現役女子高生7人組ガールズユニットのみぎてやじるし ひだりてはーと(やじるーと)が3月11日、ミニアルバム『また、すぐ会えるよね。』をリリース。“やじるーと”こと、みぎてやじるし ひだりてはーとはAbema TVで放送されている人気恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。』への過去参加者が集まって結成されたユニット。7人のSNS総フォロワー数450万を超える人気を誇る。昨年8月にデジタル配信シングル「恋しちゃおっか?」でデビュー。今作は初のCDリリースとなる。表題曲「サヨナラなんか言いたくない」はシンガーソングライターのコレサワが楽曲提供。制作エピソードや学校生活の思い出など山田麗華/れいたぴ、流那/ルナ、平野柚希/ゆずの3人に話を聞いた。【取材=平吉賢治/撮影=村上順一】

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“青春”という題名をつけてもいいくらい

――今作は、やじるーと初のCDリリースですね。

ルナ まだ実感わかないです! CDという形としていざ残るとなると「まさか出るの…」という感じで嬉しいです。

ルナ

れいたぴ CDが出たらちゃんとアーティスト活動してるなという実感がもっと出ると思います。やっぱり、ちゃんと形として記録に残るんだなって! CD屋さんでも「み」の列にみぎてやじるし ひだりてはーとのCDがあるんだなって考えると嬉しいです。

――なるほど。やじるーとの呼び名でも広く知れ渡っているから「や」の列で探す方もいるかもしれませんね。

れいたぴ そうです。「み」の列で探さないと! みんな“やじるーと”で覚えててくれるから。

――ゆずさんはCDリリースについてどんな心境でしょう。

ゆず 夢だったので、叶いました。CDを出すなんて…1年前まで思ってた?

ルナ 思ってないよ。思ってたら凄いわ(笑)。

ゆず そう言わんといて(笑)。予想外というか最後の最後で「出します」って。これは是非みなさんに買ってほしいです。

れいたぴ CD屋さんに並んでるの想像するとヤバいよね。

ルナ ここで卒業と思うと寂しいのもありますけど、自分達に子供ができた時にCDが残ってることは凄いと思うんです。

れいたぴ ジャケット写真が制服のCDを自分の子供に見せるの恥ずかしくない?

れいたぴ

ゆず それめっちゃ思った(笑)。

――そんな今作ですが、どんな1枚になっていますか。

ゆず 恋愛とか学校生活とか、“青春”という題名をつけてもいいくらい私達JKの全てを詰め込んだ作品になっています。どの曲を聴いても感じるものはあると思います。歌詞ひとつ一つに込められたメッセージの意味が伝わってきたり、学園祭や夏の思い出とか、場面によって変えている曲が入っているんです。「サヨナラなんか言いたくない」は卒業をテーマにしたり、1年を通して楽しめたらという作品になっています。

ゆず

――青春が詰め込まれている1枚なのですね。学園祭っぽい楽曲も収録されていますね。

れいたぴ 学園祭っぽいのは「じょいふる」と「メロクラ□」なんです。

(※「メロクラ□」の□は居抜きハートマークが正式表記)

――<メロクラ□>のフレーズは頭に残りますよね。

れいたぴ 残りますよね? 友達もいまだにそこ口ずさんでますもん。

――ルナさんは今作についていかがでしょう。

ルナ 私達の成長がみられる1枚でもあるなって思います。1曲目から6曲目までレコーディングをした順になっているんですけど、最初の「恋しちゃおっか?」は、まだ歌のレベルが高くないけど最後の「サヨナラなんか言いたくない」に向かうにつれてレベルがアップしているんです。最初の頃は叩かれてたんですけど(笑)。YouTubeで「何その文化祭みたいな感じ」とか。

れいたぴ 「おままごと」とか言われてたよね。

――ちょっとアンチ的なコメントもあったのですね…。

れいたぴ 半分以上アンチコメントでしたもん!

