5人組女性アイドルグループのAnge☆Reveが19日、1stフルアルバム『Ange☆Reve』をリリース。Ange☆Reveは2014年に結成。2015年8月にDVDシングル「Maybe Baby」でメジャーデビューし、今年6周年を迎える。本作は昨年7月に原姫子が加入し5人組新体制で初のフルアルバム。全12曲で「Ange=天使」+「Reve=夢」=「天使の夢」というグループ名をアルバムタイトルに掲げた意欲作。グループのスタンスも明確に固まって新たなスタートを切った彼女たちに本作について聞くとともに、新体制で見えてきたというグループのビジョンを語ってもらった。【取材=平吉賢治/撮影=村上順一】

Ange☆Reve名刺替わりの一枚

――初のフルアルバムリリースとなった心境はいかがでしょう。

佐々木璃花 嬉しいです! ひめたん(原姫子)が入って新体制になったばかりで最初にフルアルバムって良い節目だと思うんです。新曲が5曲も入るし、新しいスタートという感じがします。

佐々木璃花

吉橋亜理砂 新曲が5曲一気に入るというのが初めてなんです。昔の曲も今の5人で録り直したので、全曲ほぼ新曲というくらいのボリュームでびっくりしています。この新体制で届けられるのが凄く嬉しいです。新曲も全て曲調が違うので、みんなに楽しんでもらえると思ってますけど…「5曲ってこんなに大変なんだ」って思いました(笑)。1曲目のSEも新しいんです。

――全て新録となったレコーディングはいかがでしたか。

水野結愛 大変でした! でも、このタイミングで『Ange☆Reve』というタイトルでフルアルバムが出せたのが良かったです。新体制一発目なので、改めて頑張ろうという気持ちになれたんです。私は新曲大好きマンなので、嬉しい忙しさでした。また良いレパートリーが増えたし、充実した制作期間でした。

権田夏海 制作期間中はワクワクしてたし、このアルバムはグループ名がタイトルだから、名刺代わりになる作品にしたいと思っていたんです。だから選曲や衣装選びもメンバープロデュースみたいな感じで関わらせて頂きました。MVやジャケット写真の具合も全部満足いく仕上がりです。初めてのフルアルバムなので「ちょっと違うかな」と思う事が無いようにスタッフさんとも意思疎通を図って、「こうやりたい」という自分達の気持ちをちゃんと発信できるようになったんです。大変だったんですけど全然苦ではなかったです。

――メンバーの意思が全て反映されたベストな作品が出来たのですね。

権田夏海 意見がぶつかり合う時もあったんですけど、ちゃんと納得いくものが出来ました。

――原さんは加入約半年からのフルアルバムですが、どんな心境でしょうか。

原姫子 初めて自分がアイドルになって出すCDがこのフルアルバムというのが嬉しいけど、不安も大きいんです。実力面も体力面も「ついていけるかな」って。でも、いざ取り組み始めたら凄く楽しくて、忙しいけど充実した制作期間でした。このタイミングで新メンバーとして参加できて良かったなと思います。

――アルバムに対しての想いはみなさん一致していますね。このアルバムで特に思い入れが強い部分は?

佐々木璃花 リード曲「泣かないよ」は、今までにないくらい短い期間での制作だったんです。その中でより良いものを作るということは初めてのチャレンジでした。MVを撮るまでのレッスン時間も凄く短かかったり。それでも撮影の本番ではダンスの先生から「思った以上にちゃんとできていた」と言ってもらえて嬉しかったです。MVは今までになく、カメラ目線がほぼない感じなんです。目線があるのはダンスショットくらいで凄くレアなMVになっています。

――さりげないアプローチでいいですね。吉橋さんの思い入れが強い曲は?

吉橋亜理砂 「星空プラネタリウム」がおすすめ曲です。今回5人で録り直して今までと全く違った雰囲気になりました。今のメンバーの声だから届けられる曲をみなさんに楽しんで頂きたいです。冬にぴったりな曲だからライブでは冬しか歌わないし、夏とかにやってもあまり映えないんです(笑)。ファンの方々からもけっこう人気で、しっとりした曲だけど対バンライブでやっても喜んで頂ける曲です。それをこのメンバーで新しく録れたのが凄く嬉しいです。

吉橋亜理砂

――水野さん的に映えている曲は?

