9月12日に放送された音楽特番『THE MUSIC DAY 人はなぜ歌うのか』(日本テレビ系)で、Sexy Zoneが約650日ぶりに5人でのパフォーマンスを披露した。療養していた松島聡の復帰後初のステージが放送されると、メンバー発案のハッシュタグ「#これから5人のRUNを聴け」がTwitterのトレンド1位になるなど話題を集めた。今回は、そんな彼らの揺るぎない絆に着目する。

 この日のステージで、最新曲「RUN」を披露したSexy Zone。感動を誘ったのが、披露前の演出。5人が後ろ向きに立ち、「およそ650日ぶりにあの5人が揃いました」というアナウンスとともに振り返った。前を向いた時の松島の笑顔、メンバーの誇らしそうな表情。そして、中島健人が指で示した“5”という数字から、彼らの揺るぎない絆のようなものが伝わってきた。

 加えて、バックに流れていたのは、デビュー曲の「Sexy Zone」。平均年齢14.4歳の歌声は幼さを滲ませており、それから9年の時を経たいま、彼らの成長を実感させる。デビュー当時は「白」の衣装に身を包むことが多かったが、この日彼らが着ていた衣装は大人っぽい「黒」のライダース。世界戦略の一つにレーベルを移籍し、松島の復帰も叶ったいま、Sexy Zoneの新たな時代が幕をあけたのかもしれない。

 そして始まった「RUN」のパフォーマンス。<君がいなきゃ何も始まらない>で松島を抜くカメラワークや、衰えていないどころかパワーアップしているようにさえ感じさせるダンススキル。そして、マリウス葉とのシンメトリー“聡マリ”が背中合わせで歌うパートも。同曲は、松島復帰前に発売されたシングルだが、5人でのパフォーマンスを見ていると、ピースがカチッとはまったような感覚に陥った。

 松島の復帰、そして久々の5人でのステージ。Sexy Zoneのファンはもちろんだが、ファン以外の人からも感動の声が多く上がっていたのが印象に残った。彼らが作り出す温かい空気感が要因なのかもしれないが、若くデビューした彼らに対して、親心のようなものを持っている人が多いのかもしれない。ファン以外の人からも応援される層の厚みも、彼らの強みの一つだろう。

 『ズームイン!!サタデー』(日本テレビ系)のインタビューで、「ようやく真のSexy Zoneに戻った。5人だと厚みが違う」とほっとしたような顔を浮かべていたSexy Zoneの長男・中島。「(松島がいるのは)自然な感じ」と話し、あえて、普段と変えない優しさを見せた菊池風磨。年齢もひとつ違いで、一番近い“兄”として松島を見守ってきた佐藤勝利。「隣を見ると聡ちゃんがいる!」とうれしそうな末っ子マリウス。そして、「5人でパフォーマンスできることがうれしい」と太陽のような笑顔を浮かべた松島。この期間を乗り越えた彼らの絆は、より一層固いものになったのだろう。Sexy Zoneのこれからに期待が高まるステージだった。【かなぴす】

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