INTERVIEW

スカイピース「自分たちの歌で救いたい」更なる高み目指す新譜に迫る


スカイピース

記者:編集部

掲載:20年06月09日

読了時間:約8分

 人気ユーチューバーのスカイピースが6月10日、3rdアルバム『青青ソラシドリーム』をリリース。前作『BE BOY』から約1年振りとなるニューアルバムは、先行配信された「悪いが中二病が世界を救う」やミディアムナンバーの「君と僕と夢」、FLOWのカバー「GO!!!」、ライブでも盛り上がり必至の「オタパリパーティー」などバラエティに富んだ全13曲を収録。コロナウィルス感染拡大による自粛に伴い、今回はアンケート形式でのインタビュー。『青青ソラシドリーム』に込められた想いから、☆イニ☆とテオくんのアーティストとしての成長に迫った。【取材=村上順一】

『青青ソラシドリーム』に込めた想いとは

スカイピース

――アルバム『青青ソラシドリーム』 は約1年ぶりとなるフルアルバムですが、この約1年間でそれぞれ印象的だった出来事を教えてください。

☆イニ☆ 1年ぶりのフルアルバムのジャケット撮影が過酷すぎました(笑)。 撮影時期が2月とか3月だったので、海に素足で半袖とかになったのですが寒過ぎて もう足の感覚は無くなりました(笑)。

テオくん 1年間の中でたくさん新しいことに挑戦しました。その中で歌詞を書く時「あれ? これってちゃんと伝わってるのかな。」、「この曲で誰かを励ませているのかな」、と考えることが増えました。 なんのために歌うのか、と考えた時に自分は音楽でたくさん救われてきたこともあり、誰か1人でも自分たちの歌で救ってあげたい、こう考えられるようになったことが自分の中でかなり大きな変化でした。

――アルバムタイトルに込められた想いやコンセプト、この青青ソラシドリームという言葉が出てきたきっかけは?

☆イニ☆ 1stアルバムの『にゅ~べいび~』から、『BE BOY』になったものの、 自分達は成長途中で、まだまだ青々しいという意味と、 これからも音階のソラシドと同じように上がっていくという意味も込めて 青青ソラシドリームという言葉になりました。

テオくん 今回は青年という意味を込めてタイトルに「青」という漢字を使わせてもらいました。そしてコンビだし青を2つにしようとなりました。夢は急に掴めない、段階を踏んで登っていく階段のようだ、という意味でソラシドを、最後に夢を掴もうということでドリームを入れました。まだまだ成長できる青臭い少年が夢を掴むまでの物語。その意味を込めた「青青ソラシドリーム」になってます。

――オープニングを飾る「青青ソラシドリーム」の制作について。どのような流れで制作していったのでしょうか。

☆イニ☆ 曲をリードして作ったテオくんが急にメロディーを思いつき、 サビのメロディーが降臨したみたいです(笑)。

テオくん 宮川拓さんにトラックをいただき一度聞いた時に歌詞とメロディーが浮かびました。そのまま忘れないよう、すぐ制作に取り組みサビはすぐに完成しました。心の中につまっていたものが全てこの歌に注ぎ込めたと思います。そのまま相方にパート振りしたものを送り完成しました。

――歌詞に<みんな一度きりの人生 失敗は幾度あったっていいんじゃない♪>とありますが、お2人が人生で一番失敗したことは? そして、その失敗はどのようにリカバリーしましたか。

☆イニ☆ なかなか人生で1番となるとあんまり覚えていないのですが、 今年1番の失敗で言うと、「きぃちゃん」という友達が2人居て、 一緒に会う約束をしていたのですが、違う「きぃちゃん」と約束をしていたみたいで、 約束した場所に違う「きぃちゃん」が居て何かのドッキリかと思いました…。

テオくん 小学校の時に友達の靴を脱がして取られないように遊ぶゲームが流行っていて、自分も取られては相手のを取ったり楽しく遊んでいました でも、初めてそのゲームに参加した子が泣き出してしまって、子供の頃先生にものすごく怒られました。

 その時初めてこれがいじめかと学び、その子の心に傷を残してしまったことが最大の失敗です。そのあとは仲直りをしてその子とまた遊んだりすることはできたのですが、それきっかけで学校に来なくなっていたりしたらと思うと怖くて…。思いやりを持って人と接しようと思えることができました。

2人が考える理想の大人像とは

『青青ソラシドリーム』通常盤ジャケ写

――先行配信されている「悪いが中二病が世界を救う」はどのようなきっかけでこういった楽曲を作ろうと思ったのでしょうか。

☆イニ☆ 誰しも持っている中二病な時期。そんな時期が”恥ずかしい”とか”黒歴史”と言う人が居るけど その恥ずかしい黒歴史があったからこそ今の自分が居るんじゃないかと思い作りました!

テオくん 誰しもが過去に黒歴史というものを持っていると思います。人には言えない恥ずかしい出来事。だけどその過去があったからこそ今の自分がいるんだ! だから、それすらも思い出にして、明るく解決しようという思いで制作しました。

――お2人がお互いを見て中二病だと思う(思った)瞬間はありますか。

☆イニ☆ テオくんはとにかく主人公タイプなので世界がピンチになったら、きっと自分の命を投げ出してでも世界を救ってくれます。そう思ってる自分が中二病なのかもしれないですね。 っくぅぅぅ〜〜〜!

