ソニーミュージックとJYPの開催する合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」(ニジプロジェクト)が26日のオーディション番組最終回の放送・配信をもって完結した。9人のデビューメンバー、今後活動するガールズグループ名「NiziU」(ニジュー)、そして6月30日に“プレデビュー”となるデジタル・ミニアルバム『Make you happy』を配信リリースすることが、オーディション番組内で総合プロデューサー、J.Y. Park(パク・ジニョン)氏によって発表された。

 2019年2月、記者会見に登壇したJ.Y. Park氏が発表して始動した「Nizi Project」。J.Y. Park氏が描く企業ビジョン“JYP 2.0”のテーマの一つである「GLOBALIZATION BY LOCALIZATION」に基づいたもので、“虹”のようにメンバーそれぞれの個性が様々な色を放つようなガールズグループを発掘・育成、世に輩出することを目的としている。

 「Nizi Project」によるグローバル・オーディションは、2019年7月から8月にかけて、日本国内8都市、ハワイ、LAを含めた全10カ所、国籍不問で開催されており、同年9月には1万人を超える応募者の中から26人を選抜、選抜メンバーを東京に集め4泊5日の合宿トレーニングが行われた。

 その東京サバイバル合宿では、「ダンス評価」「ボーカル評価」「スター性評価」「SHOWCASE (グループ・パフォーマンス)」が行われ、そこから最終的に14人がネクスト・ステージとなる韓国合宿行きの切符を手にした。うち1人は韓国合宿を辞退した。尚、この一部始終はオンライン動画配信サービス Huluで『Nizi Project Part 1』と題し配信中。

 韓国合宿は2019年12月末から実施された、その半年間の韓国合宿および最終審査、ガールズグループ誕生までの軌跡は、日本テレビ系オーディションバラエティ『虹のかけ橋』で放送、Huluでは『Nizi Project Part 2』として配信。

 総合プロデューサーのJ.Y. Park氏ですら「デビューメンバーが何人になるか分からない」と予測不能な展開に、ファンになる人が続出した。番組放送・配信時にはツイッタートレンドに「Nizi Project」練習生の名前などがあがった。4月24日から実施されていた『「虹かけ」ランキング』は、累計370万超えの投票数を記録している。

オーディション番組「Nizi Project」最終話・場面写真

 そんな「Nizi Project」人気過熱の最中、韓国で秘密裏にファイナルステージの撮影が終了、その収録コンテンツが日本に届き、6月26日のオーディション番組で放送・配信開始となった。

 このファイナルステージの模様を、まずは日本テレビ『虹のかけ橋』が『虹のかけ橋 デビューメンバー最速公開スペシャル!』として、1時間の拡大版でオンエア。

 今までのレギュラー放送と趣向を変え、芸能界の「Nizi Project」ファンをゲストに迎え、メインMCの古坂大魔王・森圭介アナウンサーの下、ファイナルステージ上映会形式で放送された。

 視聴者にも審査員目線で楽しんでもらいたいと、あえてファイナルステージをライブ・ショー的内容に特別編集した最終回となった。

 2回戦のチーム対抗となったファイナルステージでは、まず“オリジナル曲対決” と題し各2チームのカラーに合わせ制作された新曲「虹の向こうへ」「Boom Boom Boom」2曲をそれぞれのチームが披露。

 続く“J.Y. Park自作曲対決”ではJ.Y. Park氏自らがファイナルステージに挑む12人の練習生を想い書き下ろした新曲「Make you happy」をそれぞれのチームがパフォーマンスした。

 どの楽曲もお手本のないオリジナルのため、自ら1から表現を作り上げなくてはならない高難易度のミッションだ。

 オーディションとは思えない豪華なステージ、プロ仕様の本格的なヘアメイクと衣裳、圧倒的スケールで繰り広げられる夢の舞台。そこに計り知れない緊張感と戦いながらも、夢に向かって必死に輝きを解き放とうとする可憐な12人の少女たち。