水野結愛 「セフィリア」は私達のコンセプトにぴったりで、天使の名前なんです。歌詞のなかにも<翼>と言う言葉が出てきたりとかするんです。歌詞の内容は、過去に色々とつらいことがあった天使がそれを乗り越えて今を生きて行くというストーリーなんです。歌詞からはそう読み取れて、「じゃあこの天使の過去に何があったのか」ということは書いていないんです。だからそれぞれが聴いたイメージの「セフィリア」で想像を膨らませてくれたら面白いかなと思います。

――セフィリアという天使の過去に何があったのでしょうか。

水野結愛 そこがポイントなんです。歌詞カードには載っていないんですけど、曲の途中で堕天使みたいな低い声で入っている英語のナレーションに曲のキーワードがあるんです。天使がどういう使命を持っているのかを言っています。聴き取りづらいと思うんですけどそこに注目してもらえたらなと思います。みんなの想像のなかで活きる曲になっていると思います。振り付けも天使の羽っぽくしているし、この曲が一番コンセプトに合った感じだし、どっぷりこの曲の世界観に浸ってほしいです。ライブで初披露した時に盛り上がってくれて嬉しかったです。

――曲中のナレーションに世界観を表す部分もあるのですね。権田さんの想い入れの強い曲は?

権田夏海 私はAnge☆Reveと言ったら「勇敢な恋のセレナーデ」だと思っていたんです。この初期の曲が個人的に好きというのがあって、それを今回改めて再録できて感慨深いです。グループの歴史が感じられるし、嬉しかったです。

――昨年加入の原さんは、まだ感慨深いという感じではない?

原姫子 そうですね(笑)。私は制作期間でMVも頑張ったというところで「泣かないよ」です。泣くシーンがあるんですけど、「はい、泣いてください」みたいな。最初に台本を見たときに「泣く」と書かれていて、本当に泣くとは思わなかったんです。実際にやってみたら本当に泣くんだなと思って驚きました。

――MVのシーンは本当に泣いているのですね。どんなことを思い浮かべて泣きましたか。

水野結愛 私はもともと涙腺がめちゃめちゃ強くて普段から全く泣かないんです。絶対泣けないよと思っていたんですけど、泣くシーンがあるから悲しい場面を想像したんです。私はお母さんがめっちゃ好きだから、「ある日お母さんが家に帰ってこなくて一生会えない」という妄想をしたら涙が出てきました(笑)。

原姫子 そのシーンを撮っているのを見ていて、そんなことを思っているとは全然思わなくて。めっちゃ綺麗に泣いてるから凄いって感動してたのに(笑)。

水野結愛 内心は「おか~さ〜ん!」だったからね(笑)。このインタビューが母に読まれると思うと恥ずかしい!

――喜ばれると思いますよ(笑)。

吉橋亜理砂 私は逆に涙腺が凄く弱くてすぐ泣けるんです。

――では、すぐに泣けた?

吉橋亜理砂 すぐでした!

佐々木璃花 サビ行く前に泣いてましたから。

権田夏海 Aメロくらいでもう泣いてたよね。

吉橋亜理砂 泣いたらサビ行ってました(笑)。

佐々木璃花 私は全く泣けませんでした。ガチで私はTwitterとかで流れてくる感動動画とかですぐ泣けるくらいなんですけど、何もないとやっぱり泣けなくて。

――確かに普通はそうですよね。

佐々木璃花 本当に自分は正直者だなと。MVでの私のシーンは<涙が出ないほど苦しくなった>という歌詞の部分だったので、全然泣かなくても大丈夫だなと思ったんです。でも最後にスタッフさんに目薬を渡されたんです。それで目薬をさして何回もやろうとしても、目が大きいから目薬を全部吸収しちゃって何だか申し訳なかったです(笑)。でも歌詞と上手くリンクしているから大丈夫です!

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