テオくん たまに自分のことを最強だと思っていること(笑)。

――ミディアムナンバー「君と僕と夢」は、歌詞に登場する<君>のモデルになった人物はいたのでしょうか。この曲が生まれた背景など含め教えてください。

テオくん この曲はYouTubeの企画で即興歌というものがありまして、サビはそこで誕生しました。先に完成したサビに物語をつけていくんですけど、自分が過去に付き合っていた女性との思いなどを歌詞に入れています。

――歌詞に<また大人に近づく>とありますが、お2人が考える理想の大人像などあれば教えてください。

☆イニ☆ 冷静な判断が出来て自分の感情をすぐ出さないのが大人だと思います!

テオくん 誰かに自分の経験を胸張って語ることができて、その誰かを救うことができる人かな。

――FLOWの「GO!!!」をカバーされていますが、何故この曲を選ばれたのでしょうか。この曲にまつわる思い出やエピソードなどありましたら教えてください。

☆イニ☆ もう簡単に一言、大好きだからです! カラオケではほぼ毎回歌うし、 自分はアニクラというアニソンオンリーのクラブイベントへ行っていたのですが、 そこで「GO!!!」が流れたときはもう最前へ行き盛り上がってました。若いですね。

テオくん この曲は自分が小さい頃から家族とカラオケに行く時、必ず歌っていた曲だったんです。カラオケでみんなが楽しそうに掛け声を合わせたりするのが、ものすごく楽しい印象があり、自分たちのライブでこの曲が歌えたら最高だろうなと思いました。

――「STAR ME 」の制作にするにあたって心がけたことはありますか。

テオくん 普段スカイピースは真っ直ぐな歌詞を書くことを意識しています。しかしこの曲は少し聴き手側の人たちの捉え方によって意味が変わるような歌詞にしてみました。初めての挑戦で少し苦戦しましたが、とてもいい歌詞が完成したと思います。

☆イニ☆ 都会に住んでるとさ。星ってあんまり見らんのよ。そうするとなぁ。 星の曲、作りたなんねん。これはもうアーティストの性っちゅーもんかもしれへん。 星を近くで見るとどんなんなんやろ。月ってどんなんやろ。そう思ったねん。

――「STAR ME 」の歌詞にある<映る世界 宝物なんだ>にちなんで、今の2人の宝物はなんですか。

☆イニ☆ カッコいい事言うと、自分達を支えてくれてる人。ファンやスタッフさん。 でも本当は、今手品にハマっているので、トランプかな(笑)。

テオくん 思い出です!!

――「オタパリパーティー」のMVはワンカット撮影で、数々のギミックが見所ですが、この撮影に臨むにあたっての裏話などありましたら教えてください。

☆イニ☆ メンバー以外の全員は振り入れ当日です!

感情移入をしすぎて少し泣いてしまった

スカイピース

――上記に上がった曲以外で特に気に入っている曲を教えてください。

☆イニ☆ 「人生死んでもハッピーエンド」という曲です。 自分、小さい頃全然泣かない強い子だったんです。 けど死に対しては小さい頃から、お母さんはいつか死んじゃうの? とほぼ毎晩泣いてました。ぶっちゃけ今もその事考えると怖いので、仲良い友達に死後ってどう思う? って聞いたりするんです。

 本当に回答は様々なので、死後の世界って色々な可能性があるなぁと思い、 こんな死後だったら「怖くない!」と思えるように、 自分を励ます意味も込めつつ曲を作りました。 でも、生きてるうちは全力で生きなきゃダメですよ。

――制作に難航した曲や、今までとは違う作り方をした楽曲はありますか。

☆イニ☆ 「君と僕と夢」はバラードで自分が苦手とする曲調でした。そして、なにより歌詞をスタッフやテオくんと共に何度も練りました。 色々な捉え方や考え方のできる深い楽曲になったと思います。

テオくん 「せなかあわせ」です。サビで二回出てくる<せなかあわせ>という言葉なんですけど、同じ言葉だけどそこに乗せられている感情が全く違う意味になっているという構成を作るのは初めての挑戦で、上手くできたなと思いました

――レコーディングで印象深かった出来事などありましたら教えてください。

☆イニ☆ 「GO!!!」ですかね。もうアーティストとして言っちゃいけないかもしれないですが、 自分の中ではもうカラオケでした。楽しかったです(笑)。

テオくん 「青青ソラシドリーム」のレコーディングは、感情移入をしすぎて少し泣いてしまったのは自分でもびっくりしました。

――「スタートダッシュ」でメジャーデビューされてもうすぐ3年が経ちますが、お互いにアーティストとして成長したな、と感じているところはどこでしょうか。

☆イニ☆ 昔から宅録だったので、自分の限界を超えるキーで曲を制作してたのですが、 自分の限界やライブの事などを考える事ができるようになってきたので、 冷静な判断で曲作りできるようになったかなと思います。

テオくん 最初は本当に音楽知識がない素人でした。今でも大した歌声ではないですが、ボイトレなどをしていくうちに、歌うのに大切なことが何かわかってきました。歌の上手さが全てではない、と感じることができたことが、もっと音楽を楽しむことへ繋がったと思います。

――2020年ももうすぐ半分に差し掛かろうとしていますが、ここからあと6カ月、ファンの皆さんにどのような姿を見せていきたいですか。アーティストとして、これからの展望などお聞かせください。

☆イニ☆ 2020年の前半はコロナで楽しみにしてた行事やイベントが なくなってしまったりと辛い事が多かったかもしれませんが、 これから6カ月みんなを楽しませます!! アーティストとしては、横浜アリーナを埋め尽くしたいです!!

テオくん スカイピースの夢の舞台である「横浜アリーナ」に連れて行ってやる!

(おわり)

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