8月22日から23日まで日本テレビ系で放送された『24時間テレビ43』でパーソナリティを務めたのは井ノ原快彦(V6)、増田貴久(NEWS)、北山宏光(Kis-My-Ft2)、重岡大毅(ジャニーズWEST)、岸優太(King & Prince)の5人。それぞれ所属するグループでのパフォーマンス時はどこか安心しているような表情も垣間見え感慨深かった。ここでは出演したジャニーズ所属グループのパフォーマンスを振り返る。第1回はジャニーズWESTとKis-My-Ft2のステージに焦点を当てた。今回は、NEWSの最新曲「カナリヤ」のステージをみる。

 【第1回】「24時間テレビ」振り返るジャニーズのステージ<1>ジャニーズWEST&Kis-My-Ft2

 番組後半に登場したNEWSは、初解禁の新曲「カナリヤ」を披露した。メンバーの小山慶一郎と加藤シゲアキが登場すると、嬉しそうに「我々がNEWSです!」と紹介していた増田の笑顔が印象的だった。

 歌唱前には、彼らがメインパーソナリティを務めた2016年に出会った、パラリンピック・デフリンピック陸上界のトップアスリート高田裕士さんと千明さん、そして息子の諭樹くん家族を、増田が再訪した様子が紹介された。

 高田さんファミリーへの応援も込めて披露された「カナリヤ」は、新たな一歩をみ出す決意を込めて作られた楽曲。暗闇の中で歌う増田のソロパートからスタートし、繊細で胸にグッと来る歌い方で一気に世界観に引き込む。ギラギラと燃え盛る太陽ではなく、<つつましく昇りゆく太陽>。また、<こころをうつくしくもてたら/誰ひとり傷つかない場所へ>と自分の純粋さだけでなく、他人の幸せをも祈る歌詞は、謙虚で人想いな増田と通じる部分もあるように感じる。

 そして、Bメロでは曲調がガラッと変わり、明るい雰囲気になる。そこで登場する小山と加藤。主旋律を歌う小山と、上ハモを歌う加藤の綺麗なハーモニーが楽曲を彩る。

 <君が言った/「幸せってすぐそこにあるようで あると思う度、見つからないよな?」>に続く、<それでいいと言いきれる強さが僕にあったら/こんなことになってないのかな>が印象に残った。“君”からの問いかけに、「そうだね」と共感するでも「そんなことないよ」と励ますでもなく、「それでいい」と言い切る”強さ”が欲しいーー、このパートを心優しい小山が歌うことに深みを感じる。

 また、後ろには彼らが過去に出演した『24時間テレビ』の映像が流れていた。涙を流す姿や、うれしそうに浮かべる笑顔。2009年に初めてメインパーソナリティを務めた時の彼らの映像は、若く幼いイメージが残っていた。そして、いまの姿。彼らが着実に重ねてきた日々の重みを感じさせる。

 サビで、<また別れを知って/それでも明日へ/理想を掲げ、傷を背負っていく/もう一度飛ぶ、夢を見て>と力強く歌う彼らからは、今まで歩んできた日々を大切に抱えながら、新たな一歩を踏み出すという強い決意のようなものが伝わってきた。

 Dメロの加藤のパート、<少しずつあきらめず進もう/手をとって怯まずに一歩/昨日よりも前へ>では、直近のパフォーマンスから明らかに声量が上がっているのが分かる。短期間でここまで歌唱力を上げる彼の努力から、新生NEWSに懸ける強い想いが伝わってくるようだ。

 そして、<“大丈夫”と歌っている>と歌いながら、笑顔を浮かべる増田。力強い眼差しの加藤。そして、カメラを優しく見つめる小山。三者三様の表現法に、最後まで引き込まれた。

 “動く”をテーマに掲げた今年の『24時間テレビ』で、まさに動き出した姿を体現したNEWS。彼らがずっと共に、たくさんの夢へ向かい、羽ばたいていくことを祈りたくなるステージだった。

 今回は、NEWSのパフォーマンスを振り返った。次回は、King & Prince、そしてV6のステージに注目したい。【かなぴす】

筆者紹介

かなぴす メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動行っていた。エンタメとファッションが大好き。ツイッターは@kanawink

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