ルナ そこで「言われても仕方がないかな」って自分達も思っていたんですけど、やっぱりそれで終わりたくないなって思って「メロクラ□」くらいの頃にもっと本気出して絶対変わろうと思ったんです。その時に争奪戦があってみんな本気で練習してきてレベルアップしてきたから、私達の成長の1枚になったと思います。

ゆず 「サヨナラなんか言いたくない」のMVのYouTubeコメント欄を見てたら「俺、アンチでした。でもこれ聴いて泣いた」という感じなのがあって、泣いてくれたんだと思って! 高評価ボタンもめっちゃついてたんです。

れいたぴ 最後にやりました! 今のJKってアンチに敏感なんです。だから嬉しかったです。

やじるーとが終わってもここが終わりじゃない

――最新曲「サヨナラなんか言いたくない」は、これこそ卒業をテーマとした楽曲ですね。

れいたぴ 卒業がテーマだけど、捉えかたによっては切ない系の恋愛ソングにもなっている曲なんです。

れいたぴ

ゆず 別れたくないのはわかってるけど、どうしてもさよならする時がいつか必ずくると思うんです。その時に伝えたいのは、さよならじゃなくてありがとうのほうが大きいよ、みたいな恋愛ソングです。

ルナ さよならが最後じゃないし、前に進もうという時にちょっと勇気づけてくれたり、前向きにさせてくれる曲です。

れいたぴ <ねぇ サヨナラなんか言いたくないけど 笑顔でさ バイバイ>って、けっこう押されるような歌詞だと思うんです。

――歌詞のなかには色々とフックとなる言葉がありますね。

れいたぴ 全部の一言一言が引っかかる気がします。

ゆず 後半に進むにつれてけっこうきます。2番の歌詞<言葉は武器になったり お守りになることがわかったよ>とか、<おそろいの思い出が救ってくれるでしょう>とか。おそろいの思い出って、相手がいるからこそ成立するので、やっぱり人との思い出を大事にしてお互いが持っているものが同じというだけで、これからも頑張っていける要素になるんじゃないかなって思います。

――<放課後の秘密>という歌詞も印象的ですね。

ゆず 絶対これ恋愛トークのことだと思ってるの私だけ? 「誰々好きなん? 言ったらあかんで」とか言って。

れいたぴ それを<墓場までよろしくね>みたいな。

ルナ 色んな捉えかたできるよね。聴く人それぞれの想像になりそうです。妄想とか。

ルナ

ゆず <あのきつい坂道 今日で最後なんだね>という部分は、みんな学生を経験しているから「毎日通っている所も今日で終わりなんだね」って、絶対共感ができるところがあるので凄くおすすめです。

れいたぴ だいだい学校の周りって坂が多くないですか?

ゆず めっちゃわかる!

ルナ 絶対角度があるよね。

ゆず マラソン大会の時とか坂道は追い込みでした(笑)。

――<こんなふうにちょっとずつ 大人になるのかな>という歌詞もありますが、大人になったと感じる?

れいたぴ やじるーとで活動していて、自分に足りていないところを教えてもらいました。礼儀とか挨拶とかを覚えていって、徐々に大人になってきているかなって感じます。

ゆず その「大人になったのかな?」くらいで正解なんじゃない? 歌詞にもあてはまるし。

れいたぴ 自分的には2番の<こんなふうに強引に 大人になるのかな>のほうがピッタリきます。ちょっとずつというより、強引なというほうに当てはまるくらい「秒で高校3年生じゃん!」みたいな。

ルナ めっちゃ早いよね。

れいたぴ ちょっと前まで小学生だったのに。

ゆず それは言い過ぎ(笑)。

ゆず

れいたぴ その歌詞の部分を<強引に>という言葉にすることによって、恋愛にも紐づけられる歌詞なのかなって思いました。

ゆず <墓場まで>っていうのもなかなか使わないですよね。

――作詞作曲したコレサワさんのセンスが光っていますね。さて、「サヨナラなんか言いたくない」は卒業がテーマということで、学校生活で印象的だったことを聞いてもいいですか。

ルナ 運動会の時に、付き合っていた人と元彼がリレーのアンカーで走っていたんです。どっちを応援したらいいのかわからなくなって、「今、恋愛しているんだな」っていう気持ちになりました。

――けっこう生々しいですね。

ゆず それは墓場まで持っていこうよ(笑)。

――ゆずさんの学校生活の思い出は?

