PiXMiX「逆境をチャンスに変えるのが本当のアイドル」困難の先に見える光
INTERVIEW

PiXMiX


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:20年08月26日

読了時間:約12分

 6人組アイドルグループPiXMiX(ピックスミックス)が8月26日、3rdシングル「タオルを回すための歌」をリリース。メンバー全員が高校生で“進化を続ける未完成のパーフェクトガールズ”として活動する。2017年に始動し2019年10月に1stシングル「その先へ」でメジャーデビュー。「色んなことを乗り越えた」と昨年のデビューから約1年が経とうとする彼女たちにPiXMiXの成長過程や、年始のワンマンライブ『今年もよろピクミク!2020』の印象、そして本作について話を聞いた。【取材=平吉賢治】

PiXMiXのホットな近況

「タオルを回すための歌」通常盤ジャケ写

――みなさんは自粛期間中はどのように過ごしていましたか。

KOHIME 6人で集まることが全然できなかったので、私は毎日歌ったりしていました。それぞれで頑張っていたことがあると思うんです。

KOHIME

ITSUKI 私は部屋がけっこう狭いので、ダンスよりも歌を重点的に練習していました。「高音がしんどく聴こえる」というのが課題だったんですけど、そこをだんだんと直せた時期でした。

TOWAKO 私も自分磨きもそうだし、お料理をしたり、あとはお肌が綺麗になるように頑張ったりしていました。お料理はコンニャクを焼いたりして(笑)。

AIRI 自粛期間中は、歌の基礎を頑張っていました。ボイストレーニングをしたりしていました。

MISAKI 私は自粛期間が始まる前から、全身鏡の前で歌って踊っても声がブレないようにという練習をしていました!

KAREN 歌やダンスはもちろんでしたけど、私は喋るのがあまり得意ではないので、メンバーとインスタライブでコラボしたり、最近だと一週間毎日一人でインスタライブをやりました。一人でも喋れるように(笑)。ファンの方のコメントにお返事したり、楽しかったです。

――みなさんしっかりと鍛錬をなさっていたんですね。ちなみに、現在ハマっていることなどは?

AIRI 絵を描くことにハマっています。デッサンが好きで静物を描いたりしてます。中学生からずっと美術部でした。

AIRI

MISAKI 私は最近、清楚を目指しています! 今まではカジュアルが好きだったんですけど、最近はブラウスやロングスカートなどを着て、品のある女性になろうと思っているんです。透明感を目指せるようにと!

KAREN 私はアニメが凄く好きなんです。休み時間とかずっとアニメを観ています! 最近は『進撃の巨人』を一気に観ました。めちゃめちゃ面白くて…寝ないで1日20話くらいのペースで観ました!

AIRI ヤバ過ぎるペース(笑)。

TOWAKO 私は最近髪の毛が伸びてきたので、毛先を外ハネにしたり巻いたりしてけっこう女の子を楽しんでるんです!

ITSUKI 私がハマっているのは韓国ドラマです。長いシリーズのも一気に観たりするんです。

KOHIME ドラマは私も好きなんですけど、最近は昔のドラマをたくさん観ています。『ナースのお仕事』(フジテレビ系)がやっと観られて! 毎日観ています。

――みなさんそれぞれの楽しみがあっていいですね。さて、今年の活動の大きなものとして1月18日にワンマンライブ『今年もよろピクミク!2020』@Veats SHIBUYA公演がありましたが、この時の印象は?

KOHIME 1月だったのでみんなで巫女さんの衣装を着たんです! それで“ピクミくじ”というのを作って客席に投げ入れるということをしました。みんなで考えた企画なんです。メンバーそれぞれで“大吉”とか書いて、もらった人はどのメンバーが書いたのが出るかわからないんですけど、サインとおみくじの結果が書かれているんです。

――巫女さんの衣装におみくじと、素敵な年始のライブだったのですね。

ITSUKI ほかのライブで一度、巫女さんの衣装を着たことがあったんですけど、その時は体調がよくなくて…でも、1月は元気な状態で巫女さんになれて凄く嬉しかったです!

ITSUKI

TOWAKO あと、カバーコーナーがあったんです。一人ずつやるのは初めてだったけど楽しかったです! 私は広末涼子さんの「MajiでKoiする5秒前」を歌いました。

AIRI カバーコーナーはTVの歌番組みたいな設定でやったんです。それが凄く面白くて! 私が歌ったのは大原櫻子さんの「青い季節」です。

MISAKI 私はいきものがかりさんの「ありがとう」を歌いました! ライブ全体としては、最初の方がめちゃくちゃ盛り上がるセットリストで最初から全員アドレナリン爆発で挑んだライブだと思います!

――KARENさんもアドレナリン全開で?

