SixTONE

 6人組男性グループ、SixTONESの2ndシングル「NAVIGATOR」が7月22日に発売された。デビュー曲「Imitation Rain」はSnow Manとの合作だったため“第2の初陣”。その“戦績”は、発売初日で42万3202枚を売り上げ、オリコンデイリーシングルランキングで1位を獲得。累計売上枚数は68万枚を超えている。

 同シングルには、TVアニメ『富豪刑事 Balance : UNLIMITED』(フジテレビ系)のオープニング・テーマに起用された表題曲のほかに、彼らがデビュー前に歌っていた楽曲も収録されている。

 ここでは、SixTONES結成からデビューまで、5年間の歴史を過去の楽曲とともに紐解いていく。どれも SixTONES入門には欠かせない楽曲だ。まずは、「BE CRAZY」「IN THE STORM」「Amazing!!!!!!」の3曲に触れていきたい。

6人でやって行く決意を感じさせた「BE CRAZY」(2015年)

 SixTONESは、2012年に放送された『私立バカレア高校』(日本テレビ系)の主要キャストとして選抜された6人で形成されている。同ドラマは、深夜帯ながら高視聴率を記録。映画化するなど話題となった。6人は「バカレア組」と呼ばれ、ジャニーズJr.の中でも人気を博したが、翌年、突然の分裂。6人でパフォーマンスをすることがなくなった。

 しかし、「もう一度この6人で歌いたい」と申し入れたことにより、2015年の『ジャニーズ銀座』でSixTONES結成が発表された。空白の期間を経て、「この星のHIKARI」とともに与えられた初のオリジナル曲が、「BE CRAZY」だ。

 曲の初めには、全員横並びで肩を組み、ヘッドバンキングをする振付が。<夢見た未来をかなえるために激しく時刻んで 後ろは絶対振り向かないで前だけを見つめて行く>と力強く歌うなど、「BE CRAZY」は、「6人でやって行く」という決意表明のようだった1曲である。

SixTONESらしさを詰め込んだ「IN THE STORM」(2016年)

 2016年に披露された「IN THE STORM」は、“SixTONESらしさ”を存分に詰め込んだ1曲だ。彼らの持つギラギラ感や、少し危なげな雰囲気。曲中には、ガラスが割れるような音が挿入されていたり、嵐に立ち向かって行くようなダンスなど、SixTONESにしか表せない“強さ”のようなものが表現されている。ただ、YouTubeなどを見ると分かるように、彼らは全員優しく、面白い。「IN THE STORM」で見られるギラギラとしたパフォーマンスとのギャップも、彼らに惹き込まれるひとつのポイントだ。

 そして、前の曲がどんなテイストであっても、一瞬で空気を変えてしまうのが彼らの魅力だろう。ジャニーズJr.時代は、他のグループとコンサートに出演することも多かったが、その度、瞬時に自分たちの空気を作り出す力に感服させられた。

 歌詞に着目すると、田中樹のラップには、<俺を信じて/Keep On Runnning Go!><荒れた時代でも/高く帆を張れ/勇気という名の船を出そう>と当時の彼らの心情を表したようなフレーズも。<守るよ/IN THE STORM IN THE STORM/この手離すなよ/怖くなんてないさ>と力強く歌う彼らに、ついていきたいと思える楽曲だ。

ファンへの熱い想いを表現した「Amazing!!!!!!」(2017年)

 再結成から2年後に与えられた4曲目のオリジナル曲「Amazing!!!!!!」。CDデビューが決まらず、焦りを感じているファンもいたかもしれない。そんな中で歌われた「Amazing!!!!!!」には、<夢はまだまだだが 強く勝ち抜くPower><Hey you Regret(後悔)させないぜ>など、前向きな歌詞が綴られていた。

 先が見えない中、一番不安だったのは本人たちに違いない。しかし、ファンを安心させるかのように<お前らは守るから/どこまでもついてきな>と力強く歌う姿に、男気を感じさせる。

 2018年に公開されたYouTubeでは、「自分が思うSixTONESの代表曲は?」という質問に対し、全員が「Amazing!!!!!!」と口を揃えるなどメンバーの思い入れも強い。SixTONES入門には欠かせない1曲だ。

 今回は、 SixTONES結成からの3年間を振り返った。次回は、躍進のきっかけとなった「JAPONICA STYLE」に触れていきたい。【かなぴす】

筆者紹介

かなぴす メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動行っていた。エンタメとファッションが大好き。ツイッターは@kanawink

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