 見応えあるパフォーマンスに時が経つのを忘れるほど、あっという間に過ぎ去るライブ・パート。そして、刻一刻と迫るデビューメンバー発表の瞬間。

 するとMCのサナ(TWICE)から「最終順位とデビューメンバーを発表する前に、J.Y. Parkさんからとても重大な発表があるそうです」と促され、「デビューするメンバーが活動するグループの名前です」とグループ名「NiziU」(ニジュー)を発表。

 さらに悲鳴にも似た声が上がる収録スタジオをよそに、最終順位発表前に「デビューする人数は、9人です」と宣言。

 固唾を飲んで見守る番組キャストたちと共に、J.Y. Park氏が時に目を潤ませながらも総合プロデューサーらしく毅然とNiziUデビューメンバーを1位から順に発表していった。

最終順位

1位:MAKO (マコ) / 常に上位にランクイン。最年長としてチーム・ミッションなどで強いリーダーシップを発揮。
2位:RIKU (リク) / 小さな体ながら、安定的な歌唱力を持つ。お茶目な可愛い魅力でNiziUのビタミン的存在に。
3位:RIMA (リマ) / 可愛いルックスと違って、ユニークなラップとジェスチャーで存在感を大きく表した。
4位:RIO (リオ) / 優れたダンスの実力で、視聴者の視線を集める。絶え間ない努力でボーカルの実力もアップ。
5位:MAYA (マヤ) / 優れた表現力で見る人を釘付けに。面倒見の良いNizi Projectの “お母さん” 的存在。
6位:MIIHI (ミイヒ) / 優れた歌唱力と様々な楽曲への集中力で注目を集めたメンバー。
7位:MAYUKA (マユカ) / ミッションを重ねる毎に成長する姿を見せてきた。優しく温かい性格の持ち主。
8位:AYAKA (アヤカ) / まるで白い紙のように素早くボーカル・ダンスを習得し急成長を遂げる。
9位:NINA (ニナ) / いつも明るくポジティブな、末っ子。優れた歌唱力と安定的な高音ボーカルを絶賛される。

Pre-Debut Digital Mini Album『Make you happy』ジャケット写真1

 こうして、NiziUデビューメンバー9人が出揃うと、祝砲と共に紙吹雪が宙を舞う。

 ただ、そこにはデビューという同じ夢に向かって約1年走り続けたお互いを称え抱き合う12人の姿が。

 デビューの座を手にした喜びをも超える、「Nizi Project」を通じて生まれた “絆” という価値ある新たな感動が生まれた瞬間となった。

 名残惜しくも、J.Y. Park氏の「この厳しい状況の中でNizi Projectを応援してくださった視聴者の皆様とファンの方々に、本当に心から感謝します」という締め括りの言葉と共にファイナルステージは幕を閉じた。

 『虹のかけ橋 デビューメンバー最速公開スペシャル!』の最後に、J.Y. Park氏から更なる重大発表がなされた。

 「ファイナルステージで披露した全ての曲を、プレデビューの証としてDigital Mini Albumで配信リリースします」。

 熱冷めやらぬ中、ファイナルステージの感動が蘇る。

 しかも、「Niziストーリーは終わらない…」との打ち出しから、Huluでの新コンテンツ『NiziU 9 Nizi Stories』の情報も解禁された。

 「Nizi Project」から生まれたNiziUは、6月30日のプレデビューをもって、ついにアーティストとしてのスタート地点に立つ。

J.Y. Park氏、コメント

 この厳しい状況の中でNizi Projectを応援してくださった視聴者の皆様とファンの方々に、本当に心から感謝します。

J.Y. Park氏

NiziU・マコ、コメント

もっと夢を大きく広げて世界に羽ばたきたいなと心から改めて思いました。
デビューの機会をくださって本当にありがとうございます。
これからはNiziUとして他のメンバーと共にもっともっと頑張ります!

NiziU

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