KAREN 私は凄く緊張しやすいタイプというか、本番前はいつもテンションがおかしくなっちゃうくらいなんです(笑)。でもステージに出たらぜんぜん緊張しなくて楽しかったです。

命を懸けてタオルを回す新曲

――本作「タオルを回すための歌」はピンポイントな感じのタイトルですが、テーマとしては?

KOHIME そのまんまです(笑)。

――なるほど(笑)。前作「チョコレート・リグレット」は、聴いた印象から“告白”がテーマだったと思われるのですが?

MISAKI そうです! 時期がバレンタインだったので恋愛物語です。

MISAKI

――そして、今回の楽曲テーマは “THE・夏のタオル曲”とのことで、歌詞にも<回すために作った歌だ>とありますが、あえて聞きます。具体的にはどのような感じでしょう。

KOHIME 私達はずっと「タオルを回せる曲がほしいな」って言っていたら、本当にその名の通り「タオルを回すための歌」を用意してくれて(笑)。タオルを回す曲って夏にピッタリじゃないですか? 歌詞もそうだし、真夏に一緒にタオルを回すには最適な曲になっています。

――本作を最初に聴いた時の印象は?

ITSUKI テンションが上がるなと思いました。歌詞がタイトルそのままだなと思ったりも(笑)。夏というだけでテンションが上がるのに、この曲を聴いたらもっとテンションが上がるだろうなって思いました。

――この曲の推しポイントとしては?

TOWAKO タオルを回すから腕が鍛えられるんです(笑)。

――AIRIさんのお気に入りの点は?

AIRI 曲の最初の部分でそれぞれの掛け声があって、始めから盛り上がれる曲だと思うし、そういう曲は今までPiXMiXになかったんです。だから新しい曲としてみんなと一緒に盛り上がれるかなって思います。今年はみなさんの前でライブでやるというのは難しいかもしれないですけど…でも、みんなに聴いて頂いて盛り上がってくれたらなと思います!

――配信ライブなどでリモートでタオルを回す、という盛り上がり方もありますし、色んな楽しみ方がありそうですね。

MISAKI この曲は振り付けもMVでもそうなんですけど、タオルの技を色々やっているんです! タオルを回す曲は世界中に色々あると思うんですけど、こんなに命を懸けてタオルを回すことはないんじゃないかと(笑)。

――YouTubeのMVからの抜粋ですが“全国各地からタオル回しの猛者たちが集い、タオルに懸ける己の生き様を体現するための戦い”と、ありましたね。

MISAKI その通りです! マジで優勝を目指して全力で回していますし、ライブでも誰よりも全力で6人で回すので、みなさんにも是非回して頂きたいと思います!

KAREN 私はタオル回しがちょっと苦手で、MV撮影では数秒前までずっと練習してたんです。

KAREN

――タオル回しの練習は難しそうですよね。お手本がないというか…。

MISAKI でも選手権なのでみんな優勝目指して回すんです(笑)。MVのコンセプトが「タオルを回すための選手権」なので! 全員が選手権の優勝を目指して頑張るという世界観です。

――この楽曲をきっかけに「タオルを回すための選手権」が一般的に普及するといいですね。

MISAKI 企画したいですね(笑)。

――さて、新型コロナウイルス感染症流行という特殊な状況下で、こういったテーマの楽曲をリリースすることによって、聴くみなさんにどんな気持ちになってほしい?

KOHIME 実際にライブができるようになるまでどれくらいかかるかわからないですけど、こういう時期だからこそ、クスッと笑えるMVだったり、歌詞の内容を聴いて、家の中で一緒に盛り上がってもらえたらなって、逆にポジティブに考えています。

――確かにクスッとする面白いMVですよね。タオルの技の名前がありましたね。

ITSUKI 私のは「バタフライ」です。八の字を書くようにこうやって…。

TOWAKO 私はタオル2枚使いで「ウーバーループ」という技を出します。ぐるぐるとこうやって(笑)。

――難易度が高そうですね(笑)。ところで、オンラインでのトーク配信や特典会など、今作を楽しむためのイベントが計画進行中(取材時)だそうですが、進捗はいかがでしょう。

AIRI 本来ならみなさんの前でライブをして特典会で喋ったりチェキを撮ったり、という感じなんですけど、こういう時期なのでそれはできないので…オンラインでチェキ会とかコスプレとか、けっこうレアな私たちが見られるという呼びかけをしたり、あとはお電話会とか!

――お電話会ですか。ダイレクトな感じがあっていいですね。

ITSUKI 普通に電話します(笑)。名前を言い合って「何してる?」みたいなことを話していたら一瞬で時間が過ぎちゃうんです。

――なるほど。イベントは他にもある?

