目標は「国民的アイドルグループになること」:フィロソフィーのダンス
INTERVIEW

日向ハル

日向ハル


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:20年09月23日

読了時間:約6分

 4人組アイドルグループのフィロソフィーのダンスが9月23日、メジャー1stシングル「ドント・ストップ・ザ・ダンス」をリリース。フィロソフィーのダンスは2015年にオーディションにより結成。2017年に2ndアルバム『The Founder』収録の「ダンス・ファウンダー」がSpotifyのバイラル・チャートで女性アイドルとしては初の1位を2日間記録。2019年には全国10カ所、総動員数約4,000人の全国ツアー「Glamorous4Tour」を完走。そして今年、本作でメジャーデビューとなる。インタビューでは本作について、グループ像についてメンバー全員に迫り、3回目のメンバーは「日向ハルの声が欲しい、と言われる存在になりたい」と語る、パワフルな歌声が特徴の日向ハルに話を聞いた。【取材=平吉賢治】

ついにみんなに言えた!

フィロソフィーのダンス

――アイドルを目指すきっかけとなったことは?

 元々バンドをやっていたのですがこのままだと売れないと思い、当時から知り合いだった加茂さん(このグループのプロデューサー)に相談したところ、ちょうどアイドルグループを作ろうと思っているとの事だったのでオーディションの見学に行かせてもらい、その後加入しました。

――メジャーデビューとなった現在の心境は?

 嬉しいです! 昨年末にメジャーデビューを発表してからコロナウイルスの影響もあってなかなか具体的な時期がお知らせできなかったので、ついにみんなに言えた! 曲が届けられる! ってワクワクしています。

――フィロソフィーのダンスというグループ名に込められた想いは?

 グループ名は私達の歌詞のコンセプトである哲学(=フィロソフィー)と、プロデューサーの加茂さんの好きな映画「リアリティーのダンス」を組み合わせたものです。R&B、ファンクの音楽性に哲学のエッセンス、そしてコミカルなダンスと4者4様の歌声をコンセプトにしたアイドルグループです。

――8月29日に出演した『@JAM ONLINE FESTIVAL 2020』の手応えはいかがでしたか。

 毎年出演させて頂いているイベントなのでまずは今年も出られてよかったという気持ちと、
あとこの日新曲をお披露目したのでやっとみんなに見せられた嬉しさがありました。@JAMに出ると夏が締まった感じがします。

――結成から5年、メジャーデビューまで様々な道のりがあったと思われますが、ターニングポイントと感じたことや、挫折しそうになってしまったことなどは?

 挫折の面で言うなら正直これと言ったものはなく、毎日必死に頑張ってたらあっという間に5年が過ぎていました。勿論辛いことも色々あったけどメンバーといるとそれを笑いに変えて前に進んでいけるので。良い意味で印象に残っているのは昨年末に行なった新木場コーストでのワンマンライブ。ステージ上から見た景色が今までで1番綺麗でした。次のワンマンライブで更新できたらいいな。

コンプレックスさえも愛して自分の強みに

「ドント・ストップ・ザ・ダンス」通常盤

――初のヒャダインさん作詞曲「ドント・ストップ・ザ・ダンス」は、ソウルやファンク、アシッドジャズなどの音楽性が含まれながらもポップで、リスナーを限定しない幅広い魅力をもった楽曲と感じました。この楽曲に対しての率直な印象は?

 歌詞のコンセプトや方向性のミーティングにメンバーも参加させてもらったのは初めてだったので、思い入れのある曲になりました。私達の哲学がみんなに届けばいいなと思います。

――特にどのような点に力を入れて歌いましたか。

 サビの<ありのままでいい 弱点よ武器になれ>という部分は、自信を持てていなかったり自分らしくいられない人達に みんなそれぞれ自分にしかない魅力があるよ! コンプレックスさえも愛して自分の強みにしよう! と呼びかける様な気持ちで歌いました。その他にも言葉ごとに細かいニュアンスを変えてみたり、今までよりこだわって歌録りに臨みました!

――「なんで?」は大人っぽいクールな歌唱とサウンドに惹かれました。どのようなコンセプトでレコーディングしましたか。

 実は個人的にこのシングルの中で1番苦戦した曲です。力強さを残しつつ、柔らかさやニュアンスを入れ込むのが難しかったです。1番こだわったのはイントロや間奏のwhyの部分なので是非注目して聴いてもらいたいです。

――「オプティミスティック・ラブ」は80’sサウンドを彷彿とさせるようなテイストが印象的と感じました。ライブではどのようにパフォーマンスをする楽曲でしょうか。

 3曲の中で1番ライブ映えしそうだなと思っています。お客さんと一緒に楽しめる曲なのでライブでお披露目するのが楽しみです。それぞれ3曲共色の違いがしっかりあるので、セットリストがカラフルになりそう!

歌うことの楽しさを教えてくれた椎名林檎

「ドント・ストップ・ザ・ダンス」初回盤A

――ご自身を一言で表すと?

「ゴリゴリのゴリ」です。パワフルな歌声が特徴だと思うのでこれからも歌でグループを引っ張って行きたいです!

――リスペクトするアーティストは?

 椎名林檎さんです。学生時代ひたすらバンドでコピーしていました。今となっては全然違う歌声になってしまいましたが(笑)。当時は林檎さんの真似をして手旗を振ったり拡声器を持ったりして歌っていて、歌うことの楽しさを教えてくれた方です。自分が歌で仕事をする様になってから改めてすごさに気づかされました。

――本作を聴いて、アイドルグループとして一線を画す魅力を持っているという印象を受けましたが、自身で「他のグループにはない」と感じている“武器”やポイントを教えてください。

 R&Bやソウルをベースにした音楽性と、自分の武器を挙げるならやっぱり歌声かなと思います。“アイドルらしからぬ”とよく言われるので。けどアイドルっぽいか、ぽくないかは自分にとってあまりこだわりはなくて、見たり聴いたりした方が良いと思ってくれれば、それで良いと思っているので魅力って言っていただけて嬉しいです。

――現在のコロナ禍という特殊な時期に新たな発見などはありましたか。

 自分のやりたい事に向き合う貴重な時間になりました。おうち時間で見たミュージカルのDVDのおかげでいつか自分もミュージカルに挑戦したいという夢が出来たし、有意義な時間になったと思っています。

――今後の展望、または具体的な目標や夢について教えてください。

 音楽フェスや音楽番組、そしてバラエティ番組にも出て、グループの目標として掲げている「国民的アイドルグループになること」を達成したいです。個人的には歌の仕事の幅を広げたい。日向ハルの声が欲しいと言われる存在になりたいです。あとさっきも言いましたがミュージカルにも挑戦したいです。

――最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。

 ここまで5年間応援してくれてありがとう。ついに! やっと! メジャーデビュー、更に活動の幅を広げていければと思っているので、これからも応援してもらえたら嬉しいです。次会うまで幸せでいてね〜! 約束だよ〜!

(おわり)

※24日は十束おとはのインタビューを公開

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