ゆず やっぱり修学旅行です。シンガポールに行ってそれは凄く記憶に残っています。景色も建物も凄くて、日本とは違う色々な文化に触れられました。

れいたぴ 私は中学の卒業式に、その時の彼氏がサプライズでめっちゃでかい花を持って来てくれたんです。それが一番青春かなって思います。その彼氏は先輩だったんですけど、学校休んで来てくれて! それで彼氏が花束を持って登場してから、色んなところから花束が出てきてたくさんもらったんです。

ゆず そんなんされたいわ…。

――10代で花束を持ってサプライズというのは嬉しいし驚きますよね。

ゆず 私もお母さんの誕生日に花束をあげたことがあるんです。98本の薔薇の花をあげて、「何で98本なの?」って言われて、「私とママで1本ずつって思ったら、100本になるには2人がいなければならないという意味を込めて」って言ったらママ号泣で喜んでくれました!

ルナ いい!

――素敵な想いとプレゼントですね。

ゆず パパに「俺は?」って言われましたけど(笑)。

――みなさん素晴らしい青春を過ごしているのですね。ふと青春を感じる時はどんな時でしょう。

れいたぴ 学校から駅までの道が青春だなって思いました。ありきたりなことが青春なんです。LINEで「明日は制服で行く」とかやりとりして制服でみんなで歩いてると「今JKだ!」って(笑)。半分以上はまだルーズソックスを履いている組なので。

――ルーズソックスは根強いですね。25年くらい前あたりに流行りだした気がしますが。

れいたぴ まだギリいますね。ちゃんとJK文化を残さないとなって。

――ルナさんが青春を感じる時は?

ルナ 私は何も考えずに全力で友達と笑ってる時です。そういうのがいいんです。

ゆず 私は部活を2つやって部長をやって、学業も成績トップをとらなければ嫌だというスタイルを持っているんです。学生だからどれも全力で捧げられているのであって、学生を卒業したらこんなにできないんだなって思うので、必死にできるということに青春を感じます。

――確かに、学生時代は何事にも必死という印象がありますね。

れいたぴ 学生の時って限界がないんです。疲れたと思っても15分寝たらムキッてなりますから。

ルナ なんなら5分で回復します(笑)。

――JKのパワーは凄いですね(笑)。さて、今作はどんな方に聴いて頂きたいでしょうか。

みぎてやじるし ひだりてはーと

れいたぴ 「サヨナラなんか言いたくない」は恋愛している子とか卒業する子に聴いてもらいたいと思うんですけど、アルバム的にはやじるーとを知らない人でも聴いて楽しんでもらいたいと思っています。「青と夏」とか「じょいふる」とか「ココ☆ナツ」とか、代表的な曲をカバーさせて頂いているので、やじるーとを知らない方でも楽しめるし、それを聴いて「やじるーといいな」って思ってくれたら「恋しちゃおっか?」とか「メロクラ□」とか、私達の曲も聴いて頂けたらなと思います!

ルナ 誰が聴いてもテンションが上がるアルバムだと思います。

ゆず 聴いてて飽きないアルバムだと思うんです。

――やじるーとのSNSフォロワーは半年間の活動で450万人を超えましたね。最後にみなさんにメッセージをお願いします。

ルナ やじるーとが終わってもここが終わりじゃないから、これからも先に走り続けるので応援して頂きたいです。このアルバムを愛してほしいし、たくさん聴いて自分達の子供や色んな人に広めていってほしいなって思います。ここでやじるーとが終わるんじゃなくてもっと広がってほしいです。

ゆず 卒業といっても私達の活動が終わるわけではなく、まだまだこれからなので、一つの区切りとしてみてもらって、これからも私達を見守ってほしいです。

(おわり)

オフィシャルHP(https://www.universal-music.co.jp/migiteyajirushi-hidariteha-to/)

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