MISAKI ステッカーのサイン会もありますし、「タオルを回すための歌」の初パフォーマンスを生配信でやりました! 無観客生配信で直接の反応がないのは寂しいですけど、やっぱりライブができるということ自体が幸せなんだなという風に改めて感じられた機会でした。

KAREN 私達のパフォーマンスを観ている人の顔がわからないというのも、それはそれで不安だったりしたんですけど、会えなくても私達が楽しんでライブをしている姿を届けられるのは凄くいいなって思いました!

3年間の活動で深まる絆

「タオルを回すための歌」初回盤ジャケ写

――今、アイドル界には様々なグループがいますが、PiXMiXの特色、強みと感じる点は何でしょうか。

KOHIME 私達の事務所は「朗らかに、清く正しく美しく」という社訓があるんです。そういった清らかな部分も見せていくんですけど、私達には色んな曲があって、偏りがないんです。色んな方面から好かれるような曲を歌っているのでそこが強みだと思います。

――偏りがないとリスナーを限定しないし、間口が広くていいですよね。

KOHIME 色んな人に色んな曲を聴いてほしいなと思って、色んなところから好かれるグループになりたいと思います!

――PiXMiXは結成3年目ですが、これまでの活動の中で成長を感じた部分や課題などはある?

KOHIME メジャーデビューの前に「メジャーデビューチャレンジ」というのをやってきたので、改めて夢に向かうという絆が深まりました。ダンスを覚えるのが早くなったし、レコーディングなどでも「歌が上手くなったね」と色んなスタッフさんに言って頂けるので、メジャーデビューとなってからは凄く成長したと思います。

ITSUKI 本当にKOHIMEが言っていた通りで、振りを覚えるのも最初の頃は2、3回のレッスンに分けていたのを、今は4、5時間の1回のレッスンで覚えられるようになったんです。みんな短い時間で必死に食らいついてやるようになったし、歌も褒めてもらえるようになったり、たくさんリリースイベントをして、場数を踏んでいくからこそ伸びた部分もあると思います。みんながステージに上がる時の気持ちも、メジャーデビュー前よりもグッと強くなって、今はよりよいステージをつくれるようになっていると思っています。

TOWAKO KOHIMEとITSUKIは内面的なことについてだったんですけど、私はみんな顔がけっこう大人になったなって最近思ってます(笑)。

TOWAKO

――10代のみなさんの3年間というと、確かに成長を感じるかと(笑)。

TOWAKO そうなんです(笑)。出会った時が12歳とかだったので。

――AIRIさんがこの3年で成長を感じる点は?

AIRI ステージ上でのMCなど、最初は全然喋れなかったりしたんです。でも、だんだん喋れるようになってきて私達の素の部分も出せてきているんじゃないかなって思います。MCでは、ITSUKIは関西弁だったり、みんな個性が違うからみんなの色んな面が出てきています。

MISAKI 最初は、ダンスや歌など、6人で練習してきたことをちゃんと見せるというような感じだったんですけど、最近はイベントを重ねる毎にお客さんとの一体感というところに目線が向いています。「みんなでよいライブを」という心意気に変わってきたのが一番大きいんじゃないかなって思います。課題点として感じるのは、今まで曲調的にお客さんに声を出してもらうとか、お客さんを煽るということがなかったんです。そこで今作はみんなで盛り上がれる曲が出来ましたし、そういう曲がメジャーデビューしてから増えたので、お客さんと一緒に楽しめるライブがつくれるようになったと思います。

KAREN 私も歌とダンスが成長したのは本当にそうだなって思います。それ以上に、去年メジャーデビューチャレンジを乗り越えてみんなが仲良くなって心を開き合うようになったと思います。私達がライブを楽しんでいるとそれがお客さんに伝わっているのがわかるので、今は本当に楽しめていると思っています。

――メジャーデビューチャレンジを乗り越えたことは、みなさんにとって大きな分岐点だったのですね。

MISAKI そうです! メジャーデビューってアイドルをやっている中で一つの岐路じゃないですか? 6人が人生を懸けて戦ってきた期間だったので、共に戦った仲間とは絆が深まります!

――なるほど。さて、特殊な状況下となっている今年ですが、PiXMiXにとってどんな年になりそうでしょう?

MISAKI やっぱり、どんな状況下に置かれていても私達の気持ちの変化は何もなくて、ライブができない今「タオルを回すための歌」をリリースすることは凄く意味があることだと思っています。逆境をチャンスに変えるのが本当のアイドルなんじゃないかなって思います! 流れに乗っているだけじゃなくて、色んなことを乗り越えたからこそ得られるものもたくさんあると思いますし、全てが上手くいくものではないと思っているので、いつか「こういう時もあったね」と言えるくらい頑張る年にしたいと思います!

(おわり)

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