充実しています」

 日頃から「楽しく取り組みたい」という内田は将来の目標もあえて設けない。「頂いた仕事は必死にやります。でも仕事が全てじゃない。楽しいことをやっていきたいですし、幸せだったらいいなと思っています」。そんな彼女の原動力は「美味しいものを食べること」

 ありのまま――。時代への変化を迎え、新しい価値観が生まれている昨今、彼女の生き方は同性代の女性を中心に共感を得ている。

内田理央の生き方、きっかけは7年前

木村武雄

内田理央

 「楽しいことを…」。内田理央のライフスタイルを形成したきっかけがあった。

 デビュー3年目、まだ女優の道に進んでいない頃だった。「やりたいことが見えなくて、何をしていいのか分からずに悩んで、楽しく過ごせていない自分がいました。そんな時に自分が楽しいと感じたものをやろうと思いました」

 その後、『仮面ライダードライブ』でヒロインに抜擢され、本格的に芝居の道に進んだ。「配信などを通じて今でも『ドライブ』を見た、見ていますと言って下さるお子さんもいて、その言葉を聞くと本当に嬉しくて、もっと頑張れます」

 仕事に全力、楽しむことにも全力。気張らず、ありのままに歩き進めてきた7年、そして芸能生活10年。最近は、『おっさんずラブ』などの話題作への出演が続き、『向かいのバズる家族』、『来世ではちゃんとします』では主演を務めた。女優としての地位を確立しつつある。

 これまでの作品を振り返り「恵まれていると思います。作品毎に自分自身が変われている気がしています」と柔らかい表情で語る。その言葉に充実した芸能生活がのぞく。

原田泰造の優しさに感謝

「はぐれ刑事三世」場面写真。コンビを組む原田泰造と内田理央(テレビ朝日)

 その「恵まれている」という作品には、15日放送のテレビ朝日のドラマスペシャル『はぐれ刑事三世』も含まれる。藤田まことさんの代表作であり、伝説のドラマ『はぐれ刑事』の令和復活版だ。『はぐれ刑事』を再放送で見ていたという彼女は出演が決まり「とても光栄で嬉しかった」と喜んだそうだ。

 その役どころは、原田泰造演じる“やっさん”こと浦安吉之とコンビを組む相棒の女性刑事・仁城華子だ。華子は、政治家の娘で毛嫌いしている父の名も捜査に役立つときはためらわず使う“捜査ファースト”の刑事だ。

 「クールで、見た目も派手です。政治の世界を子どもの頃から見てきたので、感情に流されないところもあります。でも根はまじめ。やっさんは情が厚く、穏やかですが、それとは対照的なところもあって。やっさんにも遠慮なくツッコミを入れるので、しっかりしないといけないと思いました」

 場面写真に写る“仁城”内田理央は背筋が伸び、キリッとしている。それを指摘すると「あ! ほんとだ!」とし、「崩れないように気を付けました!」と照れ笑いを浮かべたが、スーツに袖を通した内田は自然とその役に入り込んでいたようにも感じる。

 場面写真には、原田との2ショットもある。原田は穏やかな表情で雰囲気からやっさんが滲み出ている。内田も演じていてそうした印象を抱いたようだ。

 「原田さんは想像通りのやっさんでした。誰に対しても礼儀正しくされていて。サスペンスなのでどれが真実なのか、事件解決の糸口になるのか、緊張感に溢れていましたが、コミカルさもあってバランスがとれています。アットホームな空気感を原田さんが作ってくださいました」

 刑事ドラマは過去にも出演経験がある。独特の空気感に毎回緊張するという内田だが、本作ではそれを和らげてくれたのが、原田であり、立川談春演じる河辺一成を班長とする河辺班の空気感だった。

 そんな原田には尊敬の念を抱いているという。

 クランクインする前の今夏。内田は舞台『星の数ほど星に願いを』で主演を務めた。その舞台を、チケットを買って観覧したのは原田だった。それも内田には知らせずに。撮影前の挨拶で突然言われた。「舞台良かったですね」。なんのことか分からなかった内田に、原田は極秘で観覧したことを伝えた。

 「お芝居を褒めて頂けるだけでも嬉しいのに、内緒でチケットを買われて観覧されて。本当に嬉しく思いましたし、原田さんの優しさに心が温まる思いでした」

 本作でコンビを組む2人。撮影前にはコミュニケーションをしっかりとったというが、それ以前に、原田の粋な行動で信頼関係はすでに出来上がっていた。息の合った2人にも注目だ。

大切な存在は「ファン」

木村武雄

内田理央

 そんな内田が大切にしているのは「ファンの存在」だ。「温かく見守ってくださって、私にとって誇りです」。そんなファンに向けた特別企画を展開している。

 10月31日までオンライン限定の写真展『内田理央10周年企画スマホの中身展「半目と開眼」』だ。2010年のデビューから現在まで、内田が自身のスマホなどで撮影した写真を展示するオンライン上の写真展。展示数は約300点。

 「携帯電話には3万点ちかくの写真があるんですよ! 選ぶのが大変でした」と笑顔。「これまでにSNSで公開した写真もありますので、ファンの方は写真を懐かしんでこの10年間を振り返って頂けたら。新しく知って下さった方は『内田理央はこういう人ですよ』という一面を楽しんで頂けたら」

オンライン写真展に展示されている写真(一部)

 ありのまま――。それは写真にも表れている。

(おわり)

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