INTERVIEW

内木志、初写真集でみせる大人な表情とナチュラルな姿「自分らしさが出た」


内木志

記者:木村武雄

掲載:20年09月11日

読了時間:約6分

 元NMB48の内木志(23)が、自身初の写真集『こころまち』(双葉社)を発売する。グループ卒業後は女優として活躍する彼女が見せるのはアイドル時代とは異なる大人の表情、そして、変わらぬ自然体。「リラックスして臨めましたので、素の部分が表れていると思います」。この作品にも表れたナチュラルな姿。彼女自身のテーマのようにも思える。【取材・撮影=木村武雄】

ナチュラルな姿

 「NMB48から卒業して1年が経ちますが、こうして写真集が出せるのはすごく嬉しいですし、恵まれているなと思います」

 6月下旬、地元・滋賀県で撮影した。水着姿や中学生以来という制服姿、そして、アイドル時代には見られなかったランジェリー姿などの大胆なカットにも挑戦した。「恥ずかしくはなかったです。23歳になった自分を見つめ直すこともできました。慣れ親しんだ地元での撮影ですし、リラックスして臨めました」

 お気に入りのカットは、大胆な露出の美背中。「上は何もつけていないんですよ! 背中だけ、みたいな。すごくお気に入りです。綺麗だなと思ってくれたら嬉しいですね」とサバサバ。写真集のために体づくりをしたわけではない。ダンスが得意で、地元にいる頃はクラシックバレエを学んでいたこともあって、鍛えられた体幹がのぞく。

 焼き肉、特に牛タンが好きだ。撮影2日目に食べた。「近江牛を食べてもう美味しくて。ランジェリーカットを撮り終えていましたのでいっぱい食べました。でも、その撮影を控えていてもいっぱい食べたと思います」とにっこり。3日目には近江ちゃんぽんをスタッフと食べた。「お酢をいっぱい入れて、みんな美味しいと言ってくれたので嬉しかったです」

 無理に飾ろうとしない。これまでにない大胆なカットも含め、切り撮られたのはそうした彼女のナチュラルな姿だ。「自分らしさが出ていると思いますし、こういう表情もするんだという発見もありました」

原点

内木志

内木志

 NMB48卒業後は女優として活動している。これまでに、『劇団往来第52回公演「アイバノ☆シナリオ」』(2019年12月)、『Engeki Project KERMIS Vol.4「KAGEKI黒蜥蜴」』(2020年2月)に出演。10月に『怪盗☆ドラゴンカンパニーVol.1「イサヤ島の王女と神の右腕」』への出演を控える。

 もともと女優への夢はあった。アイドル時代にその扉を開かせたのは、舞台『KAKERU』(2019年1月)だった。言葉を用いないノンバーバル。表情や動きで表現する難しさがある。「私はもともと表情を作るのが得意ではないので大変でした」。その課題をクリアするために稽古に励んだ。千秋楽を迎えて得られた達成感。「一つの作品をみんなで作り上げていくことに喜びを感じました」。その作品後に周囲から言われたのは「明るくなったね」。一皮むけた瞬間だった。

 稽古中に苦しんだ「表情」。だが、そのマイナス面が今のスタイルを生んだ。NMB48には個性的なメンバーが多い。そのなかで個性を発揮するのは容易ではない。内木は前に出られるタイプでもなければ、自分を装うことも苦手だった。「キャラクターが濃いメンバーが多いですが、だからと言ってキャラを作ったところで私っぽくないですし、続けられない。なのでこのままで良い、ありのままでいようと思うようになりました」

 ナチュラル――、彼女の原点がそこにある。「だからこそ芝居ではいろんなキャラクターになれるので楽しいんです」

 憧れるのは、女優・堀内敬子。ミュージカル『レ・ミゼラブル』『アナスタシア』や映画『THE 有頂天ホテル』などに出演し、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『エール』では主人公・裕一の元同僚の菊池昌子役を演じている名女優だ。「演技はもちろんですが、優しさが滲み出ていて、そんな女優さんになりたいです。それと刑事役やアクションにも挑みたいです」

 そう語る表情はキラキラしている。

雨女

内木志

内木志

 キャラクターを演じていない普段の内木志。飾らない彼女の無垢な姿を切り撮ったのが今回の写真集だ。琵琶湖や近江八幡など滋賀の観光地をバックに初々しい姿を披露した。実家でも撮った。「おばちゃんも喜んでくれました。でも写真集のことよりも『え! うちで撮るの?』とそっちに驚いて」

 「私雨女なんです」3日間の撮影で初日、2日目と雨だった。その中で撮った写真が表紙をめくった2ページ目から登場する。傘を持ちしゃがむ内木。雨がかおる。

 野球場ではバットを構えた。「握り方が違うと言われて」と照れる。「(谷川)愛梨ちゃんと昔、バッティングセンターに行ったことがあるんですよ。球速100キロだったけど打てなくて。もっと落とせば良かった」。写真を見ながらそんな思い出に浸る。

 姉がお気に入りという写真がある。ボールを軽く上に放っている写真だ。「自然な感じが良いって言ってくれました。この時も雨で、びしょ濡れになりながらグランドで撮った写真があったんですけど、今回それが入っていなくて」と笑む。

 故郷を楽しんだ。「カメラマンさんと2人でボートに揺られながら撮ったんですけど、ひっくり返りそうで。それとこの写真はホテルで撮ったんですけど『暴れて!』と言われて撮ったんです。初めて言われて驚いたけど、髪を乱しながら楽しく暴れました」。大人のクールな一面が活写されている。

 「女の子にも可愛いと思ってもらえると思います」。ランジェリーや水着だけでなく、オシャレコーデも自身でセレクトした。

癒される

 NMB48時代の同期・磯佳奈江とは今でも連絡を取り合う親友だ。「お姉ちゃんみたいですべて包んでくれて」。そんな磯も同時期に写真集を発売する。「2人とも驚いて、運命的だねって。いそちゃんみたいに体は鍛えられなかったけど、でも同じタイミングで出せて嬉しい」

 NMB48卒業後1年。「少しは大人になったと思うんです」と話す内木は最近、愛猫「ショパン」を飼った。「まだ生まれて半年なのでヤンチャなんですよ。でも弟みたいで癒されます」。

 そんな彼女と愛猫のように、きっと写真集を手に取った読者は、内木のナチュラルな姿に癒されることだろう。

 ◆イベント情報 東京・神保町の書泉グランデで9月12日13時から写真集発売記念サイン会が実施される。当日券もあり。イベント詳細は「https://www.shosen.co.jp/event/141287/ 」まで。

 ◆内木志(ないき・こころ) 1997年4月6日、滋賀県生まれ。2013年開催の『第1回AKB48グループドラフト会議』でNMB48チームBIIに指名。2016年10月発売の16thシングル「僕以外の誰か」で表題曲選抜メンバーに初選出。18年開催の『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』では54位にランクインしフューチャーガールズ入りを果たした。2019年8月開催の卒業公演でグループを卒業。以降は俳優として活動、数々の作品で存在感を放っている。一方、鹿児島県の「ヨロン島特命大使2020」として与論島の魅力を発信している。

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